財政が 苦しい中で 気付かされ2011年03月01日 20時38分35秒

2月分の給料は生活費や有線LANを敷く工事の支払いなどで消えてしまい、今月も財政難が継続される見込みとなっており、月初めの1日から給料日を待ち遠しく感じている。
もっとも3月分の給料は半年分の定期券を購入する費用に消えるので、財布に潤いをもたらしてくれるのは4月の給料からとなり、本当に待ち望んでいる給料日は来月分だったりする。

去年の11月に地デジ対応のため、液晶テレビ2台とブルーレイレコーダーを購入した時点では、ここまで苦しい財政難へ陥るとは想像もしていなかった。
そもそも銀行口座の残高に危機感を覚えたのが1月末だったくらいで、去年の時点で想定できるはずもなかった。
正確に言えば、定期預金が少しあるので借金の必要があるほど逼迫しているのではなく、生活費を入れておく銀行口座が空になりそうなだけだ。
更に言ってしまえば、財政難と冷や汗を流す状況へ陥った原因も、満期を迎えた定期預金を更新する際に、額面のキリが良くなりよう増額した事にあったりする。
ローンの支払いで苦しむならいざ知らず、貯金をした影響で生活苦に陥るとか間抜けとしか言いようがない。

他にも使いたくないだけで液晶ディスプレイを新調するための予算もあり、ある程度まで不測の事態へ対応できるのだけど、自慢できるほど余裕があるわけでもないので、暫くの間は節約した生活を続ける事になりそうだ。
それに社会人となってから自由に使える金を得たことで、無駄遣いが目立っている今回の財政難で気付かされたし、こういう危機感を覚える場面も悪い事ばかりではない。
意図して陥った状況でないため、心理的な負担となっている辺りが面白くなくて辛い所だけど、何とか4月の給料日まで乗り切って余裕のある生活の中でも、無駄遣いをしない自制心を取り戻したい。

久々に 鋭さ光る 我が犬歯2011年03月02日 21時21分34秒

去年は疫病神と呼んで嫌っている姉貴との遭遇を避けるため、夕食を大急ぎで飲み込んでいた影響もあって頻繁に唇を噛んでいて、度重なる負傷の影響で傷口の周辺に厚くなってしまうほどだった。
疫病神から受けるストレスが原因で不眠症が悪化した影響から、ロフトから降りようとした際に意識を消失して転落する事故が起きた事で、今までに無理を重ねてきた状況を改める事になった。
その取り組みの一環として、自宅で食べていた夕食を会社近くの弁当屋へ切り替えて、落ち着いて食事をしているので唇を噛むような場面は殆どなくなっていた。
実際に今年へ入ってから唇が腫れるほど盛大に噛んだ事がなくて、傷を重ねた結果の腫れぼったさも随分と軽減されてきていた。

犬歯に肉を抉られる感触と恐怖を忘れかけていた今週の月曜、朝食を食べている時に父親から話し掛けられた際に、無理に返事をしようとして唇を噛んでしまった。
唇を噛む回数が減っても犬歯の鋭さが落ちるはずもなく、舌先で傷口がハッキリと分かるほど見事な切れ味を披露してくれた。
唇の腫れぼったさが引いていた事でもあり、常に犬歯が傷口へ触れて鋭い痛みを誘う事も化膿する事もなくて、気を付けていれば1週間ほどで完治してくれそうだった。

そう気を付けていれば良かったのだけど、火曜の昼食時に画面へ気を取られていたせいで食べこぼしをしそうになり、慌てた瞬間に再びサクッとやらかしてしまった。
しかも、2回目は擬音を濁音へ変わた方が良さそうな程に思い切りやってしまい、思わず呻き声を出してしまうほどの激痛を味わう羽目となった。
さすがに2度も唇を噛んでしまった影響は大きくて、今日は朝からチリチリと唇から痛みが走る場面が何度もあって、状況から考えて今晩は水圧を掛けて傷口の洗浄を行う必要がありそうだ。
激痛を伴う処置に心が滅入りそうだけど、自業自得なので仕方がない。

普通すぎ 馴染みづらいが それはそれ2011年03月03日 20時33分03秒

以前に何度か話題に出していた紀子の他に、小学校へ入学する直前まで隣に住んでいた男の幼馴染みがいるのだが、そいつからつい先日におよそ1年ぶりとなるメールが送られてきた。
ふと思い出したので生存確認のメールを送ってみたといった雰囲気で、「生きてるか?」と簡潔に書かれていたので、「地デジ対応で財政難だが生きている」と返しておいた。

財政難の話を付け加えておいた理由は、普通なら仕事をしていそうな夕方17時にメールが送信されていたので、失業中ではないかと疑いから金銭に関わる話題へ誘導する狙いからだった。
俺と関わりのある人間の中では異色の存在となる「普通の人」で、靴に2万円とか払ったりとファッションへの関心が強かったり、流行に敏感だったりと少し馴染みづらいと感じることも少なくない。
それでも幼少期から続いている付き合いの長さが補強材となって、今でも希薄ながらも関わりを持ち続けている。

1分後に届いた返信から察するに、海外の大地震で留学していた日本人が犠牲となっているニュースを見て、長らく連絡を取っていない幼馴染みを思い出しただけらしい。
俺の知る限り3度も転職している奴なので心配したが、一人暮らしで40型の液晶テレビを買ったとか自慢していたので、それなりに余裕のある生活をしている方なので安心した。

2通目以降のメールは液晶テレビの話題が中心となって、俺が購入した液晶テレビが気になる様子でメーカーや大きさを聞いてきた。
恐らくは自分のテレビを自慢したいのだろうと思って、昔から変わらない天狗に愛らしさを感じながらも、購入した製品と購入の決め手となった機能を説明して差し上げた。
判断基準が自分と全く異なっている事を理解してくれたらしくて、しばらくして落ち着いてくれた。

浅はかな 知恵が招いた 大事件2011年03月04日 22時02分21秒

大学入試の試験中に英文問題が質問サイトへ投稿されて、3分後に回答が掲載されていた事が明らかとなって、試験の残っている大学は時間のない中で監督体制の見直しに追われたりと、随分と大きな事件へと発展していた。
最初にニュースで事件のことを知った時は、ここまで大事へ発展すると全く予想していなくて、日増しに扱いが大きくなっていく様を見ながら唖然としていた。

試験中に問題文を質問サイトへ投稿できるのかも疑わしいし、手打ちでは時間が掛かりすぎる事から文字認識を用いる必要があり、必然的に携帯電話の限られた機種を用いる事になる。
不正行為が行われた日に試験を受けていた受験生の中から、文字認識の機能を備えた携帯電話の所有者が調べられれば、質問サイトの回答と答案を見比べれば犯人の特定は容易に思えた。
ましてや、試験時間に通信を行っていたか否かは料金計算のため、携帯電話のキャリアが保存しているわけで、IPアドレスを偽造していても足が付くはずだ。
それに携帯電話から投稿しているのであれば、個体識別番号がサーバに記録されているはずなので、犯人を特定する事は難しくない。

何より不正行為を働いた犯人が書くであろう回答が判明しているだけに、不正の痕跡が残っている時点で隠れる意味さえ失っていた。
カンニングを行う上での絶対条件さえも見失う馬鹿の起こした事件だけに、サクッと犯人が捕まって歴史の闇へ消えるのだとばかり思っていた。
今日のニュースで犯人の予備校生が逮捕されたニュースより、大学が取った監督体制の改正の方が大きく報道されていて、既に世間の注目は既に犯人逮捕から外れているように思えた。

どうせ見直すのであれば入試の基準から変えてしまって、小学校から高校までの成績表に重きをおいて、最低学力を計る最小限の入試問題だけを溶かせるようにしたら良いだろう。
そうやって普段から真面目に勉強さえしていれば大学へ行けるようにして、即凝視県を現在の入試のごとく難しくしてしまえば、大学へ入学してから腐るゴミ共を排除できる。
そもそも入学が難しくて卒業が簡単とか、本末転倒な気がしてならない。

目覚めたら 残り時間が 30分2011年03月05日 19時28分33秒

昨日は朝の冷え込みが厳しかった影響で眠りが浅かったらしく寝不足を感じながら仕事をしていたけど、夜になって待ち望んでいたはずの就寝時間が来ても睡魔が訪れてくれてなかった。
原因が直前まで遊んでいたネットゲームでプレイしていたステージが俺の目に毒となる色彩だった影響で、痛みを感じるレベルの極度な眼精疲労へ陥っていた事にある。

ステージ半ばで目の異常に気が付いたので、可能な限り目を閉じた状態でプレイしてみたけれど負ったダメージが大きすぎたらしく、問題のステージを乗り切ってからも視界に白い光が走ったりと散々だった。
一緒に遊んでいた他の人にも心配を掛けてしまったりと後味の悪さを感じながらPCをシャットダウンさせるも、眼精疲労から来る違和感の影響で寝付けそうにもなく、時間を潰していたらすっかり夜更かしをしてしまった。
深夜1時半を過ぎた頃になって、ようやっと眠れそうな雰囲気になったと感じて布団へ入ってみると、午前中に寝不足を感じていた事もあって入眠の兆候を感じる間もなく夢へ落ちていた。

カーテン越しにも伝わってくるほど暖かな日差しに照らされた温もりの中で目覚めたけれど、前日が睡眠不足だった事もあるので更なる眠りを求めてみようかと考えていた。
惰眠を貪ろうとする愚行の中で言い訳が並び立てられる中で、通院というキーワードが出てきた瞬間に強烈な違和感を覚えた。

通院の予定もないのだから遅くまで寝ていても問題ない。
先々週に通院をしているので3週間毎の通院ならば問題ないが、今年に入ってから耳の状態が悪化していた影響で、現在は2週間に1回のペースで診察を受けていた。
その事実を思い出した瞬間から時間の流れが急速に加速していって、枕元に置かれている時計を確認して、10時56分という時刻が見えると同時に跳ね起きていた。
通院すべき耳鼻科の診療受付は11時30分で終わってしまい、通常でも片道20分ほど掛かる上に、今日の快晴から察するに強風が吹き荒れている可能性が想像された。
そして、悲しい事に病院までの道程は半分近くが強風地帯となっているために、風向き次第では30分で目的地へ到着できるかも怪しかった。

頭の中で最悪のパターンを想定しながら大急ぎで着替えて、携帯電話と財布に診察券の入った定期入れをリュックの中へ無造作に放り込んで、顔を洗う時間さえも惜しんで家を飛び出してきた。
幸いにして、向かい風が吹いていたけれど自転車の速度を落とすほどの強風ではなかったので、受付終了の10分前に病院へ到着できたけど、駐輪場は出入り口が塞がるほどに自転車が溢れる状態だった。
これではToda氏との昼食会を中止せざる終えないだろうと項垂れながら受付を向かうと、「今からですと3時間ほど待つ事になります」と言われたから目が点になってしまった。

朝食を食べずに家を出てきた事もあり、3時間の使い道としてToda氏との昼食会を前倒しにしてもらって、再び病院へ戻ってくる予定を構えて来た道を引き返し始めた。
途中の信号待ちを利用してToda氏に連絡を入れたりと忙しくして、いつもの食事処へ到着した直後からどっと疲労感が押し寄せてきたけど、食事を済ませると意外と元気が出てきた。
今週の生活に必要な最小限の買い物だけを済ませて、再び病院まで自転車を走らせてきたけど、時間に迫られながらの走行が続いていた影響からかペダルが重たくて辛かった。
それだけの苦労の甲斐もあって、財政難に嘆いている状況下で午後診療へ回されて時間外手数料を取られる事なく診察を受けられたのだから良しとしよう。

[小説:闇に舞う者] part202011年03月06日 20時32分06秒

初めての方はこちらの記事からお読み下さい。
http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2010/09/20/5357805

乱暴に撫で回した事で乱れたチェルニーの髪を整えてやりながらも、ルワンは次なる目的となる小屋を見つていた。
「選択の余地が無くなった事だし、行くとするか。」
ルワンの苦笑が混じった呟きを聞くと同時に、チェルニーは体勢を変えてしっかりと抱きついてきた。
事細かに指示を飛ばさなくても行動を起こす機転の良さに感心しながら、椅子から降りる要領で腰掛けていた枝から飛び降りた。
自然落下による加速が始まるより前に、鎖鎌で宙吊りの格好になると、今度は鎖をゆっくりと伸ばしながら降下していく。
枝から飛び降りた際に悲鳴の一つでも上げるかと思いきや、降下の体勢が安定すると体を離して眼下の光景を笑顔で楽しむほどの余裕まで見せていた。
チェルニーが垣間見せる度胸や好奇心の強さといった素養は、隠れ里という閉鎖的な世界で見ず知らずの恐怖と教え込まれて育てられた子供とは思えなかった。
小さな疑念の種となる少女は、今もなお自分の腕の中で笑顔を覗かせている。

地面へ降りると、胸に抱いていたチェルニーを後ろへ背負うと、鎖鎌の鎖で軽く縛り付ける。
2度ほどジャンプをしたり、上体を左右へ揺すったりしてから、後ろを振り返る素振りを示すと肩越しに「大丈夫だよ」と返事が返ってきた。
ディーナは定位置である後頭部をチェルニーに占有されているため、チョッキの胸元に滑り込んでいた。
各々の準備が整ったところで、ルワンは4回ほど深呼吸をしてから10cmほど軽く飛び上がり、着地するのと同時に走り出した。
村と外界を仕切っている柵が近付いてくるに連れて、チェルニーが緊張しているのか体を強張らせたが、走りの勢いを殺さずに境界を跳び越えた。
村へ侵入してからもルワンはスピードは衰えることはなく、木の上から確認した警戒網の隙間を擦り抜けて目的の小屋まで一気に走り抜けていく。
予想していた通り、村を襲ったモンスターは低レベルで警戒網も粗くて、あっさりと目的の小屋の前へ辿り着いていた。

小屋の扉は施錠されていたが、何の小細工もない鉄の鍵だった事もあり、鎌の一薙ぎで簡単に切り落とせた。
音を立てないよう慎重に扉を開けて内部を覗き込むと、ディーナが偵察した時と全く変わらず、部屋の隅に1人の少女が座っていた。
背中の中程まで伸びたエメラルドグリーンの髪をポニーテールに結っており、服装を白地に黄色と赤の刺繍が施された神官服を着込んでいた。
扉に小さく開いている事へ気付く事もなく、ペンダントが放つ淡い光を頼りに読書へ耽っていた。
ルワンは静かに室内へと侵入して扉を閉めて、背負っていたチェルニーを床へ降ろしてもなお、少女は彼等の登場に気が付かなかった。
「ティティス・リアムレイドだな?」
ルワンが声を掛けると、少女は突然の来訪者に驚いた様子もなく、ゆっくりと視線を向けてきた。
「ええ、そうよ。」
ティティスは目が光に慣れていた影響で来訪者の姿が良く見えていないらしく、目を細めながら短く返事を返してきた。
「燃えるような赤い髪、若い顔立ちに不釣り合いな鋭い瞳、服は長袖のシャツにチョッキ、ズボンまで黒ずくめ。」
徐々に暗闇へ目が慣れてくると、確認できたルワンの容姿を1つずつ口に出して確認していくと、途中で何かに思い当たった様子で目を見開くと、声色が上擦り始めた。
「貴方様はもしや、ルワン・F・ダウロス様ではあられませぬか?」
「今更に取り繕っても遅い。それに言葉遣いが狂っているぞ。」
呆れて肩を竦めながら、手にした武器の変形を解いて、鎖鎌から元の九龍棍へ戻してみせた。
「これで、お前が聞いている装備と合致するんじゃないか?」
ルワンが改めて問うと、ティティスは首を上下に振りながら軽く放心状態となっていた。

次へ
http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2011/03/13/5738797

連載も 何だかんだで 20回2011年03月06日 20時48分32秒

今日も昨日と同じような天候で朝の冷え込みが厳しかったらしいが、例によって日差しの温もりが感じられる時間まで眠っていたので、寒かったかどうか良く分かっていない。
起床時刻を意識していなければ、昼過ぎまで眠っていた可能性も十分にあるのだが、今週も小説の下書きが殆どなかった事もあって遅くまで寝ていられないため朝9時に起床した。

今週分で連載20回となるため、主要キャラクターを全て登場させたいと考えていた事もあり、少しばかり気合いを入れて取り掛かろうと思っていたのに、予定した通りに事が運ぶほど人生は甘くなくて焦りさえ感じていた。
平日にネタ不足で苦しんでいる状況では、小説の下書きを進められなくても仕方がないとしても、土曜まで執筆に勤しんでいる暇がなかった影響が意外と大きい。
病院での3時間という膨大な待ち時間は、Toda氏との昼食を前倒しにするなどして潰した上に、病院へ戻ってから10分足らずで診察室へ呼ばれたため、小説の方に意識を向けているだけの余裕は全くなかった。

下書きをしていないまでも書く内容だけは絞ってあった事がせめてもの救いだったが、連載20回でメインとなる登場人物を舞台へ上げたいという野望を入れると、バランスが取れなくて何度も手が止まってしまった。
絶対に守らなければならない目標でもなかったけれど、連載20回の割にストーリーの進みが遅い事が気になっており、せめて登場人物だけでも出揃わせたいとの悪足掻きのような感情に駆り立てられていた。
結果的に予定より連載する文章が長くなってしまったけれど、とりあえずは最後のメインキャラクターが舞台へ上がってくれたので、完全なる自己満足だけど安堵している。

この先に物語が加速してくれるか否かは未知数だけど、継続する力だけは失わないよう頑張りながら進めていけたらと思う。

珍しく後書きっぽい記事を書いている理由は今日一日の殆どを小説に費やしていた事もあって、本気でネタ切れ状態だったという事実を秘密にしておきたい今日この頃だ。

終日に 変化を見せず 痛む腹2011年03月07日 20時40分41秒

今日は朝の出勤途中から始まった腹痛が引いてくれなくて、終日に集中力を掻き乱されながらの作業を強いられる辛い1日となった。
腹痛以外の症状が出てこなかった上に、痛みを発しているポイントも動かないだけでなく、改善や悪化といった大きな変化さえ認められないままに、時間だけが過ぎていく状況に随分と苦しめられた。
生殺しにされているような腹痛が持続していると、一緒のこと下痢なり嘔吐なりの症状が出てくれた方が、スッキリとできそうな気がすると良くもならないなら、いっそのこと悪化してくれないかとさえ考えてしまった。

昨日の昼間は桜が咲く頃の暖かさだったのに対して、今朝は雪が舞うほどに冷え込みをみせていたりと、不安定という言葉の枠を飛び越えてしまうほどの天候が乱れているので、原因は気温の急激な変化にあると推測している。
G社長も正体の掴めない体調不良を訴えていたし、G社長の飼い犬であるユウ君も朝から何も食べようとしなかったりと、周囲にも原因の分からない不調を訴える人が多かった。
普段は食いしん坊なユウ君が何も食べようとしない事は心配していたが、事ある毎に甘えようとしたりと無駄な部分で元気を見せていたので、ただ単にドックフードを食べ飽きたと贅沢を言っているだけに思えてきた。

朝方に降っていた雪は昼過ぎまでに雨へ変わっていた事もあり、寒さ以外の名残を残すことなく消え去っているけど、夕方から霧雨が降り始めており帰り道は酷く凍えそうな予感がしている。

金券を 数える時は 目が冴えた2011年03月08日 20時38分35秒

昨日ほど酷くないけれど体調は思わしくなくて、腹痛が始まりそうな予兆を感じては冷や汗を流す場面を繰り返しながら、落ち着かない雰囲気の中での作業となっていた。
昼食と夕食の1時間前から強烈な空腹感に襲われていた時を除けば、全般的に集中力も発揮できていたので、作業の進みは悪くなかったけど遅れを取り戻せるほど良くもなくて、不満が残しながらの帰宅となってしまった。

エコポイントで申請した商品券の準備が整ったとの通知が届いたので、厳しい財政状況の緩和材とするため、帰りに池袋で寄り道をして引き取ってくる事にした。
カウンターで待たされたりする時間を考えると少し憂鬱な気分となったが、郵送手数料を節約した故の手間なので仕方がないと諦めが付いた。
しかし、待ち時間の間に披露と暖房の影響から強烈な眠気に襲われてしまって、意識を保っているのが精一杯という状況へ突き落とされて、金券と交換する予定の葉書を落とさないよう必死になっていた。

順番が回ってくるまで危ういながらも意識を保ち続けられたけど、カウンターの前に立った直後は軽く寝呆けていたらしく、呂律が上手く回らなかったりと酔っ払いのようになっていた。
受取証へのサインも指先に力が入らなくて、元より汚い文字がちょっとした暗号になりそうなレベルまで乱れてしまい、書いた本人以外は読めないのではないかと苦笑していた。
それでも商品券の枚数を確認する時だけは寝呆けなくて、しっかりと1千円分が20枚ある事を確認していた。

手に入れた商品券の使い道は確定しているので、切り詰めた生活から解放される事はないのだけど、届かなければ悲惨な事態へ陥っていたので安堵している。

駄目犬も 具合が悪けりゃ 大人しい2011年03月09日 21時02分49秒

G社長の飼い犬であるユウ君が月曜から体調を崩していて、普段は餌の時間になると大暴れするほど食い意地が張っているのに、ここ数日は食事を殆ど食べていない。
昨日の夜は3分の1ほどを食べていた後、本調子でないのに遊びを強請って飛び跳ねたりと、無駄なところで体力を浪費する愚行も回復の兆候に思えて安堵していた。
しかし、今朝になれば普段通りの食い意地を発揮して器を空にしているかと思ったが、想像していたよりも根の深い不調だったらしくて、今日も半分以上も食事を残していた。

昨日までと違って残された食事を片付けようとすれば怒り出すので、空腹感や食べたいと思う意志が湧いている様子だったが、体の方が受け付けてくれないらしくて嘔吐する場面も見られた、
ユウ君は見た物をとりあえず食べてみるような食いしん坊なため、変な虫を食べては腹を下すなんて馬鹿を繰り返しているけど、さすがに3日目になっても具合が悪そうにしている事は珍しい。
普段に馬鹿ばかりやっているだけあって、病気なのか達の悪い物を食べてしまったのか判断に困っていて、明日も嘔吐や下痢を繰り返すようなら体力面での不安も心配されるため、獣医の診察を受けるべきかも知れない。

今日の様子を見ている限りでは餌を前にすると呻り声を上げたりと、食欲が出てきているようにも見受けられるので、明日になれば心配して損をしたと思えるほど元気になっている気もする。
そして、体調が少しばかり悪いくらいの方が大人しくて可愛かったと落胆の言葉を吐かれるに違いない。