眠気さえ 一気に払う 黒い耳2011年02月04日 20時54分23秒

昨夜に少し読むだけのつもりで手に取ったコミックを手放せなくて、夜更かしをしてしまった影響なのか注意力が散漫となっている気がする。
朝もスクランブル交差点が青に変わるタイミングを間違えて歩き出したり、仕事中も強烈な眠気に襲われたり、単純な記述ミスが現任のエラーを何十回も繰り返してしまった。
夜道を歩いている時も人の接近に気付かなくて、ぶつかるまでは行かないまでも障害物が降って湧いたような体験をして、ビクッと足を止めるという場面があったりと心臓に悪かった。

明日は午前中に予定が詰まっていて忙しくなりそうで、早めに起床しなければならないと思っているのだが、今日の様子を見ていると起きられる地震が持てなくなってきた。
しかも、信号待ちの時に欠伸をしたりと寝不足を強く印象づける行動も見られて、夜更かしが癖になりつつあると自覚していただけに、自制心の弱さが悔しくて仕方がない。
明日は本当に慌ただしい予定となっているので、今夜こそは早めに就寝しておく必要があるのだが、現時点において既に夜更かしをしそうな予感がしており、呆れた溜め息が漏れてしまう。

不安を抱えながらの帰り道、乗り換えた電車の吊革に黒いネズミ耳を模したデコレーションが施されていて、見た瞬間に電車を降りようかと思ってしまうほどの嫌悪を感じていた。
女性専用車両へ間違えて乗り込んでしまったかのような居心地の悪さで、せめて別の車両へ移ろうと思ったのだが、見通せる限り全ての車両で同様のデコレーションが施されており、頭を抱えて座り込みたい気分になっている。
何の宣伝かは予想できるけれど、趣味の悪さに気怠さを感じてしまうと同時に、全ての吊革に装飾を施していった作業員へ同情してしまった。