忘れ物 今週だけは 捨て置けず2011年02月10日 22時04分08秒

ここ最近に春を思わせる亜多々差を感じる日もあったのだが、明日は冬へ逆戻りして雪が降る場所もあると噂されるほどに冷え込むそうで、天気予報を聞いている時点で出掛ける気力を削がれてしまった。
明日が寒くなるのであれば、今夜から冷え込んでいく可能性は簡単に想像できたことから、気温が下がる前に帰宅したい気持ちと、週末に行く趣味の買い物をして行きたい欲求が衝突する中で帰り支度をしていた。

些細な葛藤の中で手を動かしていた影響なのか、会社へ携帯電話を置き忘れたまま駅前まで出てきてしまい、引き返す行為が面倒に思えた上に冷たい風が吹いていた事もあり、週明けまで放置しようかと本気で悩んでいた。
年に数回しか鳴る事が鳴る機会がなくて、ブログの記事を書くツールとしての活躍が主な役割となっているため、電車の中が退屈となる以外に対したデメリットは感じられなかった。
そのため携帯電話を置き忘れ事実へ気付いてから3歩ほど前進したのだが、先週末に見積もりを頼んだ大工からの連絡を待っている事と、連絡先として自分の携帯を指定していた事を思い出した。
つまり、今週末は年に数回しかない携帯電話が本来の役割を果たす機会であり、何があっても手元へ置いておく必要があった。
こうなってくると「回収は週明けでも良い」なんて言っていられなくて、溜め息を漏らしながら視界に捕らえていた駅へ背を向けて、寒さへ震えながら歩いてきた道を引き返す羽目となった。

会社へ戻るとT社員が帰宅する準備を整えた所だったので、寒空の中を駅前から引き返してきた我が身の不幸を聞いてもらったり、明日が寒くなる予報に声を揃えて「絶対に出掛けない」と宣言したりしていた。
2度目の帰り道はT社員が話し相手となってくれた事に加えて、少しでも体を温めようと早歩きをしてきた甲斐もあって楽に感じられた。

窓越しに 雪を眺めて 引き籠もる2011年02月11日 19時24分16秒

今朝は天気予報が言っていた通りりの厳しい冷え込みに襲われ、布団の中にいながら寒さで目が覚めてしまった。
あまりの寒さに起床する気力が削がれたので、内側から乱れていた布団を直して二度寝の体勢を整えてみるも、逃げた温もりは戻って来てくれないばかり、身に染みる寒さで目が冴える一方だった。

二度寝を諦めるも布団から出る気力がなかったので、布団の中で小説のプロットでも考えようとしたけど、寒さが集中力どころか思考力まで封じてくれて、暖房を付けない限り何もできそうなかった。
日が昇っても気温が上がる見込みがないので諦めて、凍った川へ飛び込むような気合いで布団から抜け出して、寝起きの体を切り裂く寒さに震えながら暖房に火を入れた。
布団の中にまで浸食してくる様な冷気に包まれた室内を、簡単に温めてくれるほど強力な暖房器具を備えていないため、暫くの間は体を動かしての体温を上げることで寒さを凌いでいた。

室温が2桁に達したところでPCを起動して遊び始めたけれど、指先が凍えて感覚が鈍っているために、キーボードを叩くのもコントローラを握るのも大変で、何度となく「寒い」と叫びながら生活していた。
昼頃になってToda氏から昼食会をどうするかと連絡が来たが、雪の降る中を出掛ける気力がないからと断った。
しかし、その直後に連休中の食事を全く考えていない事に気が付いて、軽く後悔するも窓越しに雪化粧を目の当たりにしてしまうと、やはり出掛けようなんて気になれなかった。

Toda氏は天気予報を見ずに秋葉原へ出掛ける予定を立てたそうで、昼食後に雪の降る中を電車へ揺られてPCパーツを買いへ行くらしい。
Toda氏は相手を遠出に強制連行するような性格ではないのだが、俺の方がノリと勢いで行動してしまう傾向があって、昼食を共にしている間に「下見へ行く」と言い出した可能性が高かった。
そういった暴挙を未然に防いだという意味では、昼食会をキャンセルしたのも悪くなかったと思うのだが、折角の連休初日を自室に引き籠もったまま潰してしまって、夕暮れ時から何か物足りなさを感じていたりする。

明日も今日と同じような寒さに見舞われそうで、天気予報を見ているだけで気力が萎えていく。
ひとまずは食料の調達と散髪へ行ってきたいと思うのだが、果たして気力が沸くかどうか怪しいところだ。

有線の LANが整い 落ち着いた2011年02月12日 19時58分31秒

昨晩に夜更かしをした影響で寝起きが悪くて、何かの用事があった気がすると感じながらも、睡魔の魔力に洗えずに惰眠を貪り続けていた。
昨日から比べると冷え込みが緩んでいた事もあり、寒さで寝付けないなんて状況も発生することなく、心地よく睡眠不足を解消していた至福の時間に雑音が割り込んできた。
雑音の正体は携帯電話のバイブレーションで、振動のリズムからメールではなく通話の着信だと理解した瞬間から、睡魔が隠していた記憶の引き出しが一気に解放されて、忘れかけていた記憶が吹き出してきた。

思い出した用事とは、自室から液晶テレビのある各部屋に有線LANを引く工事のことで、今日の朝9時に大工が来る予定となっていた。
工事の場に同席することを求められていた事もあり、来る前に一報を入れて欲しいと頼んでおいたのだが、その連絡が目覚ましとなるなんて想像もしていなかった。
寝起きの頭と思えない判断力で布団から飛び出して、ハシゴを踏み外しそうになりながらロフトを降りると、通話ボタンを押しながら携帯電話を拾い上げるなんて芸当を披露した。
無事に電話へ出ることができて、連絡から15分後に到着とのことで着替えまで済ませられたけど、さすがに朝食を食べている余裕はなくて、工事を見守りながら空腹と寒さに耐える羽目となった。

有線LANを引き回す工事の方は俺の自室がロフトの増設と、床面積を広げる改築を行っていたので、壁の内側を通しての配線が無理と言われてしまい、色々と相談して外壁を這わせてケーブルを通す事になった。
希望としては何とかして壁や天井を通して欲しかったのだけど、1階の天井裏から覗くと俺の部屋は孤立した状態となっており、どうにも手の出しようがないと言われてしまった。
自室の改装を行った時点では、地上アナログ放送が終了する話は出ていなくて、各部屋へLANを引く理由もなかったし、無線LANが通信不能となるほどの電波障害なんて想像できなかった。

地デジ対応で機器を一新するのに合わせて、1台のブルーレイレコーダを全ての液晶テレビと繋げて、どの部屋からも再生できる仕組みを取り入れたまでは良かったが、その後は想定外の連続で散々だった。
今日の工事も合計で3時間ほど掛かったし、その後にルータの設定が悪いのかインターネットの接続もできなくなり、原因を突き止めるのに2時間ほど掛かってしまった。
今は無事にネットワークが稼働してくれているけど、ここまでの道程と経費を考えると涙が出てきてしまう。

[小説:闇に舞う者] part172011年02月13日 20時09分12秒

初めての方はこちらの記事からお読み下さい。
http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2010/09/20/5357805

ルワン達一行はディーナから引き継いだ記憶を頼りに最短ルートで、チェルニーの村へと向かっていた。
チェルニーはこれまで村から出た経験がないらしく、見る物が全て珍しいと言った様子で10歩と真っ直ぐに進んでくれずに、目を離すと何処かへ居なくなってしまいそうな勢いだった。
大食い対決を通じて、ディーナがチェルニーに懐いてくれていたので、迷子の心配をする必要こそなかったが、一向に前へ進まない状況にルワンがしびれを切らせた。
そのため、現状はルワンがチェルニーを肩車しながら歩いている。
ディーナは普段の定位置であるルワンの首周りに乗れなかったため、今はチェルニーの頭の上に乗っていた。

「そういえば、お兄ちゃんって誰かを捜している途中だったんじゃないの?」
普段よりも高い視線を楽しんでいたチェルニーがそう話し掛けてきた。
話し掛ける際にルワンの顔を覗き込もうとしたらしく、チェルニーの頭に乗っていたディーナが滑り落ちてきた。
「ああ、そっちの方はお前に出会った時点で目星がついているから心配ない。」
落ちてきたディーナを受け止めながら首だけでチェルニーを元の姿勢へ押し戻しながら答えてやる。
「探していた奴の名前はティティス。ちょいと暴走した魔法に巻き込まれて、何処かへ飛んでいきやがった。」
抱き留めたディーナを見てみれば、落下した事にも気付かずに寝息を立てていた。
相変わらずのマイペースぶりに呆れながら、頭上のチェルニーへ差し出すと笑い声を上げながら両手で包み込むように抱きしめた。
「ティティスが飛んでいった場所は運命の分岐点だと推測される。そして、暴走した魔法を真似事をして辿り着いた先で、俺は村を襲われた少女と出会う事になる。」
「それってボクの事?」
「そうだ。ティティスが迷い込んだ運命の分岐点はお前に関係していると、俺は思っている。だから、お前の望みを叶える事は迷子捜しの一環なのさ。」
チェルニーは途中から話が見えなくなっていた様子ながら、ルワンが最初に抱えていた用事へ害を成していない事は理解できたようだった。
その後は普段よりも高い視線から見る物珍しい風景を眺めながら、草花やキノコを見付けては名称や食用か否かを質問してきた。
他にも魔法の事も聞いてきたのだが、話半分も理解できれば上出来と思って説明していた事もあり、途中で頭が湯気が出ていそうな呻り声が聞かれた。
難しいと感じながらも質問を繰り返している様子から、沈黙が呼び寄せる不安を好奇心で覆い隠そうとしているように見えた。

チェルニーの不安を和らげる目的も含めての会話を悠長に続けながら、ルワンは足取りを緩め事なく先を急いでいた。
ルワンの歩行は歩幅を広く取っている事もあり、見た目の割に普通の人が小走りする程度の速度が出ていた。
チェルニーとの会話が30分ほど続いた頃、ルワンが足を止めるのと同時に、居眠りをしていたディーナが目を覚ました。
「見えたぞ。」
そう小さく呟きながらチェルニーを地に降ろした。

次へ
http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2011/02/20/5694726

雪も止み いつも通りの 週末へ2011年02月13日 20時31分19秒

3連休だったはずなのに初日から雪が降るほどに冷え込んで、暖房を付けているはずの室内で凍えながら過ごす羽目になり、2日目は有線LANを引き回す工事に追われて終わってしまった。
最終日の今日になって日差しが戻ってきたので出掛けられたけれど、前日の工事に付き合って暖房の効いていない場所に長くいた影響なのか、少し風邪っぽさがあって気怠さが感じられた。
体調が悪化しないように防寒着をしっかりと装備して出掛けたのだが、冷蔵庫から漏れた冷気のような風が強めに吹いており、遠出をする気力が一瞬にして削ぎ落とされてしまった。

それでも平日の生活に必要な品が幾つか足りなくなっていたので、近場のスーパーまでは足を伸ばしてきて、ついでに品揃えの悪い本屋に立ち寄って寒風に奪われた体温を補ってきた。
寄り道をしてきた甲斐もあって、帰宅後は寝起きよりも体調が良くなっている感じになっており、小説の執筆も快調に進むだろうと期待したのだけど、世の中はそんなに甘くないらしく集中力も続かなくて散々だった。

小説の執筆に際して2つのルールを決めていて、1つ目は原稿用紙4枚分の文章量を確保する事、2つ目は1つのテーマを持って書き上げていく事としている。
特にテーマの方を重視しているのだけど、今回は2つのテーマを盛り込むと長くなりすぎて、1つだと短すぎるという微妙な感じになっていた事に加えて、下書きが全くない状態だったから酷く苦労させられた。
この辺のルールに縛られすぎても良くないと分かっているけど、執筆している最中は必要以上に意識している傾向がある。
反省はしているのだけど、何かの基準を設けておかないと破綻してしまいそうで、ルールに固執する傾向は執筆が波に乗ってこない限り止まりそうにない。

音を立て 霰が落ちる 朝の道2011年02月14日 20時45分25秒

3連休を襲った強烈な寒波は、暖かい日差しに恵まれた日曜日で一区切りだと思っていたのだが、ただの気紛れで寒さが緩んだだけだったらしい。
その証拠に今朝の通勤は霰に落ちてきて、帰り道もボタ雪が降ってくるような寒々しい陽気となり、くすぶっていた風邪が勢いづかせてくれたために、終日に体調が悪くて辛かった。
風邪の原因は昨夜に寝るつもりで暖房を消した後に、そのまま1時間ほどPCの前に居座って体を冷やしてしまった事にあり、日中の日差しが暖かかったからと油断してした事を後悔するばかりだ。

昨日の陽気をみた限りでは、今日がこんなにも寒い日になると想像もしていなかっただけに、霰が降り出した時は目の前で起きている事実を理解できなかった。
霰が降り始めた時は薄日が射しており、にわか雨ならぬにわか霰と言った状況だった事もあって、色々な意味で混乱を呼ぶ状況だった。
にわか雨の事を「狐の嫁入り」なんて呼ぶこともあるが、雨ではなく霰が降っていた事から考えると、嫁入りする狐は相当な偏屈だったに違いない。

直径5ミリを越えそうな粒も混じっていた事を考えれば、雹と呼んでも良いくらいで、薄日の射す路面を氷の粒が白く染め上げていく様子は不思議な光景だった。
それと降ってきたのが氷の粒だったおかげで、服に当たると跳ねて何処かへ飛んでいくので服が濡れる心配はなかったけど、小さくても氷の粒だけあって大量に降ってこられるとそれなりに痛かった。

朝から一風変わった気象現象を体験できた事は良いのだが、霰が降るほどの寒風に晒された影響は出社した直後に現れて、そのまま寒さと寒気の相乗効果で辛い時間を過ごしてきた。
体調が悪いので早々に帰りたかったのだけど、外気の寒さを床や窓際から漂ってくる冷気から体験していたので、帰ろうという気になれなくて暖房の正面から動けなかった。
そうこうとしている間に雨が雪へと変わってしまい、視覚情報だけで精神力を削られながら口数も少なく駅まで歩いてきた。
もう口を開けば「寒い」という言葉しか出てこない感じで、自宅まで無事に自転車を走らせられるのか不安で仕方がない。

雪国と 錯覚させる 冬景色2011年02月15日 21時32分41秒

昨夜は会社を出たらボタ雪が落ちてきていたので、自宅の周辺でも雪が舞っているだろうと覚悟していたが、まさか視界が悪くなるほどの吹雪になっているとは想像もしていなかった。
駅を出ると地元で見たことがないような光景が広がっており、父親の実家がある長野県へ迷い込んだのかと疑うほどの雪景色で、異常気象もここまで来たら天晴れだと苦笑する他になかった。

見た目は確かに雪国の雪化粧だったけど、踏み込んでみれば雪質は明らかに異なっていて、表層は新雪だったけど5cm下にシャーベット状の層があり、更に最下層がアイスバーンという3層構造となっていた。
雪国に比べれば積雪量は大した事がないのだが、雪の少ない地域で何もかもが中途半端すぎて、足を取られる危険性が高まるパターンがあるけど、今回の雪は映像で伝わらない危うさを寄り集めた感じだった。

危なっかしい感触を確かめながら、頭の中で考えた事は自転車での強行突破を試みるか否かだったが、陰地味という体調に、難易度の高い雪質、更に夜盲症が発動した状況で視界不良と、不安要素が山積みとなっていた。
他にも雪に慣れていないドライバーに追突される危険性も考えられ、考えるほどに不安が大きくなる状況だったので、素直にバスを使って帰宅する方法を選んだ。
しかし、バスがタイミング良く来るはずもなくて、付記が降りしきる中で10分近くも待たされる羽目となり、何度も自転車で帰った方が良いのではないかと思い直そうとしていた。
それでもバスを待ち続けた理由は、体温が奪われるのに比例して思考が霞んできて、難易度が高まる自転車のハンドルを正確に操る自信がなかったからだ。

待ちわびたバスの中は予想していた通りに乗り心地は最悪だったけれど、自転車を転がしながら歩いて帰るより早く帰宅する事ができた。
それにしても驚いた事はバス停から自宅までの道に足跡が殆どなくて、朝になって父親に聞いてみると夜18時の時点では全く積もっておらず、俺が帰宅するまでの3時間で積雪10cmを記録した事になるそうだ。

雪解けの 水が滴る 通勤路2011年02月16日 20時58分50秒

月曜の夜に積雪10cmを記録したかと思えば、火曜の日中は防寒具で身を固めていると暑く感じるほどに気温が上がって、普段なら完全に溶けるまで2~3日は掛かる量の雪が1日で消え失せていた。
自宅の周辺に比べて雪が少なかった仕事場に至っては、昼食の弁当を受け取りへ出掛けた時点で路面に雪は殆ど残っていなくて、雪解け水が屋根から落ちる音さえなければ、前日に大雪があった事など忘れてそうだった。
それだけ暖かかった割に小腹が空き始めた16時になると、冷たい風が出てきて一気に気温が下がっていき、夕方から床や窓際から冷気が染み出してくる程に冷え込んできた。

1日の中で大きな気温の変化があった影響で感覚が狂ってしまい、雪解け水が凍ってアイスバーンを形成するほどの寒さなのか判断できず、昨夜は不安を感じながらの帰宅となった。
電車を降りると、人通りの多い路面は7割近くが乾いている状態だったため、アイスバーンができるほど雪解け水が溜まっていなかったので、安心して自転車を走らせる事ができた。
おかげでバス通勤による余計な出費は1日限りで済んでくれて、地デジ対応絡みでの散財が続いた影響で、苦しくなっていた最近にとっては嬉しい限りだった。

今朝になって改めて路面を確認してみると、下手な雪掻きがされた場所ほど雪が残っており、急激な冷え込みでアイスバーンと化していて相当に危なそうだった。
下手に雪掻きを余計に雪解けが遅れる事は前々から気付いていたが、今回に至っては呆れてしまうほどに明らかな違いが出ており、感心している暇もなかった。
小学生の通学路となっている地域は笑ってしまうほどの差があって、児童が通る左車線は歩道がアイスバーンと化しているのに対して、反対車線は完全に乾いている状態だった。

児童の安全を考えるのであれば、下手な雪掻きをしてアイスバーンを作り上げるより、放置して早めに溶けてもらった方が良いような気がする。

パソコンの 買い換え時が 押し迫る2011年02月17日 20時24分11秒

自宅のPCをそろそろ新調したいと思っているのだが、地デジ対応での出費の影響で財布の中身が厳しい事になっており、今の環境でもう1年ほど頑張るしかないだろうと諦めムードが漂っている。
そんな心境を知ってから知らずか、ここ最近になってPCの不調が目立つようになってきて、経済的な事情に関わらず買い換えへ追い込まれそうな気配が見え隠れして、軽く冷や汗を流すという場面が出てきている。

つい先日もPCの電源を入れてから、軌道が終わるまでの間にトイレへ行って戻ってくると、スピーカーからテレビの砂嵐を連想させるノイズが発せられていた。
ノイズが左側からしか出ていなかった事から考えて、最初はスピーカーの呼称を疑ったのだが、配線や何かを調べてみても見当たらなかった。
嫌な予感を感じながらPCを再起動させてみると、ノイズが解消されたのでノイズの原因はサウンドカードにあると推測された。
ここ最近はグラフィックスカードからの出力も安定しないらしく、起動時に画面サイズが狂って表示される現象が頻発しているので、マザーボードの不調が他のパーツへ悪影響を与えていると推測される。

現行のマザーボードは相性問題などが多いからと、購入を避けるべきとの評価を受けてブラックリスト入りしている代物で、正直なところ今まで真っ当に動いていた方が不思議なくらいだった。
実際にグラフィックスカードのドライバを更新しただけで不安定になったり、何かシステム周りに手を入れると機嫌を損ねるため、相当に気を遣いながら使用していた苦労の賜物と言える。

そういった意味で考えれば、スペック的に物足りなさを感じている現状なら買い換えも良いのだが、困った事に先立つ物がないという現状が悔しくて堪らない。
しかも、俺が新しいPCを欲しいと切望している隣で、Toda氏は先週に雪の中をPCパーツを買うために秋葉原へ行っていたから、今頃は新調したPCを喜んで稼働させている頃だろう。
ワイド液晶ディスプレイの時と言い、新しい自作PCと言い、Toda氏の買い物を羨ましがる場面が多い気がするのだが、これは奴の策略か何かなのだろうか。

春先が 風向き変わり 冬となる2011年02月18日 20時49分07秒

今日は昼過ぎに仕事場周辺で強風が吹き荒れて、物が落ちたり鉢植えが倒れたりと言った被害が出ていた。
そんな強風による被害の中で転がり落ちた植木鉢の破片で、G社長の飼い犬ユウ君が足を怪我するハプニングがあったのだが、傷の程度は大した事がなかったらしくて、痛がるどころか悪戯に興じている。
そもそもユウ君の様子を見に行った切っ掛けは、良からぬ事をしていそうな物音が聞こえて叱りに行っただけであり、玩具にされていた鉢植えの破片に血が付いていた事から、もしやと思って見てみると怪我をしていたわけだ。

怪我をした時くらい大人しくなってもよいものなのに、エアコンの室外機へ悪戯をして排水用のチューブを噛み切ったりしており、血痕を発見していなければ怪我をしているなんて想像もしなかった。
噛み砕いて玩具にして植木鉢の破片に血が付いていたり、閉じこめた小屋の中に血痕が落ちていた事から、怪我をしていると知るところとなったけど、手当ての最中も悪戯を試みる有様で、何処まで愚かなのかと呆れていた。
そんな騒動があった後も強風が吹き荒れており、近隣で何かが落ちて砕ける音が聞こえていたけど、ユウ君は犬小屋へ閉じこめておいたので安心していられた。

17時頃になって小原が空いたからと買い物へ出てきたのだけど、天気予報で言っていた通りに風向きが反転して北風へ変わっていた。
風邪の強さは少しだけ緩くなった気がしたけれど、強風と呼ぶに相応しい風速を保っていた影響もあって、気温が急速に下がっていてコンビニで買い物をしている僅かな時間でも、体感できるほど寒くなっていた。
それこそ春一番を思わせる生温い風が、雪を降らせそうな北風へ豹変したような印象でギャップが大きすぎて、色々と予測して心構えをしていても急激な変化へ気持ちさえも付いてこなくて、明日に体調を崩していそうな気がする。