思考から 錆が落ちずに 手が止まる2013年01月28日 00時29分26秒

今日も昨日に近い調子で頭の回転率だけが悪くなっていて、どうしたものかと戸惑っている間に日が暮れていた気分だ。
昨日に比べると体調の陰りが見え隠れしていて、出勤の途中に腹痛へ襲われたり、背筋に寒気を感じた事から着込んだはずのフリースが着込んだりと、数分だけ異様な暑苦しさを覚えたりしていた。
1つずつの症状は瞬間的なので立て続けに発症していなければ、記憶に留める事さえせずに見逃していたかも知れないのだけど、こうも連続すると同じ根源から派生する不調に思えてきた。

こんな不調の中にあっても仕事を放棄するわけに行かず、細かく休憩を挟みながら作業を進めていたのだけど、今日は少々に厄介な設計を行う必要があって、錆び付いた思考で考えるのは本当に辛かった。
設計の段階は後々の作業へも大きく響いてくるだけに、現状を正確に把握するだけでなく、先々に関しても色々な可能性を想定しておく必要もあって、何よりも悩まされる場面でもある。
その大変な作業を考える能力が錆び付いた状態で挑むのは苦行であり、それこそ椅子に座っているだけで体力が削られる気分だった。

設計作業と格闘している途中で別件の割り込みがあり、普段なら邪魔くさいと苛立ちを感じてしまう状況のはずだけど、今日は救いの手のように錯覚しながら逃げるように作業を切り替えていた。
俺が別件をやっている間に他の人が設計を済ませてくれる訳でもないので、朝三暮四で問題が先送りされただけと分かっていても、今日は設計作業から逃げられる事が嬉しくて仕方なかった。

今日は早めに帰宅して、睡眠時間を多めに確保してみるつもりで帰宅の途へ就いている。