あまりにも 浅い感想 不愉快だ2018年12月20日 23時56分50秒

今朝のニュース番組で自動車メーカーが赤ん坊を泣き止ませる玩具として、エンジン音を鳴らすぬいぐるみを発売しているという話題が取り上げられていた。
解説によると車へ乗せると赤ん坊が泣き止むとの噂話を元に調査してみると、胎児が母親の胎内で聞いているのと近しい周波数のエンジン音が存在しており、その音を聞かせる事で落ち着かせる効果が見込めるとの事だった。

この商品に関して、俺は面白いと思って好感的に聞いていたのだが、コメンテーターとして出演していた女性が正論のようで的外れな感想を述べて、こんなにも発想力に欠ける人物が情報番組で語っているのかと呆れさせられた。
その一言のせいで面白い話を聞けたと喜んでいた感情が一気に冷え切って、商品へ対する好感が下がるまでいかないまでも嫌な思い出と結び付いてしまい、不快感を抱く羽目となっている。

女性コメンテーターの不愉快な感想とは「似た周波数のエンジンを聞かせるよりも体内の音を直に録音した方が早い」という趣旨の事を小馬鹿にするような口調で発言していた。
例えばs、車嫌いの赤ん坊が件のぬいぐるみで見事に泣き止んだとすれば、その音を出すエンジンが積まれた車にも興味を抱いてくれる可能性が高い。
普通の車なら嫌がるけれど、特定のエンジンを積んだ車なら泣かずに乗っていてくれるとなれば、子を持つ親からすれば大きなメリットとして買い換えも検討するだろう。
こういう流れの試金石として、件の玩具を提供する発想はビジネスチャンスの発掘となっていて、そういう部分も含めて非常に面白い話題だと感じられた。

それをしたり顔で赤ん坊の落ち着く音があるのなら、そのものを聞かせればよいと自動車メーカーへ対して言うのだから、何と発想力の乏しい愚か者なのかと呆れるばかりだ。
体内の音を直接に録音した商品であれば、自動車メーカーから出す必要性など微塵もないわけで、それこそ一般的な玩具メーカーに言えばよいだけだ。
何故に自動車メーカーなのか、そこから広がるビジネスチャンスに全く考えの回らない浅はかな考えしかできない輩が、あたかも知識人であるかのような顔をしてテレビに出ている。
これがどれほど不愉快な事なのか、本人は知りもしないのだろう。