有線の LANが整い 落ち着いた2011年02月12日 19時58分31秒

昨晩に夜更かしをした影響で寝起きが悪くて、何かの用事があった気がすると感じながらも、睡魔の魔力に洗えずに惰眠を貪り続けていた。
昨日から比べると冷え込みが緩んでいた事もあり、寒さで寝付けないなんて状況も発生することなく、心地よく睡眠不足を解消していた至福の時間に雑音が割り込んできた。
雑音の正体は携帯電話のバイブレーションで、振動のリズムからメールではなく通話の着信だと理解した瞬間から、睡魔が隠していた記憶の引き出しが一気に解放されて、忘れかけていた記憶が吹き出してきた。

思い出した用事とは、自室から液晶テレビのある各部屋に有線LANを引く工事のことで、今日の朝9時に大工が来る予定となっていた。
工事の場に同席することを求められていた事もあり、来る前に一報を入れて欲しいと頼んでおいたのだが、その連絡が目覚ましとなるなんて想像もしていなかった。
寝起きの頭と思えない判断力で布団から飛び出して、ハシゴを踏み外しそうになりながらロフトを降りると、通話ボタンを押しながら携帯電話を拾い上げるなんて芸当を披露した。
無事に電話へ出ることができて、連絡から15分後に到着とのことで着替えまで済ませられたけど、さすがに朝食を食べている余裕はなくて、工事を見守りながら空腹と寒さに耐える羽目となった。

有線LANを引き回す工事の方は俺の自室がロフトの増設と、床面積を広げる改築を行っていたので、壁の内側を通しての配線が無理と言われてしまい、色々と相談して外壁を這わせてケーブルを通す事になった。
希望としては何とかして壁や天井を通して欲しかったのだけど、1階の天井裏から覗くと俺の部屋は孤立した状態となっており、どうにも手の出しようがないと言われてしまった。
自室の改装を行った時点では、地上アナログ放送が終了する話は出ていなくて、各部屋へLANを引く理由もなかったし、無線LANが通信不能となるほどの電波障害なんて想像できなかった。

地デジ対応で機器を一新するのに合わせて、1台のブルーレイレコーダを全ての液晶テレビと繋げて、どの部屋からも再生できる仕組みを取り入れたまでは良かったが、その後は想定外の連続で散々だった。
今日の工事も合計で3時間ほど掛かったし、その後にルータの設定が悪いのかインターネットの接続もできなくなり、原因を突き止めるのに2時間ほど掛かってしまった。
今は無事にネットワークが稼働してくれているけど、ここまでの道程と経費を考えると涙が出てきてしまう。