自転車の 修理一つで ドタバタと2014年06月14日 21時55分36秒

今日は歯医者と耳鼻科への通院が重なっていたので起床を早めて、予定通りの時刻に出掛けられたと安堵していたのに、歯科医院へ到着してみると珍しく混雑していると思ったら、40分も待たされる羽目となった。
歯医者での待ち時間は朝の早い時間なら10分ほどで済むはずなのに、他の通院が重なっている時に限って待たされる傾向があるから困る。
処置に時間の掛かる患者が入っていた場合に長い待ちを強いられる事があるのだが、忙しい日に限って長く待たされる羽目となるのだろうかと溜息を漏らすばかりだった。

歯医者の治療が終わると想定より30分も遅れており、耳鼻科の受付が閉まる心配こそ要らないまでも、混雑している可能性は十分に考えられると憂鬱な気分で自転車を走らせた。
しかし、耳鼻科へ到着してみると想定外に空いていて、2時間待ちを覚悟していたのに1時間待ちで済んでくれたから驚いた。
診察の結果も花粉症の症状とダメージが抜けたらしく安定していて、処方箋を普段通りに出すけれど服用するペースは任せると言われた。

耳鼻科で待たされている間に自転車屋まで走っていき、先週に発覚した不具合を一括で修理してもらうため、愛車を日帰り入院へ出してきた。
愛車の修理が終わるまでの足として代車を出してもらえただけど、乗り慣れていない影響もあってか普通に走っているはずなのに、普段の倍以上も疲れていくような気分だった。
そんな不慣れな自転車を走らせながらToda氏との昼食会へ向かう途中、タイヤが何か鋭いゴミを弾いたような音がして、その数分後から泥除けを擦る音が周期的に聞こえ始めた。
パンクしているだろう確信を持ちながら昼食会へ参席して、その帰り際にタイヤを確認してみると、細い針金が見事にタイヤへ刺さっていて、タイヤから全ての空気が抜けていた。

自転車を修理へ出した自転車の別店舗が地元にあり、昼食会で利用する食事処から歩いて行ける距離だったので、パンクした代車を持ち込むと別の自転車を貸し出してくれた。
待ち時間がなかった事は良かったのだけど、当然のようにパンク修理代を追加請求されるとの事で、運悪く発生した追加出費に溜息を漏らすしかなかった。
新しい代車は全くと言ってよいほど整備が施されていなくて、ハンドルは曲がっているし、グリップも捻れたまま放置されており、前輪も後輪も回転軸が歪んでいる上にペダルのベアリングも逝かれていた。
ここまで酷い自転車を寄越されると走るだけでも疲れるわけで、修理完了の知らせを受けて店へ向かう途中は山道でも登っているような辛さだった。

修理された愛車を引き取って漕ぎ出してみると、今まで酷い自転車を乗っていただけに快適な走りを見せてくれて、整備の大切さが身に染みる思いだった。