立つ雲に 心を擦って 通勤へ2018年07月09日 22時38分59秒

今日は大気の状態が不安定な蒸し暑い日となっていて、空模様を気にしながらの通勤となったのだけど、雨に降られることもなく出勤できた。
しかし、空模様は安定している様子でない事から気の掛かる道中だった。

地元は雲の立ち方を見る限りに道中の雨へ警戒する必要がなさそうで、暑いとぼやきながら自転車を走らせてきた。
会社の最寄り駅へ到着すると、かなりの湿気が籠もった空気に背の高い雲まで見えたので、傘を持たずに来た事は失敗だったかと焦った。
しかし、雲の高さに対する風の弱さから考えて歩いている間に降り出す事はないと判断した。
それでもかなりの大きさを誇る雲に見下ろされると、嫌な気分になって早足となりがちだった。

会社へ到着してG社長に聞くと朝方に雷雨があったらしくて、俺の見た背の高い雲はその雷雨の残り香のような物だったようだ。
会社まで僅かな距離まで来ると、生暖かさの中にひんやりとした風が流れてきて、その感段差は雷雨の元と成りかねないと緊張したが、それも残り香だったらしい。
結果的に取り越し苦労だったのだけど、大気の状態が不安定と聞いていた事もあって、通勤だけでも体力を食い潰された気分だ。

九州や四国で水害が起きていた事もあって、少しばかり警戒心が強まりすぎていたのかも知れない。