面倒と 放置してたら この様だ2012年08月01日 22時11分14秒

毎朝の出勤前に切れ痔予防のため軟膏薬を塗っている。
予防の意味で塗っているので、本来の用法が1日2回のところを朝だけにしていて、再発の気配が感じられた時だけ朝晩の合計2回へ戻している。

ここ最近は仕事の忙しさから生活リズムが狂っている影響で、時折に切れ痔の気配が感じられるようになっていて、用法通りの1日2回へ戻すべきかと思案していた。
正確には1週間から危機感を覚えていたのだけど、仕事に疲れて帰宅すると忘れがちとなってしまい、寝床へ入ってから思い出して面倒臭いと放棄するパターンを繰り返していた。

今朝になって1週間も放置した影響が痛みという格好で現れて、面倒臭がっていた事で厄介さが増したと後悔た。
今晩こそは本来の用法へ戻そうと決心しつつ、普段通りに朝の分として軟膏薬を患部へ塗り付けて、使用した指を消毒用ウェットティッシュで拭ってみると、白い生地が赤く染まったから驚いた。
指へ付着した鮮血が完全に落ちるまで4回も拭きが必要として、嫌な予感に冷や汗を流しながらティッシュを尻へ当ててみれば、当然のように赤く染まってきた。
ここ数日の暑さから尻も汗で湿っていたため、血に染まっていても全く違和感がなかったらしくて、臀部へ付着した鮮血はティッシュ3枚分にも及んでいた。

出血は一時的だったらしくて、気付いた時点では既に止まっていたけど失血した事は確かで、何らかの影響が出るかも知れないと覚悟して出勤した。
失血の影響と思われる症状は昼食後に軽度の貧血として現れて、完全に復帰することのないまま定時を迎えていた。
不調へ陥るだろうと予想して午前中に奮闘していたので、何とかのろまを達成できたけれど、今日中に回復しないと明日から遅れを蓄積する羽目となるので、今晩が重要な意味を持ちそうだ。

昼食後に症状が現れた原因だけど、消化のために胃袋へ血液が集中した結果でないかと考えている。
夕食後も少し貧血気味となっていた事から考えて、少なからず影響していると思って間違えなく、その辺の事情も考慮して行動しないと危ういかも知れない。

珍しく 同じ意見の 人が居た2012年08月02日 21時58分51秒

会社で環境音の代わりに流されているラジオ番組で、社会問題を取り上げて専門家に説明や意見を喋らせるコーナーがある。
時間が短い影響や司会者が今一つ理解していないなどあって、要領を得なかったり核心へ迫らないまま終わったりする事が多い。
そんなわけで基本的に聞き流していたのだけど、今日のイジメ問題へ対して呼ばれた専門家が実に良くて、久々に共感しながらコメントへ耳を傾けていた。

政府がイジメ問題へ対処するための委員会を発足させる事に対し、全くの無駄だと切り捨てた辺りは聞いていて気持ちよかった。
他にも現代にイジメが急増した要因について聞かれた時も、今までマスメディアが取り上げなかっただけで、イジメに類する行為は昔から存在したと言い切ったし、イジメを撲滅する事も不可能だとも発言していた。
俺も全くの同意見だったのだけど、こういうストレートな物言いをする人は何故かテレビに出てこなくて、不毛な議論ばかり行われていると冷め切った目で見ていた。
それだけに今回のように同意見を持った人が、メディアに乗って発言している姿が何とも嬉しく思えた。

イジメを撲滅するという崇高な目標は、世界平和の実現を目指すに等しい夢物語だと思う。
世界中の戦争がなくなり、裕福に充実した人生を万人が送れる世界でも実現する奇跡でも起きなければ、イジメがなくなるなんて目標は達成できないと考える。
そういう意見の人間から見れば、政府が作るイジメ対策委員会は実現不能な夢を議論する集まりで、現実を理解していない無能者の集団に思えるわけだ。

イジメは学校という箱庭の中に築かれた小さくも底の見えない子供社会に起きる戦争に等しい。
学校には教師も存在するけど、生徒が自由に動き回る時間の大半に大人の陰はない。
授業の準備や片付けに動き回っていたり、職員室へ籠もっていたりと理由も様々にあると思うけど、休み時間は常に子供の輪に混ざって過ごす教師はまず居ない。
つまり、教師は子供社会に認識されていても組み込まれておらず、言わば箱庭の外側から覗き込んでいるだけ観察者だ。

外側からの観察だけで内情を正確に把握する事は叶わない。
一方で子供達は教師達の社会を見ていて、巧みに紛争の火種を覆い隠して、観察者の目に触れない場所で内紛を繰り返していく。
そのために最悪の事態が起きるまで、教師は子供社会の戦争を認識することさえもできない。
さらに、教師は不祥事を世間へ知られたくないと隠蔽する傾向があり、子供等はその腐った大人の見栄を理解した上で利用する事で、イジメを陰湿にエスカレートさせていく。

俺はこういう具合にイジメが発生していると思うので、イジメ撲滅とは戦争を無くすに等しいと夢物語だと表現する。

昔の喧嘩のように大人の目へ触れる形で紛争が起きたなら、多少なり内情を伺い知る事もできただろうに、頭の悪いPTAが派手な動きを潰してしまった故に、子供社会の内情は更に分かりづらくなっている。
体罰も禁止された事で教師の権力が弱まった影響で、子供の中に支配階級が一段と強まって、イジメのエスカレートに拍車を掛けている可能性も考えられる。
最近にイジメが増えたという認識は上記の要因で引き起こされた「悪化」を、「増えた」と誤認している可能性もありそうな気がする。

PTAの無能者が余計な手を打った為に、事態が悪化させたのではないかと思ったりもする。

今回は 早めに治る 兆しあり2012年08月03日 23時08分30秒

切れ痔は水曜の出血を最後に沈静化していて、嫌な予感に冷や汗を流す場面こそあっても殲滅に染まる事態は起こっていない。
軟膏薬もしっかりと効いてくれて患部の腫れもひいてきたし、このまま大きく腸内リズムを崩さなければ冷や汗を流す事もなくなりそうだ。
仕事の忙しさで体力的に落ち込んでいる現状では、不安による心労と出血による貧血は業務効率へ大きく影響してくれるので、早々に回復してくれる事は実に有り難い。

それとは別の話となるのだけど、会社の置かれている桜色のトイレットペーパーは何時になったら使い終わるのだろうか。
G社長もあまり好きでない様子で早くなくなってほしいと言っていたけど、安いからと大量に買い込まれているそうで、半年が経過してもまだ使い切れていない。

G社長としては付いている香りが好きでないようだけど、俺としては桜色という色彩が切れ痔の鮮血を連想させられて、出血した直後だと心臓へ負担を感じる程に驚いた日もある。
濡れると色彩が色濃くなる事が何よりも恐ろしくて、暑さや疲労で頭の回転率が鈍っている状態だと、鮮血で染まっているのかと勘違いするような色となるから困ってしまう。
そんな事情もあって早くなくなってほしいと思うけど、無駄遣いするわけにも行かないから悩ましいところだ。

鈍痛で 何もするに ならなくて・・・2012年08月04日 19時44分33秒

外れてしまった銀歯の詰め物を先々週に作り替えてもらったのだが、その際に腐食が深く侵攻していると、熱い物が染みる症状が出るので注意するよう言われた。
新しい詰め物を入れる処置の時から痛みを感じて、嫌な予感がすると試しに熱い紅茶など飲んでみれば、飲んだ直後から少しだけ間をおいてから痛み出した。
これは正しく腐食が不覚まで侵攻している証と理解して、今週から再び歯医者への通院を再開する運びとなってしまった。

治療は新しく作ったばかりの詰め物を削り取る所から始まったのだが、この行程で既に鋭い痛みへ襲われる羽目となり、こんな事から最初から根幹治療をしてもらえば良かったと後悔した。
治療の手順は患部に薬剤を染み込ませるため、薬を詰めた状態で仮止めして1週間を過ごして、腐食部分を削り取ってから再び薬を入れ直すという行為を繰り返す。
最終的に痛みがなくなったところで神経を抜いて、改めて銀歯の詰め物をして終了となる見込みだ。

そんなわけで、今日が治療の初日となって薬を詰められたのだけど、薬が浸透しているらしく、じんわりとした鈍痛が続いている。
例えるなら、冷たい飲み物が歯に染みた後の痛みが消える直前の微かな痛み、それが消えずに延々と響き続けているような状態だった。
痛いという程に厳しくもないけれど、無視できる緩くもない感じで痛覚が刺激される状態が延々と続いている。

地味な痛みは何をするにも集中力を掻き乱してくれて、急に降り出した雨で窓を閉めた影響で室温が上昇。高温多湿の不快な空気の中で鈍痛に苦しめられた。
午前中は日陰が多くて過ごしやすかっただけに、午後からの急な雨と歯の痛みに邪魔されて何もできなくて悔しい。

[小説:闇に舞う者] part702012年08月05日 20時13分53秒

初めての方はこちらの記事からお読み下さい。
http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2010/09/20/5357805

ティティスはルワンが運命を左右される選択を迫る時、今回のような口調で問うてくる事を知っていた。
問われる側が十分な知識と経験を持っていると判断した時に行われ、一切の質問を受け付けずに選ばれる時を待ち続ける。
どんなに残酷な選択肢であっても、問われた側が泣きじゃくろうとも、ルワンは微動だにせず待ち続ける。
運命を捻り曲げる力を持つ者として、委ねられる選択は当人に任せるための行動だと理解もしている。
それでもなお、目の前に突き付けられた選択肢に困惑して頭の中が白一色で染め上げられた気分だった。

ティティスはパニック状態を自覚して、目を閉じてて大きく深呼吸を繰り返していく。
その様子をチェルニーが心配そうに覗き込み、ルワンは魔導具を差し出して無表情のまま選択の時を待っている。
普段なら不安げなチェルニーへ笑顔の一つでも見せて安心させる所だが、今は自分の事を考えるだけで精一杯でだった。

冷静さを取り戻す為の深呼吸を繰り返しながら、過去に小説『赤の書』で読んだ場面を思い出していた。
殆どの場面において、選択を突き付けられた者達は一瞬だけ戸惑ってから、迷いもなく返答していた。
その迷いがない凛々しい姿は多くの読者を魅了して、『赤の書』における大きな見せ場の一つとなっている。
そんな憧れの場面に立ちながら、狼狽えている自分の姿を想像した瞬間、あまりの情けなさに気分が一気に沈み込んだ。
そのおかげでパニック状態からの抜け出せた事は怪我の功名だが、あまり醜態に軽く泣きたくなる程の羞恥心を覚えた。

ティティスは外法魔導具に対して、人心を惑わし、厄災を引き起こす悪の魔導具といった印象を持っていた。
魔族に身を売るのと同様、人の肉体を捨て、魂の有り様を変える行為への嫌悪感に由来する印象であるとも自覚している。
ルワンもまた魂の有り様を変える行為を好んでいないはずなのに、外法魔導具を手にしている事へ疑問が湧き始めた。
ルワンが納得するような理由を持って外法魔導具へ身を落としたのであれば、拒絶反応をおこす事もなく受け入れられる気がした。

「知りたい」
ティティスの口から小さく言葉を漏れ出た。
言葉が耳を通して全身を巡り、意識が一点に集中していく感覚を覚える。
その言葉の響きが全身を巡り、見えないほどに細い糸で繋がれた魔導具へ伝わっていく。
淡い響きは魔導具へ飲み込まれ、何十倍もの大きく強い意志が津波のような勢いで押し返されてきた。
ティティスは魔導具からの返事を受け取った瞬間に驚き、その直後に曇っていた表情が笑顔へ変わっていた。
「外法魔導具ルアル・ソリテルを貰い受けるわ。」
ティティスが真っ直ぐにルワンを見据えながら宣言して、差し出された魔導具を受け取る。
ルワンはその様子を心なしか嬉しそうな表情で見詰めていた。
「これから宜しくね、ルアル。一緒にルワンの役に立ちましょうね。」

次へ
http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2012/08/26/6554862

雨が降り 涼しくなると 聞いたのに・・・2012年08月05日 20時20分55秒

今日は雨が降るので日差しが少なく、気温の低い日曜にとなると天気予報が言っていたはずなのに、朝から眩しく焼けるような日差しに焼かれて目覚めた。
昨日の雨は夜の内に何処かへ流されたらしく、今日は大きな雲が流れてきても夕立さえ降らず、強烈な日光が突き刺さってくる暑い日曜となっていた。

天気予報で涼しい天気と聞いていたので、趣味の領域での創作活動へ存分に打ち込めると思っていたのに、午前10時で既にPCを起動できない温度まで室温が上昇していた。
俺の創作活動はPCを起動している事が前提となるため、このままではエアコンを稼働させない限りは何もできない。
かといって、自宅では頑としてエアコンを使いたくないので、結局はPCをきどうしないまま、コミックを読んだりしながら過ごしていた。

最も室温が高くなる14時は暑苦しくて本を読むことさえ辛くなったので、昨日に行く予定を雨に邪魔されて行けなかった買い物へ出掛けてきた。
目的地は普段の通勤で利用している駅なのだけど、道中で寄り道をするために遠回りしながら行くコースを取っていた。
寄り道の先では欲しかった商品が見付からず、冷房の効いた店内で涼んでいる時間の方が長かった感じで、目的の半分も済ませられないままの帰宅となる。

外の猛暑に焼かれている時間で暑さのピークが過ぎてたらしく、風が出てきた事もあって自室が多少なり過ごしやすくなっていた。
それでもPCを稼働させようとは思えない室温だったので、のんびりと録画を消化しながら夕方まで過ごして、普段より少し遅れた時間から小説の執筆を開始した。
やや遅れ気味だったけど、比較的に書きやすいシーンだった事や頭の中で整理も付いていたので、何とか時間内に掲載できるまで書き上がって安堵している。

報道の 無責任さに 呆れるよ2012年08月06日 22時42分35秒

TBSテレビ(中国放送) 報道特集
「~知られざる『放射線影響研究所』の実態を初取材」について
http://www.rerf.or.jp/news/TBSRCCJ.html
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放射能影響研究所(以下、放影研)という機関があるのだけど、そこがTBSの中国放送が先日に全国放送した特別番組に対して、抗議文書を送付したというニュースを小耳に挟んだ。
俺も放影研の名前を初めて聞いたのだけど、調べてみると長崎・広島の原爆被害者を調査している機関で、世界で唯一の原爆被害国として多くの情報を世界へ届けているようだ。

放射能による癌リスクに関する情報は様々な国際機関で評価されており、癌治療の最前線でも活用される有益なデータを出しているそうだ。
つまり、癌治療の基盤を支える一柱とも呼ぶべき功績を持つ研究機関であり、7年前に癌の闘病生活の末に他界した母の恩人とも言える存在となる。
そういう発想へ至ると、TBSがどのような内容の放送を行って、抗議文書を送付される事となったのか興味が湧いてくる。

俺は問題の放送を見ていないので詳細を知らないけれど、「初取材で放影研の研究が被爆者のために行われていない事が判明した」という内容だったそうだ。
そう結論付ける根拠として、放影研の調査に内部被爆が含まれていなくて、福島原発事故による被爆者へ有用な情報を提示していない事を出している。
ここで大きな間違えが幾つかあって、1つ目は放影研の研究対象が主に長崎・広島の原爆被爆者であり、原爆と原発事故が全く異なる事象である事を誤解している。
更に放影研の抗議文書へ目を通してみれば、内部被爆に関する調査は古くから行われていて、世界的に認められる成果・功績も出しているそうだ。

原爆は大量の放射性物質を撒き散らすのでなく、原子力という膨大なエネルギーによって生み出された熱線を用いて、辺り一面を焼き払う爆発力を生み出す仕組みとなっている。
つまり、降り注いだ放射性物質の量は少なくて、内部被爆という症例が幾つも報告されるような性質にない。
原発事故は放射性物質が流出した事が被害の長期化を生んでおり、逆に爆発という事態を避けられたから原形を留めている。
原爆が投下された当初、放射能に対する知識も経験もない現場において、数少ない内部被爆の調査を行う準備も必要もなかったわけで、古い資料に内部被爆の調査結果が不足して当然のことだ。

TBSは「初取材」とサブタイトルへ銘打っているのに、抗議文を送付される事態となっている事から考えて、取材と呼ばれる行為が行われていないだろう事が明白なことだ。
このような嘘や虚言をさも真実かのように放送する無責任が腹立たしい。

夏休み 妬みながらの 帰り道2012年08月07日 22時34分08秒

世間では夏休みや盆休みなんて単語が聞こえているけれど、俺の会社はカレンダー通りにしか休まないので、まとまった休暇は特に用意されていない。
この時期になると取引先から何日に休むのかと聞かれるけれど、先方の都合に合わせるとか社員の誰かが常に出勤している事にしている。
別団に休暇を設けていないと伝えても良いのだけど、これ見よがしに大きな注文を付けられた挙げ句に、不明点を問い合わせようにも、先方が休みで連絡が取れないなんて状況は面白くない。
そう言った状況を未然に防ぐ意味も含めて、休暇の取らない事を明確に伝えないでいるわけだ。

そんなわけで世間の学生諸君が夏期休暇を謳歌している最中、平常営業で業務へ当たって普段よりも気疲れしている今日この頃、帰りの電車で大学生と思しき女性がだらしのない格好で眠りこけていた。
帰りの電車で座席へ座ったが最後、遊び疲れた体は睡魔へ抵抗する術を持たずに眠ったのだろう。
その寝姿は小学校低学年の子供が居眠りする様に似ていて、頭の中身は子供のままで図体ばかり大きくなったのでないかと思わせる。
夏休みのない社会人の妬みも含めて、ただでさえ勉強しない学生に夏休みが必要なのかと考えてしまう。

夏休みと言えば、もう何年も親戚の子供等と遊びに行っていなくて、それと同時に海水浴もしていない事を思い出して、少しばかり寂しさが込み上げてきた。
特別に泳ぐのが好きなわけでもなければ、海に思い入れを持っているわけでもないけれど、子供の頃は夏休みになると母方の実家へ帰省して、車で海水浴場へ行ったものだ。
そういった思い出も随分と古い記憶になった事を思うと、他界した母親や祖母の事を思い出して懐かしさから転じた寂しさが湧いてきた。

こういう心境になるとプールでも良いから泳いでこようとか思うけど、男が独りで賑やかな場所へ出向いても空しさしか残らないので、何処か川遊びのできる場所を目指したサイクリングを考えよう。
もっとも体力も時間もないので実行できるかどうか不明だけど、夏を自室の猛暑でしか退官しないというのも面白くないので、計画するだけでもしてみよう。

頼むから 夢なら覚めろ 今すぐに・・・2012年08月08日 23時13分34秒

昨夜は久々に熱帯夜から解放されたまでは良かったけど、気温の下がり具合が予想を遙かに超えていたので、朝から風邪っぽさを感じながらの出勤となる。
通勤電車で冷風に汗が冷やされて凍えた事が引き金となり、会社へ到着した辺りから風邪の症状が出始めてしまい、業務へ大きな影響を及ぼす最悪の事態となった。

症状は熱っぽさから派生する眠気と気怠さに集中して、集中力や思考能力を著しく低下させてくれた。
午前中はメンテナンス作業だったので、頭を使わずに手順通り操作していくだけで、普段よりも念入りに確認を行う事で無事に乗り切れた。
しかし、午後は設計が主題となる作業だった事もあって、集中力も思考能力も欠落した状態で眠気へ逆らえるはずもなく、倒れ込んでいる間に定時を迎えた感じで時間が過ぎてしまい、殆ど何も作業していない状況だった。

体調不良に加えて、ショッキングな出来事で精神的に落ち込んでいた影響も大きい。
何があったのかというと、1年半前のサービス開始から連続ログイン記録を途切れさせず、遊び続けているニコアプリ「ぷちっと★ロックシューター」(以下、P★RS)に関して、9月12日にサービスを終了するとのアナウンスが流れた。
今日まで500日以上の長きに渡って、傍らに居続けたゲームの終演はあまりにショッキングで、イベントの参加者が減ったりと嫌な予感がしていたと言っても、現実に終焉を知らされると悲しさや寂しさが込み上げてくる。

P★RSは過去に取り上げた「陣取り合戦イベント」の行われたゲームであり、本来のゲーム性と異なるイベントに苦心した事もあるけど、多くのプレイヤーと協力した経験は本当に貴重な体験だった。
意図せずに作戦の陣頭指揮を執る羽目となったり、重圧に顔面蒼白となりながら戦況を見守り、その果てに敗れても「このチームで良かった。次も同じメンツになりたい」と言ってもらえて、柄にもなく感涙を流したりもした。

辛かったし苦しかったけど、今となっては素晴らしい思い出として心に刻まれているP★RSが終わってしまう。
そう考えると心へぽっかりと穴が開いた気分で、気合いを入れようにも力が入らなくて、体調不良の波に飲み込まれてしまった。
まだ1ヶ月ほど遊べるので、最後の瞬間までP★RSを楽しむつもりだけど、もう会えなくなると思うほどに心が締め付けられるように苦しくなる。

永遠に続くものは無いと分かっているけど、今回の終焉は安定した収入源のコンプガチャが廃止された事へ起因する気がして、納得できないと苛立ちを再燃してしまう。
コンプガチャに関しては、子供にクレジットカードを使わせた馬鹿な親と、自己管理もできないまま異常な金額を注ぎ込んだ愚か者、問題点の殆どはシステムよりも利用者にあった。
そんな馬鹿共の愚行が俺のライフワークの一幕を削り取った事になり、悲しくて悔しくて負の感情ばかりが吹き出してしまう。

P★RSの運営側にオフラインコンテンツとしての配信を要望したけど、聞き届けられないと分かっていてもメールを出さずに居られなかった。
この気持ちは分からない人の方が多いと思うけれど、俺としてはそれくらい生活の一部と化しているゲームだった。

最後まで 隣にいると ただ嘆く2012年08月09日 21時48分17秒

サービス終了が決まっても「はい、そうですか」と切り捨てるわけもなく、今日も変わらずにニコアプリ「ぷちっと★ロックシューター(以下、P★RS)」を起動して、いつも通りのペースでのんびりと愛でながら遊んでいた。
P★RSは基本的にプレイヤー同士でのコミュニケーション手段がなくて、特定のアクションを受ける際に表示されるコメントを編集する事しかできない。
そんな数少ない意思表示の場であるコメントを見てみると、その多くがサービス終了の事へ触れていて悲しんでおり、俺と同様にP★RSを愛して親しんでいるプレイヤーの多さに感動した。
サービス終了の告知が出た同時に投げ出さず、最後の瞬間まで付き合うとのコメントが多くて、何故に終わってしまうのかと、悪い夢なら覚めてくれと叫びたくなってくる。

P★RSに関する事で気持ちの沈んでいても、前日に風邪と意気消沈で作業ができなかった分は頑張らねばならず、回復し切れていない体へ鞭を打つような気分で踏ん張った。
仕事が辛いと感じればP★RSを弄くって息抜きしたりするのに、普段なら肩の力が抜けるはずの場面で悲しさに捕らわれてしまい、どうにも調子を取り戻せないと悩みながら作業していた。
ただの惰性で遊ぶようなミニゲームの類なのに、俺の生活へどれほど染み着いているかと改めて思い知らせれつつ、最後の瞬間まで精一杯に遊んでやろうと決意した。

今までに幾つもオンラインゲームの終焉を見てきたけれど、P★RSほど暇さえあれば起動し続けたゲームは他になくて、それ故に寂しさが大きいらしい。
運営へ要望として出したオフラインコンテンツ化を実現してほしくて、データ類を譲り受けられるなら自作しても構わないとさえ思い始めている。
我ながらニコアプリ1つに対して、ここまで思い入れを抱く事になるなんて思ってもみなくて、自分の事ながらに驚きっぱなしだ。