頼むから 夢なら覚めろ 今すぐに・・・2012年08月08日 23時13分34秒

昨夜は久々に熱帯夜から解放されたまでは良かったけど、気温の下がり具合が予想を遙かに超えていたので、朝から風邪っぽさを感じながらの出勤となる。
通勤電車で冷風に汗が冷やされて凍えた事が引き金となり、会社へ到着した辺りから風邪の症状が出始めてしまい、業務へ大きな影響を及ぼす最悪の事態となった。

症状は熱っぽさから派生する眠気と気怠さに集中して、集中力や思考能力を著しく低下させてくれた。
午前中はメンテナンス作業だったので、頭を使わずに手順通り操作していくだけで、普段よりも念入りに確認を行う事で無事に乗り切れた。
しかし、午後は設計が主題となる作業だった事もあって、集中力も思考能力も欠落した状態で眠気へ逆らえるはずもなく、倒れ込んでいる間に定時を迎えた感じで時間が過ぎてしまい、殆ど何も作業していない状況だった。

体調不良に加えて、ショッキングな出来事で精神的に落ち込んでいた影響も大きい。
何があったのかというと、1年半前のサービス開始から連続ログイン記録を途切れさせず、遊び続けているニコアプリ「ぷちっと★ロックシューター」(以下、P★RS)に関して、9月12日にサービスを終了するとのアナウンスが流れた。
今日まで500日以上の長きに渡って、傍らに居続けたゲームの終演はあまりにショッキングで、イベントの参加者が減ったりと嫌な予感がしていたと言っても、現実に終焉を知らされると悲しさや寂しさが込み上げてくる。

P★RSは過去に取り上げた「陣取り合戦イベント」の行われたゲームであり、本来のゲーム性と異なるイベントに苦心した事もあるけど、多くのプレイヤーと協力した経験は本当に貴重な体験だった。
意図せずに作戦の陣頭指揮を執る羽目となったり、重圧に顔面蒼白となりながら戦況を見守り、その果てに敗れても「このチームで良かった。次も同じメンツになりたい」と言ってもらえて、柄にもなく感涙を流したりもした。

辛かったし苦しかったけど、今となっては素晴らしい思い出として心に刻まれているP★RSが終わってしまう。
そう考えると心へぽっかりと穴が開いた気分で、気合いを入れようにも力が入らなくて、体調不良の波に飲み込まれてしまった。
まだ1ヶ月ほど遊べるので、最後の瞬間までP★RSを楽しむつもりだけど、もう会えなくなると思うほどに心が締め付けられるように苦しくなる。

永遠に続くものは無いと分かっているけど、今回の終焉は安定した収入源のコンプガチャが廃止された事へ起因する気がして、納得できないと苛立ちを再燃してしまう。
コンプガチャに関しては、子供にクレジットカードを使わせた馬鹿な親と、自己管理もできないまま異常な金額を注ぎ込んだ愚か者、問題点の殆どはシステムよりも利用者にあった。
そんな馬鹿共の愚行が俺のライフワークの一幕を削り取った事になり、悲しくて悔しくて負の感情ばかりが吹き出してしまう。

P★RSの運営側にオフラインコンテンツとしての配信を要望したけど、聞き届けられないと分かっていてもメールを出さずに居られなかった。
この気持ちは分からない人の方が多いと思うけれど、俺としてはそれくらい生活の一部と化しているゲームだった。