日常に 溢れた音で 耳痛む2008年12月10日 20時42分00秒

昨日の勤務時間中にG社長が出していた騒音によるストレスは中耳炎という形で現れてしまったらしい事が昨夜に確認された。
その影響から今日は音に対して敏感になってしまって、都会での生活では何かと不自由をさせられている。
そんな状態だからこそ普段は気にしていない音の多さに驚かされる一日となっている。

特に酷かったのは鉄道関係で自分がどれ程に騒がしい日常を送っていたのかを思い知らされた。
ホームで電車を待っている間にも別のホームでは電車の出入りがあって、非常にうるさくて、音が頭の中に響くような感覚で気持ち悪かった。
電車に乗ってからも電車を動かす車輪の振動や空調の出す風の音が四方八方から飛んできていて、それこそ人混みにいるような身の狭さを感じた。
電車を降りてからは人混みに紛れての乗り換えがあって、足音だけでも眉が歪むというのにキャスターの着いた鞄を引きずる音が耳に刺さってきた。
特に点字ブロックの上を引きずっていく連中が近づくことさえできない不快な音だしていた。

日常において聞き慣れた音を無視して代わりに必要な音への感度を上げるという反応が起こっているのは知っている。
これはあくまでも聴覚を通っているものの認識しないだけで聞こえていない訳ではない。
つまり耳は普段から驚くほど多くの雑音を処理している事になるわけで、こんな環境にずっと晒されていれば耳だって疲れ果ててしまう。
こんな環境で耳が回復するのか歯疑問を感じるけれど、残念ながら自宅から職場までは自転車で片道 2時間だから電車を使わざる終えない。
仕方がない事とはいえ、少しやる気が失せてしまいそうな気分だ。

今日の職場は静かな午前を過ごすことが出来たのだけど、15時を過ぎた辺りから再びG社長のお父さんが騒音を立て始めてくれた。
時間にして30分少々だけど、相変わらずG社長は何もしてくれなくて、仕方なく両手で耳を押さえて嵐が止むのをじっと待っているしかなかった。
これが今日一日の中でもっとも強く苦痛を感じた時間だった。

さて、明日はどうなることやら・・・