[小説:P★RS 半裸さん日記] part152013年01月20日 20時46分35秒

第一話がこちらになります。
http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2012/09/17/6576628
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ロックキャノンから放たれた砲弾の閃光が収まると、半裸さんが両方の膝と手を床に付いた姿勢で倒れていました。
ディーナちゃんはディスプレイ越しに半裸さんの無事を確認すると、小さく安堵の溜め息を漏らしました。
その直後、フミさんにスポットライトが当てられて勝利が宣言されます。
ディスプレイの表示が消える同時に、半裸さんとワリトちゃんが玄関へ戻ってきました。

「今のがばとる!だよ。武器を持ち出しての戦闘だから、レベルが高くても貧乏だと勝てないのさ。」
半裸さんが苦笑しながら恥ずかしそうに頭を掻きながらリビングへ入ってきます。
「負けると分かり切っていながら戦う理由だけど、ボクは星人の争奪戦に興味がなくて、チケット集めのために参戦してるの。」
半裸さんは玄関のポストから回収してきたチケットをディーナちゃんへ手渡しました。
「集めると、勝負ガチャに呼ばれる福引きにチャレンジできるの。」
「その福引きのために、あんな事をしているのか?」
「レア設定だけど、強い武器や防具をもらえる事もあるってね。ボクにとっては高級品を手にする唯一のチャンスなのさ。」
ディーナちゃんは怪訝そうにチケットを見詰めていると、半裸さんがその頭を優しく撫でてきました。
頭を上げて半裸さんの顔へ目を向けると、先程の苦笑と打って変わって、すごく嬉しそうな笑顔となっています。
「な、なんだよ。」
ディーナちゃんが後ろへ半歩退きながら声を荒げます。
「ディーナちゃんが心配してくれて嬉しいな、と思ってね。」
「心配なんかしてない。」
ディーナちゃんは顔を赤らめながら、更に半歩さがって半裸さんの手を振り払います。
「照れるディーナちゃんが可愛いよ。」
半裸さんがハート型のオーラでも飛び出しそうな眼差しを飛ばすと、ディーナちゃんは背を向けて聞こえていない振りをします。
照れてムスッとしている顔を覗き込もうとする半裸さん、その視線から逃げるディーナちゃん。
そんな事を繰り返していると、ワリトちゃんが半裸さんの顔面に飛び付いてきました。

「えっと、ワリトちゃんがご要望なので、バトフレさんの所を巡ってくるから、少し待っていてね。」
半裸さんはそういうとワリトちゃんを顔面に貼り付けたまま玄関へ向かっていきます。
「バトフレさんは星人を賭けずにチケット目的でばとる!をやりあう友達のことね。」
「言わなくても、何となく想像できたよ。」
半裸さんが丁寧な説明に対して、ディーナちゃんがぶっきらぼうに答えます。
それもまた可愛い、と言いたげな視線を残して、半裸さんは再びばとる!の対戦へ向かっていきました。

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気が付けば 夢を全く 見ていない2013年01月20日 21時35分43秒

ここ最近になって、休日となれば昼近くまで寝ている事が多くなった。
通院日に寝坊して慌てる事も珍しくなくて、少し前までプチ不眠症で勝手に目覚めてしまい、強引に寝続けていたはずが何時の間にやら逆転している。
眠れないよりは寢過ぎる程度の方が良いのだろうけど、思い返してみると夢を見た覚えが全くなくて、ブログに付けたカテゴリ「夢の日記」が全く増えていない。
見た夢を全てブログの記事にしているわけでないけど、ここ1年ほどは記憶に残るほど印象深い夢を見ていない。

こういう状況を見ると睡眠時間こそ長くなっていても、熟睡できていないのではないかと不安に感じてしまう。
寝ていると言っても、体調不要が原因で気を失うのに近い状態で昏睡しているだけで、体を休めるという意味での睡眠ではないのではないか。
そんな不安を感じてしまうのも、元旦から食あたりで正月休みを潰されたり、睡眠時間が足りているはずなのに強烈な睡魔が襲ってきて、作業の中断や帰宅できないといった状況が続いている。
夕食を食べ終わった後に襲ってくる尋常ならず睡魔は、夢を見なくなった頃から発生している気もするし、体調の影響が出ていると考えるべきだろうか。

夢を見ることを単純に忘れている可能性もあるので、睡眠時に意識してみよう。
夢を見なくなった程度の事で、ここまで心配しなければならない身を恨めしく思うけれど、さすがに三十路を越えているのだから仕方ないのだろう。
元より長生きできるような体でもないのだし、一般的に衰えを感じる年齢ともなれば、多くの問題が発生するのも当然なのかも知れない。

雪が降る そんな予報が 出てやがる2013年01月21日 23時12分26秒

先週の火曜は都心としては珍しく10cm近い積雪を記録して、交通機関に大きな影響を及ぼしてくれた上に、日当たりの悪い場所は未だにアイスバーン状態となっている。
その雪でバスが時間通りに動いてくれなくて、先週は金曜日以外の3日間に自宅から最寄り駅まで歩く羽目となっていた。
おかげで鈍った身体に良い刺激となってくれた感もあるけど、通勤に要する時間が大幅に伸びてしまい、連日に遅刻ペースでの出勤となっていたのは面白くなかった。

そんな調子で雪に弱い地方の面倒から解放されるかと思った矢先、今日の深夜に掛けて再び雪が降る可能性があるとの天気予報が出された。
予想される積雪は1cmと前回に比べたら弱いのだけど、先週の雪が未だに凍りとなって残っている所へ積もるとなれば、アイスバーンが隠される上に滑りやすさが増すと予想される。
状況が良くないだけに多少の雪でも厄介な事となりそうで勘弁してほしいと思ってしまう。
その反面、長雨が降れば先週の残雪を一気に溶かしてくれるので、多少に体感温度が下がろうと危険度も低くなってくれるなら大歓迎だ。

雪にしろ雨にしろ、降り出す前に帰宅する方が都合が良いので、普段より早めに会社を出てきたのだけど、外気をすってみると雪も雨も降りそうな気がしなかった。
風が冷たかった事を考えると、雨雲がまだ届いていない事も考えられるけど、どちらにしても急ぎ足で帰宅する必要はなかったかも知れない。

電車の中を見回してみると、やたらとマスクを着けている人が多く見受けられる。
そういえば、インフルエンザが早くも流行し始めているとのニュースを小耳へ挟んだ気がする。
それに加えて、感染していると知りながら無理に出勤したり、完治する前に事故判断で動き始める輩が多いとのも言っていただろうか。
全く持って迷惑な話だ。

会社としても、他の社員がインフルエンザで休まれる方が迷惑だし、死に物狂いでも出社を求められるほどの人材なら、体調管理を誤って病欠するような馬鹿をするはずがない。
つまり、インフルエンザに感染した時点で1日も早い復帰を求められるほどに有能な人材でないと証明されているようなものだ。
そう思って、大人しく自宅で寝ていてくれと切実に願う。

現実と 夢の区別は つきますか?2013年01月22日 23時12分54秒

参加しているSNSの閉鎖まで1ヶ月を切っている現状において、未だに実感というか危機感のような感覚が芽生えてくれない。
少し前に日記で軽く愚痴っていた「良くない流れ」は、チラチラと見えていた批判的な意見が聞いたのか勢いが弱まって、最初の賛同していた人からも冷静な意見が見え始めて安堵している。

物事には然るべき順序が存在して、複数人が協力して事を成そうとする時は特に重要となる。
今回は大規模SNSの閉鎖に伴い、企業へ運営を譲渡しての存続も模索される一方で、幾つかの有志グループが移住先となるコミュニティを立ち上げるなどの動きを見せていた。
運営権を譲渡する件の最終決定は閉鎖予定の1ヶ月前となっており、閉鎖が確定してから動き出したのでは間に合わないとして、交渉中から動き始めていた次第だ。
これは運営委員会が示したガイドラインへ従う行動であり、交渉が破断する前提として活動していた訳ではなく、先人の教えに従った備えであって正当な手順となる。

俺が「良くない流れ」と表した件は、運営権譲渡の件が破断した直後に出された提案であり、簡単に言えば「こんなメリットのあるサイトを作るとして、有料でも参加しますか?」といった発言だった。
この発言者は知名度のある人だった事に加えて、発言の中で「拡散希望」といった文言が含まれていたので、爆発的な速度で広まって縁遠い存在だった俺の所まで流れてきた。

この流れが何故に良くないのか。
この発言は提案と呼ぶにも値しない夢物語だった事、拡散という伝言ゲームの家庭で誇張されていた事、何よりも有名人の発言だから間違えないと盲信している風潮があったからだ。
多くの人から意見が欲しかったのであれば、先入観のない状態で原文へ対して意見してもらえるようにするため、私見を挟まずにリンクのみ流布してもらえるよう配慮すべきだった。

他の有志グループが稼働させているSNSがあるにも関わらず、傘下に加わって活動するのではなく、新規に作り出そうとした事にも物事の順序に反する行いと言える。

何故に傘下へ加わるという発想がなかったのか。
恐らくは物足りなさを感じていて、共同で理想のコミュニティを生み出すのは難しいと判断したか、無意識に総考えてしまった結果なのだろう。
良くない流れを生んだ発言は実現性に関して何も考えておらず、やるかやらないかの判断基準を求めたアンケートであり、言っている内容は夢物語と呼ぶべき現実味のない言葉だ。
それに対して有志によって稼働しているSNSは現実であり、夢物語に比べたら見劣りするのは当然の事である。

夢物語で現実を否定する。
そういう流れを生み出す発言を、俺は良くない流れと呼ぶしかなかった。

さらにもう一つ、「やるかやらないか」について断りを入れながら、「できるかできないか」について、金があれば実現できると言わんばかりの雰囲気が漂っていたのも良くなかった。

何よりも発言が出されたタイミングが最悪だった。
有志SNSが移住先候補として用意されたサイトと公式に紹介される前に、件の夢物語が流布された事で、本来なら後出しとなるはずの言葉が筆頭候補のような位置に着いてしまった。
物事の順序へ従って準備されたSNSを出し抜くような行為、俺はそんな流れが作り出された事に嫌悪感を覚えた。

そんなこんなで心配や不安から心が乱れていたのだけど、事が沈静化へ向かっているようなので、心の底から安堵の溜め息を漏らしている。

初めての 顔に囲まれ 萎縮気味2013年01月23日 00時12分00秒

昨夜にちょっとした集まりの号令が掛けられて、勢いで参加の意志を示した事からオフ会への参加が決定した。
そんな事情もあって定時後に夕食の弁当を食べ終わると、普段なら処方薬の副作用へ備える時間を省いて、会社を慌ただしく飛び出てきた。
向かう先は秋葉原で会社からの移動時間が30分少々、下手をすれば副作用が現れ始める頃に現地到着となるため、意識を保っていられるか不安を旨に抱えながら移動している。
電車へ揺られながら気付いた事だけど、オフ会へ出るというのに服装も何もかも整っていなくて、会社を出る前に目立つ髭だけは引っこ抜いて綺麗にしたけど、服装を直せないので諦めて開き直ろうと覚悟を決めた。

秋葉原へ到着して、指定の店を探して慣れない夜道を歩いてみる。
店の明かりがあるおかげで夜盲症でもギリギリで歩けたけれど、地図で確かめた座標へ到達しているのに見つからなくて、右往左往と精神を削りながら彷徨ってみるも発見へ至らなかった。
20分ほど探しても辿り着けなくて申し訳ない気持ちを抱えながら、主賓となる人へメールで連絡を取って迎えに来てもらうという醜態を晒した。
探し求めた店は最初に立ち止まった場所の真横、言われて見なければ読めない小さな看板しか出ていなくて、夜盲症と視力の弱さが重なった状態だと自力での発見は不可能に思えた。
地図を確認してきたと言っても、大雑把な座標が分かっていれば看板で見つけられると思っていたので、詳細を記憶しなかった事も敗因の1つとなる。

そんな調子でどうにか会場入りすると、予想外の状況が待っていた。
俺が状況を把握していた時点での参加者は主賓を含めて3人だったのに、その場へ着いてみれば初見の方々が3人と、見知った人が2人しか居なくて軽く萎縮してしまった。
去年の年末に顔合わせしている参加者は俺より更に遅れて到着して、それと入れ違いに知っている人の1人が離脱する。
結局は知っている人より初めて会う人の方が多い状況が続いて、萎縮しながら会話に耳を傾ける程度の事しかできなかった。

最初は居酒屋、立ち食いの寿司屋と回って、最後にカラオケへ転々と移動していく。
寿司屋を出た辺りで初めて会った方の1人が離脱されて、殆ど会話できなかったと悔やみながらカラオケへと移動していく。

カラオケは俺にとって鬼門である上に喫煙者の方も居たので、かなり敷居が高く感じられたのだけど「やっぱ離脱します」とも言えず、折角に参加したのだからと無理を承知で突撃してきた。
おかげで少し馴染めた、ような気分を味わえた所で終電も近いからと解散となる。

帰りの電車は初めて顔を合わせた2人と同じ方角となり、追加で少し話をさせてもらえた。
そういえば、帰りの電車は山手線50周年の記念車両と巡り会って、何か良い事がありそうだと言いながら乗り込んだのだけど、久々に押し潰されながら電車へ揺られる体験をした。

寝不足で 弱ったところで 風邪を引く2013年01月24日 00時10分50秒

昨夜はオフ会から抜け出すタイミングを掴めずに、予定より1時間も遅れて終電間際の電車で帰宅する事となり、入浴や歯磨きなどの就寝準備と整えていたら深夜3時を回っていた。
そうなると朝6時に起床しているので睡眠3時間となり、眠気で重たい瞼を必死に持ち上げなら午前中を過ごしていた。
正午を回って昼時になると食欲よりも睡眠欲が勝っていて、弁当を広げているのに箸が進まなくて、30分ほど掛けて冷たくなった御飯を喉へ流し込んでいった。

午後から仮眠を取ったおかげで意識を保ちやすくなったけど、代わりに目の充血や寒気と言った症状が現れ始めて、嫌な予感がすると言っている間に体調が崩れていった。
症状は風邪なのだけど、睡眠不足で免疫力が下がった影響なのか急激に悪化してしまい、夕暮れ時を迎える頃になると意識が朦朧とする状態まで落ち込んでいた。
仕事は何とか乗り切ったのだけど、夕食後に耳鼻科の処方箋を服用した辺りから急激に眠気が増大して、起きているのかどうかもハッキリしない状態で体調が落ち着くまでPSO2で遊んでいた。

現状は優れない体調を引きずりながら帰宅を急いでいるのだけど、今更に空腹感を感じるという事態となっていて、追加のカロリーが必要となるほどに免疫活動が活発なのだと予想している。
電車へ乗り込んで温度が安定すると汗が滲むほど体温が上がっているし、風邪を治そうとしているらしい様子を見え隠れし始めた。
体温の上昇と共に気分が良くなっているまでは良いのだけど、この後に自宅まで寒空のしたで自転車を走らせるので、汗が冷えてしまいそうだと不安がっている。

今週の土曜はToda氏の自宅で宴会の予定が立っているので、何とか体調を整えたいと考えているのだけど、風邪が治っても体力までは復旧できそうもない気がする。

風邪のため 出勤するも 手が止まる2013年01月25日 22時36分12秒

昨日の風邪が今日までしっかりと残ってしまい、何度も仮眠しながら頑張ってみるも何もできないまま日が暮れていて、何のために出勤したのか分からないと呆れるしかなかった。
昨夜に帰宅した時点では峠を越えて回復へ向かっている印象だったのに、今朝は喉に痛みが出たりと症状が増えていて、回復するどころか増えているようにさえ感じられた。
寝起き間際は口の中が乾燥しているので、時間の経過と共に症状が軽くなるかと期待したけど、頭痛や熱っぽさが酷くなるばかりで回復するどころではなかった。

今日は本当に何のために会社へ行ったのか分からない状態で、当然のようにブログの記事となるような話が見つかるはずもない。
Androidウォークマンもタブレット端末としての活用が見えていないため、アプリを探しへ行くこともせずに放置している状態だし、SNSの方は悪い流れが完全に途絶えて安堵した時点から落ち着いている。
閉鎖するSNSに関しては避難所となるコミュニティが乱立している状態で、俺は関わった事のある人が立ち上げた所へ参加している。
そのSNSは開発途上で機能が不十分なのだけど、逆に今から作り上げていく事となるので要望の出し方で変わって行きそうなため、プログラマの立場で意見を出したりしながら過ごしている。

そんな調子でグダグダと生きている今日この頃、今日こそは早めに就寝して体調を整えたいところだ。

アンコウは ホタテに似てて 旨かった2013年01月26日 22時41分17秒

今日の午後からToda氏の自宅で宴会が予定されていて、昨日の風邪を引き摺っていては出席できないので、午前中は布団の中で体調を回復させる事へ専念していた。
朝7時に尿意から目覚めた時は軽い頭痛を感じていたけど、二度寝や三度寝を繰り返しながら正午まで寝ている間に回復して、13時の集合では一通りの症状が沈静化した状態で到着できた。

今回は海鮮鍋の予定となっており、宴会の参加者5人でぞろぞろと買い出しへ出掛けてみれば、鍋の美味しい真冬だけあって食材が豊富に揃っていて買い過ぎてしまった。
アンコウの切り身という変わり種まで売っていて、参加者全員が食べた経験がないとの事だったので購入して、酒を飲むのに肉も欲しいと言い出した事から水餃子なども買い込んだ。
こうなってくると何の鍋なのか分からなくなってくる訳だけど、毎度の事だけあって誰からも疑問の声が上がらなくなっている。

そんな調子で買い込んだ鍋を囲みながら宴会が始まって、まず最初にアンコウを鍋へ放り込んでみた。
煮えた所で食べてみると、予想したほどゼラチン質が少なめでプリプリとした食感が薄く、噛むほどに染み出してくる味わいの深さがあって美味しいのだけど、何かに良く似ている気がしてならなかった。
何に似ているのかと首を捻っている所に「ホタテのようだ」との声が聞こえて、喉元に掛かっていた支えが取れた気分で納得していた。

宴会は昼過ぎから夜までの長丁場だけあって、中弛みを挟みながら合計で3食ほど連続して行われるのが常となる。
今回は年始の忙しさで疲労を抱えた面子が多かった事もあり、全員が起きていた時間は全体の四半分にも満たなくて、誰かしらイビキを立てているという状況が続いていた。
俺自身も病み上がりの体調が途中でぶり返して、1時間ほどグダグダと寝ていた。

喰っちゃ寝の宴会は夜20時まで続いて解散となったが、外へ出てみると天気予報の通りに強烈な寒さとなっていた。
星が見えるほどの快晴だったようで、放射冷却による寒さと寒気の影響が折り重なって、息まで凍りそうな空気に身を丸めながらの帰宅となった。

症状は 何もないのに てんでダメ2013年01月27日 20時22分54秒

昨日に羽を伸ばしてリフレッシュしてきたはずなのに、今日は朝から頭が重たい上に思考の回転も悪くて、気力の湧かないままに時間ばかりが過ぎていった。
暖房を使い続けている影響で酸欠へ陥ることが珍しくないため、部屋を出てみたりしても一向に調子が戻らず、回復の見込みがないと諦め始めたところで、仏前に飾る花を買い換えようと考えていた事を思い出した。

時間が過ぎると義務感まで怠惰に押し流されそうな予感もしたので、そそくさと準備を整えて出掛けてきたまでは良かったのだけど、4km先の花屋へ到着した直後に財布を持ち忘れた事へ気付く醜態を晒す。
幸いにして入店する直前で気が付いたので、会計時に財布がないと慌てる最悪の事態こそ避けられたけれど、自宅へ向かって自転車を漕ぎ始めた時は心が荒んでいた気がする。
自室から財布を拾い上げて、自転車へ再び跨っただけ花屋を目指した根性は本日で唯一の褒められる行いだった気がする。

そんな迷走の末に帰宅すると17時を過ぎていて、焦りを感じながら執筆し始めるも途中でプロットが破綻しそうになり、挫折感に苛まれる羽目となってから立ち直れなかった。

恐らくは何らかの体調不良なのだろうけど、発熱や下痢と言った症状も見られず、至って健康と感じられるのに頭の回転率だけ異様に低い。
そんな状態から脱却できないまま、日が暮れてしまった。

思考から 錆が落ちずに 手が止まる2013年01月28日 00時29分26秒

今日も昨日に近い調子で頭の回転率だけが悪くなっていて、どうしたものかと戸惑っている間に日が暮れていた気分だ。
昨日に比べると体調の陰りが見え隠れしていて、出勤の途中に腹痛へ襲われたり、背筋に寒気を感じた事から着込んだはずのフリースが着込んだりと、数分だけ異様な暑苦しさを覚えたりしていた。
1つずつの症状は瞬間的なので立て続けに発症していなければ、記憶に留める事さえせずに見逃していたかも知れないのだけど、こうも連続すると同じ根源から派生する不調に思えてきた。

こんな不調の中にあっても仕事を放棄するわけに行かず、細かく休憩を挟みながら作業を進めていたのだけど、今日は少々に厄介な設計を行う必要があって、錆び付いた思考で考えるのは本当に辛かった。
設計の段階は後々の作業へも大きく響いてくるだけに、現状を正確に把握するだけでなく、先々に関しても色々な可能性を想定しておく必要もあって、何よりも悩まされる場面でもある。
その大変な作業を考える能力が錆び付いた状態で挑むのは苦行であり、それこそ椅子に座っているだけで体力が削られる気分だった。

設計作業と格闘している途中で別件の割り込みがあり、普段なら邪魔くさいと苛立ちを感じてしまう状況のはずだけど、今日は救いの手のように錯覚しながら逃げるように作業を切り替えていた。
俺が別件をやっている間に他の人が設計を済ませてくれる訳でもないので、朝三暮四で問題が先送りされただけと分かっていても、今日は設計作業から逃げられる事が嬉しくて仕方なかった。

今日は早めに帰宅して、睡眠時間を多めに確保してみるつもりで帰宅の途へ就いている。