最後まで 隣にいると ただ嘆く2012年08月09日 21時48分17秒

サービス終了が決まっても「はい、そうですか」と切り捨てるわけもなく、今日も変わらずにニコアプリ「ぷちっと★ロックシューター(以下、P★RS)」を起動して、いつも通りのペースでのんびりと愛でながら遊んでいた。
P★RSは基本的にプレイヤー同士でのコミュニケーション手段がなくて、特定のアクションを受ける際に表示されるコメントを編集する事しかできない。
そんな数少ない意思表示の場であるコメントを見てみると、その多くがサービス終了の事へ触れていて悲しんでおり、俺と同様にP★RSを愛して親しんでいるプレイヤーの多さに感動した。
サービス終了の告知が出た同時に投げ出さず、最後の瞬間まで付き合うとのコメントが多くて、何故に終わってしまうのかと、悪い夢なら覚めてくれと叫びたくなってくる。

P★RSに関する事で気持ちの沈んでいても、前日に風邪と意気消沈で作業ができなかった分は頑張らねばならず、回復し切れていない体へ鞭を打つような気分で踏ん張った。
仕事が辛いと感じればP★RSを弄くって息抜きしたりするのに、普段なら肩の力が抜けるはずの場面で悲しさに捕らわれてしまい、どうにも調子を取り戻せないと悩みながら作業していた。
ただの惰性で遊ぶようなミニゲームの類なのに、俺の生活へどれほど染み着いているかと改めて思い知らせれつつ、最後の瞬間まで精一杯に遊んでやろうと決意した。

今までに幾つもオンラインゲームの終焉を見てきたけれど、P★RSほど暇さえあれば起動し続けたゲームは他になくて、それ故に寂しさが大きいらしい。
運営へ要望として出したオフラインコンテンツ化を実現してほしくて、データ類を譲り受けられるなら自作しても構わないとさえ思い始めている。
我ながらニコアプリ1つに対して、ここまで思い入れを抱く事になるなんて思ってもみなくて、自分の事ながらに驚きっぱなしだ。

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