空腹を 堪えた末に 悪夢あり2008年12月18日 22時28分30秒

昨夜の夕飯は野菜と水餃子のスープやおでんといった水分の多い目乳ばかりで弁当へ入れるおかずに困ってしまった。
夏場でないから水気が多くても腐る心配はないけれど、水分量が多い料理は見掛けに対して実質量が少ないから弁当には不向きだ。

普通の食事であるなら数回に分けて皿へ盛ることで量を食べる事ができるけれど、弁当になると入れる寮が限られてしまう。
そうなると目一杯に詰め込んでも大半が水分担ってしまって、腹を満たせるかどうか不安になってくる。

腹持ち悪さという致命的な不安はあったのだけど、弁当のために 1から料理を作るのが面倒くさくて、昨夜の夕飯から弁当を作って持っていた。
そして、今日の昼飯に問題の弁当を食べたのだけど当然のように腹持ちが悪くて、定時の 2時間ほど前から空腹が襲ってきて大変だった。
腹持ちの悪さを懸念していたから空腹そのもので苦しかった訳ではなくて、妙なテンションの上がり方をしてしまって自制するのに苦労した感じだった。

今日の帰り道は買い食いの衝動を抑え込んだり、行き過ぎた空腹が引き起こす腹痛に耐えたりと忙しかった。
特に電車を乗り換える際にパン屋や立ち食いそばの香りが漂う地帯を通過する時は息を止めていこうかと思ったほどだ。
残念ながら危険地帯と意識するあまりに問題の場所へ近付いただけで腹が反応してしまったから意味がなかった。

そんなこんなで苦労して帰宅したのだが、今日の夕飯は俺一人なので帰宅直後に食事へ有り付くことはできず用意するのに30分ほど掛かってしまった。
当初の予定は冷蔵庫の中から出来合いの料理を探し出して味付けを変えた程度で済ませるつもりだったが、それだと明日の弁当に困ってしまうので適当な物を作ろうと考えた。
ここまでは正常に判断できていたと思うのだけど、如何せん弁当が物足りなかった事による空腹感のせいか 1人分を遙かに超える量の食事を用意してしまった。

最初は弁当の分を考慮して多めに作ろうとしていたはずなのだけど、気が付くと自分でも呆れるほどの食事がテーブルに並んでいた。
テーブルに並べる直前まで足りるかどうか心配していたのだから恐ろしい。
もちろん弁当へ回したりして夕食の量を減らそうと試みたけれど、弁当箱に入る寮は有限だから溢れてしまった分は頑張って食べるしかない。
基本的に残す事を嫌うタイプなので頑張って食べたけれど 2人前近い量の食事は多すぎて、今食べ過ぎで気持ち悪さを感じている。

空腹で感覚がおかしくなっていたとはいえ、我ながら随分と馬鹿な事をした物だと呆れてしまう。
苦しい思いをするくらいなら帰り道に肉まんの 1つでも買って、腹を落ち着かせれば良かったと後悔するばかりだ。