落ち葉で焚き火2007年12月07日 21時34分24秒

紅葉のシーズンも終わりに近づき始めた今日この頃、駐輪場から駅へ向かう途中の公園に落ち葉がだいぶ溜まってきた。
踏めばカサカサと乾いた音を立てるし、焼き芋なんぞをやるには良い状態になっている。

ただ一つ不安に感じるのは煙草の吸い殻が落ち葉の中から白い顔を覗かせているのを幾つも見つけられる事だ。
程々に乾燥も進んでいるし、不始末による引火なんて騒ぎにならない事を祈るばかりだ。

それにしても、枯れ葉を見ては「焼き芋」という単語が頭に浮かんで、それから暫く離れないというのは如何なものだろう。
季節の風物詩として思い浮かんでいるなら良いのだけど、俺の場合は少しばかり毛色が違ったりする。
実のところ焼き芋はあったら食べるけど、お金を出したり労力を掛けて作ってまで食べたいとは思わない。

つまり、落ち葉を燃やす事がメインで焼き芋はついでなんだ。
更に言ってしまうと、焼き芋という名目を掲げれば公然と落ち葉に火を付けられる事、それが重要なんだ。

俺が初めて落ち葉で焼き芋をやったのは小学校のイベントだったな。
通っていた小学校は国から緑の多い事で表彰されたくらいに木や花が植えられていて、大量の落ち葉を片付けるのに苦労していた。
そこで焼き芋大会と称して、児童と保護者一同に落ち葉集めと焼却の手伝いをさせる美味しい企画が行われていたわけだ。

普通のイベントならサボっている俺も人より少し火をイジるのが好きだったから焼き芋にだけは真面目に参加した。
ちょっとだけ他人よりも多く火遊びをした経験があってか、俺の班の焚き火は良く燃えていた。
それも近辺の班が合流してくるほど見事な火で、教職員に感心されたほどたっだ。

ちなみに火加減も絶妙だったようで、生焼けの芋はもちろん焦げている芋もなかったと記憶している。
そして、最後に全ての落ち葉を燃やすための種火として俺の作った焚き火が採用されたのも良く覚えている。

そんなわけで、久しくやっていない焚き火をやりたくて仕方がない今日この頃です。

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