豚肉は 生で食べると 危険です2014年07月03日 22時54分40秒

牛肉の生食が規制されて久しい今日この頃、代用品として牛よりも危険性の高い豚肉が使われたらしく、豚の生食も禁止される方向となった。
生で豚肉を食べる輩は居ないだろうと何も規制していなかったのに、豚のレバ刺しで食中毒を起こした人か出たので法整備へ動き出したらしい。

豚肉はしっかりと火を通さなければ危険と言われているのに、よりにもよって生で食べさせる店があるとは呆れるばかりだ。
しかし、それを食べる客が居ることから考えると、豚の生肉が危険という事は常識として知っている話でなかったのかと不安になった。
それというのも豚の生食を規制する話を知る切っ掛けは、豚と魚の生食を同列に扱った挙げ句に、規制の掛け過ぎだと訴えるニュース記事だったからだ。
馬鹿げたニュース記事だと話題になっていたから目に入ったのだけど、その記事へ対する読者コメントを読むまで不安に感じていた。

食肉は総じて生食用に飼育されていない限りは安全と言い難くて、特別な処置を行っている肉が安価で提供されるはずもなく、牛のレバ刺しが規制される時にも書いたけれど、美味しいや安全を求めるなら相応の対価を支払わねばならない。
そんな単純な事が何故に分からないのかと、呆れさせられるのも何度目だろうか。
提供する店もそうだけど、注文する客が存在する事へ対して呆れるばかりだ。

「生で食べられる程に新鮮」という謳い文句が存在するけれど、生で食べても安全と宣伝しているわけでなく、あくまでも火を通す事が前提である事を忘れるべきではない。