興味さえ 持てない程に 下らない2011年02月23日 20時46分38秒

ブログのネタが見つからない時の回避策として、政治の話題を引っ張り出してみるのだけど、政権与党が入れ替わったにも関わらず下らない話題しか聞こえてこなくて、芸能情報と同じくらいに興味が無くなってきている。
最近のニュースに至っては与党が枯れた老人政治家1人に振り回されて、野党が揚げ足を取りながら野次を飛ばす光景なんて、政権が入れ替わる前に散々に見飽きた光景で呆れるばかりだ。
下らない事件に貴重な時間を浪費する傾向は民主党も自民党も変わらず、不況の中で国民が求めている政治が行われる気配がないまま、負担ばかり強いられる法案がいつの間にか可決されていく。

政治関連の報道を見ていて心に残った言葉なんて「民主党は国民に約束した事をやらず、言っていない事ばかり進めている」くらいだろうか。
政権交代が噂された選挙戦を眺めている時から、現実味のない人気集めとしか思えないマニフェストだと思っていたけど、ここまで酷い事になるとは予想を遙かに超えてたい。
不況の情勢を大きく変える起爆剤として期待したのだろうが、結果を見ているから言える事だが、与党を経験した事もない政党の戯れ言を信じるなんて、あまりにもリスクの大きすぎる暴挙に思えてきた。

俺は小泉政権が残した最大の功績を、国民に政治へ関心を持たせた事だと思っている。
政権交代によって薄れ始めていた関心が少しだけ戻ってきたけど、いつの間にか政権が入れ替わったても何も変わった気がしなくて、むしろ悪い方へ進んでいる気がする。
当然のように政治への興味が薄れる一方で、ニュースを見ていても呆れた言葉しか出てこない。
せめて、老人1人の処遇で統制を失うような脆さで政党なんて名乗らないもらいたい。