アンコウは ホタテに似てて 旨かった2013年01月26日 22時41分17秒

今日の午後からToda氏の自宅で宴会が予定されていて、昨日の風邪を引き摺っていては出席できないので、午前中は布団の中で体調を回復させる事へ専念していた。
朝7時に尿意から目覚めた時は軽い頭痛を感じていたけど、二度寝や三度寝を繰り返しながら正午まで寝ている間に回復して、13時の集合では一通りの症状が沈静化した状態で到着できた。

今回は海鮮鍋の予定となっており、宴会の参加者5人でぞろぞろと買い出しへ出掛けてみれば、鍋の美味しい真冬だけあって食材が豊富に揃っていて買い過ぎてしまった。
アンコウの切り身という変わり種まで売っていて、参加者全員が食べた経験がないとの事だったので購入して、酒を飲むのに肉も欲しいと言い出した事から水餃子なども買い込んだ。
こうなってくると何の鍋なのか分からなくなってくる訳だけど、毎度の事だけあって誰からも疑問の声が上がらなくなっている。

そんな調子で買い込んだ鍋を囲みながら宴会が始まって、まず最初にアンコウを鍋へ放り込んでみた。
煮えた所で食べてみると、予想したほどゼラチン質が少なめでプリプリとした食感が薄く、噛むほどに染み出してくる味わいの深さがあって美味しいのだけど、何かに良く似ている気がしてならなかった。
何に似ているのかと首を捻っている所に「ホタテのようだ」との声が聞こえて、喉元に掛かっていた支えが取れた気分で納得していた。

宴会は昼過ぎから夜までの長丁場だけあって、中弛みを挟みながら合計で3食ほど連続して行われるのが常となる。
今回は年始の忙しさで疲労を抱えた面子が多かった事もあり、全員が起きていた時間は全体の四半分にも満たなくて、誰かしらイビキを立てているという状況が続いていた。
俺自身も病み上がりの体調が途中でぶり返して、1時間ほどグダグダと寝ていた。

喰っちゃ寝の宴会は夜20時まで続いて解散となったが、外へ出てみると天気予報の通りに強烈な寒さとなっていた。
星が見えるほどの快晴だったようで、放射冷却による寒さと寒気の影響が折り重なって、息まで凍りそうな空気に身を丸めながらの帰宅となった。