根底へ 振れず触らず 茶番劇2014年10月30日 23時31分40秒

政治と金の問題は与党ばかりか野党へも飛び火して、揚げ足取りの様相を呈してきている。
こういう状況を見ていると実に馬鹿らしく思えてきて、何度も何度も同じ事を繰り返している政治家の学習能力の無さに呆れさせられる。

今回の野党議員に至っては単純な記載ミスだと視聴して、修正したので無罪放免であると自慢げに語っている姿を見ていると、何故にこんな非常識な考えの輩が政治家をやっているのかと悲しくなってくる。
ミスが発生する管理体制と、その誤りを指摘できなかった監査体制の不備という根本的な問題が放置されたままで、重大な欠陥を抱えたまま修正だけ行って何の意味があるのだろうか。
謝罪や修正は当然の行動であって何も褒められる行動ではなく、再発防止策を実行するまで至って初めて反省となるのだけど、政治家は上辺だけ取り繕って終わりにしようとする。
つまり、政治家は反省を知らない愚か者の集まりという結論へ達してしまい、悲しいやら情けないやら呆れて溜め息を漏らすしかできなくなる。

反省すらできない当事者もさることながら、反省になっていない事を指摘しない政治家やマスコミの対応が何よりも悲しくて、根本的な問題から目を逸らし続ける様は茶番劇にしか見えない。
下らない茶番が国会で行われているというのだからどうしようもない。