アンテナが 止まると脅す 業者あり2008年09月18日 20時59分07秒

皆さんは地上波デジタルへの対応というのは済んでいるのだろうか?
我が家は2011年のアナログ放送終了まで 3年近く時間があるので慌てず騒がずの方針の下、依然として未着手のまま状況を静観している。

地上波デジタルへ切り替える事によるメリットは知っているけれど、今すぐに利用したいと思えるほどの魅力は感じていない。
それに地上波デジタルへ対応した各種の家電はようやっと成熟期へ入ったところだと思っているから、今の時期に買うのは損だと考えている。
俺の家族は暇潰しでしかテレビを見ない人ばかりなので、基本的に無関心であるというのが放置している一番の理由だろう。

そんな我が家にケーブルテレビのチラシが何度となく届けられている。
普段は金を払ってまでテレビを見たいとは思わないので見向きもせずゴミ箱へ放り込んでいるのだが、気になる文字があったので読んでみた。
気になった文字というのは俺の地元で使用されている共用アンテナはアナログ放送が終了すると同時に華道を停止するという内容だった。
もちろん我が家も共用アンテナを利用してテレビを見ているので、共用アンテナが止まるという話が本当なら厄介な話になる。

そもそも共用アンテナが設置された経緯が大きな電波塔の影響でアンテナによるテレビの受信が困難になってしまった事にある。
デジタル放送は電波障害を受けにくい特性があるので大丈夫だと思うが、電波塔が建った直後に殆どテレビが映らない状態となった過去を考えると不安は拭い去れない。
逆に言えば、それ程の電波障害を引き起こす電波塔を作った責任として共用アンテナを守るのが義務であり、遅くなるが対応すると約束されていると俺は聞いていた。

それにも関わらず、手元へ届いたCATVのチラシは脅し文句のように共用アンテナが使えなくなると大仰に語った上に契約と工事の申し込みを急いで欲しいと言っていた。
確かに今のアンテナが使えなくなるとしたらCATVも選択肢の一つだが、本当に共用アンテナが停止するのかどうか怪しいところだ。
今朝に自治会へ出ている父親へ確認したのだが、やはり遅くなるが対応はすると聞いているらしい。

こうなってくると 1つの疑念として、CATVが共用アンテナの停止をちらつかせて勧誘している可能性が出てくる。
そう思わせる要因として、届いたチラシが何度も共用アンテナの停止を強調しているのに月額料金の話が只の一度も出てこない事ある。
調べてみると有料番組を見ないという契約はできない上に、月額料金は最低でも 5千円という金額になっていた。

CATVの資料によればアンテナを立てる場合は 7万円の工事費が掛かるとされているけれど、その通りなら 1年でCATVより自家アンテナの方が安くなる計算となる。
もちろん前述の通りアンテナを立てたとしても電波障害を受ける可能性があるのだが、契約に際して参考とすべき情報を抜いているという事実は印象に良くない。

もっとも俺はフレッツ光へ契約しているのでCATV以外の手段もあったりする。
しかも、調べに寄れば月額利用料 700円だし、キャンペーンを狙えば工事費が無料になったりもする。
最初からCATVという選択肢は影が薄かったのだが、あの脅しのようなチラシを見てしまうと完全に論外だ。

ひとまず共用アンテナの件については調べてみる必要があるな。

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