大通り 祭りのために 人の海2014年10月12日 23時05分02秒

今日も朝方に風邪と思われる気怠さが感じられて、湯冷めなどして無自覚に体を冷やしている可能性を考えながら起床するも、すぐに考えるのが面倒くさくなって脳内の反省会は早々に中断された。
風邪の気怠さと寒気は昨日と同様に朝食で体温を上げる事とで収まったけど、空模様が良くなかった事もあって出掛ける気力が湧かなくて自堕落に時間を過ごしてしまう。

昨日に怠けた仏前へ飾る花の買い出しへ午後から出掛けてきると、花屋のある大通りが祭り会場として歩行者天国に指定されており、文字通りに人で溢れていたから愕然としてしまった。
その状況を目の当たりにしてから昨日の内に仏前の花を買いへ行っておこうと考えていた理由が、台風の影響を心配しての事だけでなく、この祭りによって通行が困難になる状況を予想した故だったと思い出した。
台風の影響で中止になるかも知れないと不安がっていた参加者も多かったようで、流れる人を遠巻きに見ていると祭りにしても妙にテンションの高い人の姿が多くて、台風の話題を話す声も幾つか聞き取れた。

人混みを苦手とする俺にとっては苦行でしかないのだが、仏前の花は既に限界を迎えているので買わずに帰る選択肢は有り得ないので、思うように流れない人海の中を突き進んで花屋へ行ってきた。
人混みに入って進んだ距離は20mほどだったのでそんなに苦労しなかったけど、何処へ向かおうとしているのか分からない連中が多くて気苦労が絶えなかった。
強引に割っていく子連れの親がとにかく迷惑で、大人一人ならまだ避けられるけど、離れまいと必死に食らい付いていく子供が非常に危なっかしくて、ああいう行動が迷子を作るのだと何故に理解しないのかと呆れるばかりだった。
しかも、子供を親と同じ流れに乗せてやろうと気遣うと、状況を見ていない後ろの奴等が俺に突っ掛かってくるから困ったもので、これだから人混みは嫌いなのだとストレスを溜め込みながら歩いた。

花を購入して人混みからも脱出すると、周囲に誰も居ないという何の変哲もない空間が天国に思えて、自転車へ跨がると自由を噛み締めるかのように自然とペダルへ力が入り、全力疾走に近いレベルで疾走していた。
そんな調子のまま帰宅すると予想以上に汗を掻いていて、このまま放置するとまた風邪を悪化させると考えながらも、面倒くさがって放置してしまった。

母親の仏前に新しい花を飾った後、先日に通販で購入したサイクリングウェアの長袖ジャージが予想より大きすぎた事から返品する事となり、その手続きをそそくさと進めてさっさと発送してきた。
返品を行うのは今回が初めてなので、予定通りに返品できるのか否かに不安を感じて、返金が完了するまでサイズ違いを注文する気にならないという事情もあり、珍しくて積極的に行動していた。
何よりも長袖ジャージを必要とする季節が近付いているので、ちゃんと切られるサイズの防寒着を早々に揃えたいという願いもあった。