暑いから サイクリングへ 出掛けたら2014年07月27日 23時07分11秒

新緑
昨夜も暑くて全く寝付けず、そのままでは寝苦しいと喚いている間に朝を迎えてしまいそうで、体調を崩しかねないと心配しながら扇風機を直撃コースで固定してもなお暑苦しさを感じていた。
これでも眠れないのかと不安がっていたのだが、さすがに普段なら間違えなく設定しない直撃コースの効果もあって、どうにか寝付く事へ成功したのだけど、深い眠りへ入る事までは叶わなかったらしく、入眠が遅かった割に早起きとなっていた。
そんな状態で寝不足が悪化しないはずもなく、寝起き早々から気分が悪くてサイクリングへ出掛けるなどできそうもないと思っていた。

意図せずに早起きした事もあって、平日に近い時刻から朝食として温かいうどんを食べたのが良かったらしく、朝10時を過ぎて頃から頭痛を伴った眠気に襲われる事も無くなり、頭の中に掛かっていた霞も晴れてきた。
この調子ならサイクリングへ出掛ける事もできそうだと考えていたら、いつの間にやら自室の室温が36度を超え始めていて、ここまで部屋が暑いなら自転車で走ってきた方が涼しそうだった。
そう思い立ってからの行動は比較的に早くて、クロスバイクに取り付けるバッグ系統に予備チューブなどを押し込み、未だに着慣れないサイクリングウェアへ袖を通して走ってきた。

前回は走り出して4kmでパンクした影響で今一つ実感がなかったけれど、サイクリングウェアの速乾性から来る涼しさは本当に素晴らしくて、以前のように普段着で走る事をしないだろうと思えた。
その反面で雑草の生い茂った歩道を走る時は地肌がなっているため、コース取りを間違えると若干に痛かったので、今後は走る道の選択を十分に考慮すべきと感じた。

走ったコースは前回に向かおうとして断念する羽目となった荒川沿いを目指してみた。
今回は大きなトラブルもなく目的地へ辿り着けて、新緑の香りに懐かしさを感じながら走っていたのだが、少し休憩している間に青空へ黒い雲が掛かり始めたから焦った。
吹く風もやたらと涼しくなっていた事も加味すると、酷い雨に降られる可能性が極めて高いと感じたので、早々に帰宅コースへ切り替えざる終えなくなった。

帰宅コースに切り替えて川越へ差し掛かった辺りで、頭上の空が黒く染まってきて大粒の雨粒も落ち始めていた。
それ以上に吹き荒れる強風が驚異的で、台風の暴風圏内に居るのかと錯覚するほどの風圧が掛かってきて、平地なのに坂を登っているような辛さを味わっていた。
自宅がちょうど強風を追い風に受ける方向だったので、進路を変更すると驚くほど楽に走れる状況となったので、そこからは雷雲との鬼ごっこを始める格好となる。
地元近くまで来た所で雨雲を振り切れたのか空が明るくなっていて、安堵の溜息を漏らしていた真後ろから雷鳴が轟いてきたから驚いた。

まだ終わりでないと威嚇されたような気分でペダルを踏み続けて、ようやっと知っている道へ出られたと浮かれてしまい、左へ行くべき交差点を右へ曲がってしまった。
その間違えへ気付いた時は大きな坂を下りきった所で、大きなミスに溜息を漏らしながら引き返していると、ついに頭上から大量の雨粒が落ちてきたから泣きっ面に蜂という気分だった。
頭上で雷鳴も鳴り始めるまで必死にペダルを踏み続けるも、身の危険を感じて町工場の倉庫へ逃げ込んでの雨宿りとなった。
心許ない屋根の下での雨宿りはなかなかスリリングだったけれど、ひとまず近くに落雷があった様子もないので一安心だった。

そんなこんなで46kmほど走ってきたけど、ここ最近にクロスバイクで走り出すと何かしらトラブルへ巻き込まれる感じとなっていて、なかなか飽きさせてくれない感じで良い。