余波なのに 雨風強く 引き籠もり2014年08月10日 23時22分36秒

昨日の深夜から四国や近畿で猛威を振るっている台風の影響により、強烈な雨風が襲ってくる時間帯が断続的に発生していた。
雨の降り方としては、先日に会社で体験したホースの放水を連想させる突発的でかつ短期的に雨風が強まる感じで、気象情報を見てみれば南から北へ延びるサーフボードのような雨雲が幾つも通過していっていた。
今回の奇妙な降り方もその気象情報をみれば納得できるのだけど、南から北へ綺麗な直線を描いて消えていく雨具を見ていると、風向きが全くぶれていない事に驚かされた。
それだけ台風の影響力が強かったのか、それとも吹いているべき偏西風が形を潜めている故なのか、台風の進路や速度を考えても異常さが浮き彫りになってくる。

今回の台風は四国や近畿を直撃してから、最終的に北へ進路をとって大陸へ流れていくらしいが、近畿地方を縦断するようなコースは初めて見たような気がする。
しかも、移動速度は時速15km/hと歩行者と同じような低速となっており、強烈な雨を局地的に降らせ続ける質の悪い台風となっていた。
例年の1年間で降る雨量さえ超える雨が降った場所も聞くし、台風の過ぎ去った後も土砂崩れなどの報告が重なりそうな予感もする。

そんな凄まじい天候の中でも、高い波を求めるサーファーの1人が高波の飲まれたとの報道があったり、何を考えているのか良く分からない愚か者がいるから困ってしまう。
こういった自業自得の時刻で死傷者が出ようと興味すらないのだが、こういった話が報道される度に、父親の口から何度も聞いた言葉を聞く羽目となるので迷惑な事この上ない。
救助隊が自業自得な事故者の為に出動する事例は税金の無駄遣いでないのかと言いたいようだが、自業自得かそうでないかの判断を誰が下すのかなど全く考えていないので、聞いているだけで苛立ってくる。