溜め息も 凍る寒さの 帰り道2008年12月26日 21時54分54秒

今日は仕事納めの日だったのだけど空が薄暗くなった16時頃から体調が崩れ始めて、風邪と思われる症状に悩まされた。
特に鼻の詰まり方が尋常じゃなくて完全に鼻呼吸ができない状態へ陥ってしまった。
それとズボンが凍ってしまったような錯覚を感じさせる寒気が周期的に足下から這い上がってきて、その都度に体調が悪化していった。

こんな日は早々に帰って休みたいところなのだが中途半端な時間にクライアントから素材が届いて内容確認と分別に追われる事になってしまった。
しかも、作業途中に行われた掃除で電源タップを引っ張ったらしくコンセントが抜けてしまって、唐突に画面が真っ暗になってしまう。
その事件の影響で作業ファイルが 1時間くらい巻き戻ってしまって残業の延長が確定された。

仕事納めの日にも関わらず体調不良に陥ってしまったり、PCの電源が落ちたりと踏んだり蹴ったりだ。
しかも、最初に残業する羽目となった素材の分類で 3つの画像が欠損している事が判明してしまう。
その報告をG社長に行って帰るつもりだったのだが、生憎と30分にも及ぶ打ち合わせの電話の真っ最中で報告する暇がなかった。
G社長の電話が終わるまで作業をしながら待つこと20分、ようやっと帰り支度を始めることができた。

体調不良でフラフラとしている時でも金曜の寄り道は休まず、風邪で震える体を寒さに晒しながら買い物を楽しんできた。
戦利品の詰まった鞄が体調不良で衰弱気味の体に食い込むような重たさとなっていたけれど、やはり苦痛に感じる事はないのだから不思議なものだ。
やはり趣味というのは大切なんだと再認識しつつ、そそくさと池袋を後にした。

帰りの電車は普段よりも 1時間も遅い電車になってしまったが待ち時間もなく乗り込むことができてホッとしたのも束の間、背後から酷く酒臭い息が流れてきた。
年末の遅い電車だから覚悟はしていたけれど想定範囲を遙かに越える匂いで本当に鼻が曲がるかと思った。
普通に呼吸しているだけで鼻が曲がるほどの悪臭だというのに、独り言を出したり歌い出したりするから質が悪い。
荷物がなければ早々に逃げ出しているところなのだけど、最悪なことに身動きも取れない混雑でどうしようもなかった。

本当に踏んだり蹴ったりな一日だ。