雪解けの 水が滴る 通勤路2011年02月16日 20時58分50秒

月曜の夜に積雪10cmを記録したかと思えば、火曜の日中は防寒具で身を固めていると暑く感じるほどに気温が上がって、普段なら完全に溶けるまで2~3日は掛かる量の雪が1日で消え失せていた。
自宅の周辺に比べて雪が少なかった仕事場に至っては、昼食の弁当を受け取りへ出掛けた時点で路面に雪は殆ど残っていなくて、雪解け水が屋根から落ちる音さえなければ、前日に大雪があった事など忘れてそうだった。
それだけ暖かかった割に小腹が空き始めた16時になると、冷たい風が出てきて一気に気温が下がっていき、夕方から床や窓際から冷気が染み出してくる程に冷え込んできた。

1日の中で大きな気温の変化があった影響で感覚が狂ってしまい、雪解け水が凍ってアイスバーンを形成するほどの寒さなのか判断できず、昨夜は不安を感じながらの帰宅となった。
電車を降りると、人通りの多い路面は7割近くが乾いている状態だったため、アイスバーンができるほど雪解け水が溜まっていなかったので、安心して自転車を走らせる事ができた。
おかげでバス通勤による余計な出費は1日限りで済んでくれて、地デジ対応絡みでの散財が続いた影響で、苦しくなっていた最近にとっては嬉しい限りだった。

今朝になって改めて路面を確認してみると、下手な雪掻きがされた場所ほど雪が残っており、急激な冷え込みでアイスバーンと化していて相当に危なそうだった。
下手に雪掻きを余計に雪解けが遅れる事は前々から気付いていたが、今回に至っては呆れてしまうほどに明らかな違いが出ており、感心している暇もなかった。
小学生の通学路となっている地域は笑ってしまうほどの差があって、児童が通る左車線は歩道がアイスバーンと化しているのに対して、反対車線は完全に乾いている状態だった。

児童の安全を考えるのであれば、下手な雪掻きをしてアイスバーンを作り上げるより、放置して早めに溶けてもらった方が良いような気がする。