頭に乗って 再び騒ぐ ダメな犬2010年06月29日 19時43分44秒

つい先日に法事のため中国へ帰っていたG社長のお父さんが日本へ戻ってきたのだけど、数ヶ月ぶりに会う飼い犬のユウ君を随分と可愛がったらしい。
その可愛がられ方を何かと勘違いしたのか、ここ最近は無駄吠えも少なく大人しかったユウ君がやたらと騒ぐようになってしまった。
今日なんて両手で数え切れないほど騒がしくて、作業に追われている日だったら激高して蹴りの 1発でも見舞っていたのではないだろうか。
窓越しに注意をしても殆ど動じなくなっている事が何よりも腹立たしくて、頭に乗っていると痛い目を見るという自然の摂理を再び叩き込む必要性さえ感じられた。

以前から思っていた事だけどG社長のご両親は犬の可愛がり方を間違えている典型例で、歯止めを掛ける人が居なければ走り回れないほどに太らせてしまうタイプだろう。
犬にとっての幸せが何なのかと聞かれても、俺は人の心さえ満足に理解できないので分かるわけがないのだが、周囲から疎まれながら生きていく事は不幸に該当すると思って間違えないだろう。
そういった意味から犬の躾は家族や周囲とバランスを取りながら、犬が伸び伸びと生活するために必要な事だと思っている。

正直なところ現状ではユウ君が吠えれば、俺が怒気を込めた言葉で威圧する毎日が繰り返されていて、恐怖と隣り合わせの生活に幸せと感じているはずがない。
俺にしたって耳が痛くなるから仕方なく注意をしているわけで、好きで怒鳴っているわけでもないし、本音を言えば注意をする事さえ面倒臭いと思っている。
かといって、今更に躾をどうこうと言い出しても手遅れな年齢になっている上に、飼い主の意識改革からスタートしなければならないなど問題が山積みで考えるだけで疲れてしまう。

ここ最近は無駄吠えが治らないユウ君が自己中心的な性格の姉貴と良く似ているように感じられて、余計に憎たらしく思てしまう。
さすがにユウ君が疫病神と呼ばれるレベルまで存在を嫌悪する事は無いだろうけど、似たような雰囲気を醸し出している状況は面白くない。