寒い中 雨具も無しに 突っ走る2018年12月11日 23時16分46秒

今日は夜になると雨が降り出すとの予報だったので、降り始める前に帰宅しようと計画していたのだが、夕食の弁当を待つ内に降り出していて出鼻を挫かれた。
それでも会社を出た時は傘の必要がない小雨だったので、多少に濡れる程度で済むだろうと楽観視していたら、自宅の最寄り駅へ到着した時に聞こえてきた雨音に愕然とした。

雨粒の数としては会社の方と変わらないのに大きさが3倍ほどに膨れ上がっていて、雨具を使わないと上着が浸水被害に遭いそうな雨量だった。
デニム生地のズボンまで浸水するほどでないけれど、ポンチョや傘を持っているなら使用して帰ると即断するところだが、雨具の類いを持ってきていないので濡れて突っ切る他になかった。
昨日の帰り道に冷たい夜風を受けながら、雨の降っていない事が不幸中の幸いだと言いながら想像していた酷い状況を、そのまま体現する羽目となった。

今日の帰り道は悴んできて薄れた感覚を強引に回復させつつ、どうにか無事に帰宅する事だけを考えての強行軍となった。
寒いといっても体の芯から冷えるほどの強烈な冷気でなかったため、血の巡りを強制してやるだけでも悴んだ指先に感覚が戻ってきた。
真冬のように冷えると血液の熱量も下がって脇の下へ挟んでも温まらないのだが、今日は手首を軸に手を振り回して指先に血液を集めるだけで十分だった。

何だかんだと言いながら、寒さへの対応策をしっかりと覚えているので事なきを得たけれど、雨具をしっかりと持っていく癖を付けないと危なそうだ。