盛大に 出鼻を挫き 気が滅入る: 【まったり空間】

今日も歯科医院への通院が入っていたので朝８時半に起床すると、軽い頭痛と共に目眩がしたりと寝起き早々に体調へ不安を感じさせてくれた。
しかし、その後は眠気が抜けない以外に目立った影響もなく、Toda氏との昼食会から買い出しまで順調に済ませられた。
そのままの調子でクロスバイクを引っ張り出して、久々なので慣らし運転でもしてこようかと考えたのだが、長期間に放置していた故にタイヤの空気が抜けていて、前輪に至ってはパンクまでしている有様だった。

空気が抜けた際に前輪がパンクする現象は以前にも経験があり、そのときはバルブが地面に接する格好で放置していた事が原因だと考えて、同じ事にならないよう対策を講じたのに、それでも二の舞を演じた事へ酷く落胆した。
後輪だけはパンクしておらず、前回も前輪のみ修理へ出したと記憶しているので、２つの車輪における相違点が空気の抜けた際に起きる損傷を防ぐ鍵があるのだろう。
そう思ってみてみると、後輪はバルブを固定するナットが付いているのに対して、前輪はそのような仕掛けが付いていなくて、空気の抜けた状態では手で簡単に動かせる状態となっていた。
この可動域の広さが空気圧の抜けた際にバルブをチューブへ押し付けてしまい、結果的にパンクへと誘導しているのではなかろうか。

前輪がパンクしているのでクロスバイクで出掛けられるはずもなく、早々に修理へ持ち込むか否かという面倒だけが目の前へ残された。
二の舞という不格好なパンクを招いてしまった情けなさと、出鼻を挫かれた焦燥感から一気にやる気がなくなり、精神状態へ引きずられたのか体調も急激に悪化してくれた。
結局は自室へ引き籠もったまま悶々と過ごしてしまい、我ながら何をやっているのかと呆れるばかりだ。