新機種に 夢も希望も 持てません2012年05月29日 22時18分28秒

今日の昼前11時にウィルコムの新機種発表会がソフトバンクと共同で行われて、ウィルコムでは始めてのAndroidスマートフォンが発表された。
性能も一世代前のスペックかと思ってみれば、意外にも実用レベルの端末が登場したと喜んでいた。
おサイフケータイの機能を備えていない事に対する不満の声が有ったけど、使用率が3割以下とも言われているし、俺としてはSuicaで十分なので性能的には大満足だった。

これで5年も頑張ってくれたAd[es]を引退させてやれると思ったのに、料金プランへ話が及んだところで血の気の引く思いがした。
新しいスマートフォンへ機種変更を行った際に加入する料金プランは、パケット定額などのオプションが込みで月々6755円となっていた。
現在は月々の請求金額が1603円なので、一気に4倍もの金額を請求される事になってしまうのだから、驚くなという方が無理と言うもので唖然とするばかりだった。

メールアドレスに関しても、強制的に変更させられるという話もあって、料金プランの話が始まる前までの高揚感が重苦しい悲壮感へと変異していた。
ウィルコム関連の情報サイトを覗いても料金プランへの評判は悪くて、俺と同じくAd[es]を使っている人達の悲痛な叫びが多く見られた。
その多くは手持ちのAd[es]を修理へ出して、次の新機種まで持ちこたえさせようと、俺と同じ事を考えている人もいた。
Ad[es]を使っている人が意外と多い事へ親近感を覚えながら喜び、悲痛な叫びを共有して嘆いていた。

某SNSの日記にもウィルコムの新機種へ関する愚痴を載せてみると、予想したとおりに別キャリアへの移行を推奨するコメントが見られた。
この辺の意見は正常な判断を下せる人ならほぼ全員が主張する意見であり、理解もしているのだけど思い切れないものがあるわけで寂しい気分になった。

キャリア毎に乗り換えるか、Ad[es]を修理して次の新作まで頑張ってもらうか。
とりあえず、ここまで酷いプランが出てくるとは予想していなかったので、身の振り方を最初から考え直さねばならなさそうだ。

体調は 末期へ向けて 突き進む2012年05月30日 22時00分25秒

今朝の体調は最悪でロフトから転落する事件の再来へ向けて着々と悪化の一途を辿っている。
現時点においてはアルコールで悪酔いしたような頭の重たさと、目が回っている時の浮遊感に襲われながらの帰宅となっている。
定時の18時を過ぎてから強烈な眠気へ襲われて、業務を乗り切った安堵感から30分ほど仮眠を取ると、少しだけ睡魔の勢いが落ちてくれたけど、暗躍を続けているらしく時を追う毎に瞼を重たくなってくる。

体調不良の一因は昨夜の帰り道に雨へ打たれた影響がありそうだ。
昨夜は地元へ到着すると大粒の雨が出迎えられて唖然としたけど、振り方から考えて雨足が弱まる気がして、10分ほど待機してみたら傘で防げる程度まで落ち着いてきた。
その隙を逃さずに自転車を走らせていると、空一面が青白い雷光で明るくなる1秒間を経験して焦ったけれど、雷鳴が轟くまでに5秒も掛かった事から雷雲との距離が知れたので少しだけ安堵した。
雷雲が遠くにあったとしても雨雲だけ一足先に到来したらしく、雨粒が徐々に大きくなる様子を体感しながら、ペダルを踏み込む足に力を込めて帰宅した。

本降りの雨を避けて帰宅できたけど、強まる雨足に急かされた事もあって体を濡らしてしまい、帰宅すると感覚が鈍る程度まで体が冷えていた。
帰宅した直後に入浴して体を温めたかったのだけど、例によって疫病神の存在が邪魔で塗れたまま放置する羽目となる。
その際に風邪をぶり返させた事も、今日の体調悪化を加速させているように思える。

昨夜に関してはウィルコムの新機種発表で受けた衝撃と、今後の身の振り方で悩んでいたので眠りが浅かった可能性もある。
一晩が明けた現状で思い返して落ち着いて見直してみれば、他のキャリアでスマートフォンを契約した際の費用と大差がないという状況が見えてきて、引き込み戦略であるとように思えてきた。
そうなると既存ユーザーにとって旨味が少ないのも納得できて、他キャリアからウィルコムのスマートフォンへ乗り換えるメリットも用意されている。

そういう状況が見えてくると諦めの方向性も変わってくるわけで、今回は愛用のAd[es]君を修繕して乗り切ってもらおうかと思い始めている。

苦労して 稼働したのに 停まるかも・・・2012年05月31日 22時31分12秒

去年の9月頃から全身全霊を捧げて、某ソーシャルゲームのモバイル版を制作する案件を請け負っていた。
正確に言うと別の会社へ途中まで制作したシステムを引き継いで、再構成しながら完成させて欲しいとの依頼だった。
その再構成するシステムは過去に類を見ない酷いコードで書かれており、学生でも書かないような煩雑さに解析するだけでも地獄を見ていた。
しかも、依頼主の意向もあって再構成の携帯を維持しなければならず、どのような構成が良いのかと試行錯誤を繰り返していた。

解析するだけでも四苦八苦、新しい構成を意識してのシステム設計で七転八倒、全体の進捗を見れば三歩進んで二歩下がる状況が繰り返されていた。
何よりも辛かった事は、1つの機能で再構成を完了させて次へ進む度に予期しない不都合が出てきて、設計を練り直さざる終えない状況が繰り返された事だ。
前日までの作業をリセットする羽目となる場面も何度かあって、精神的なダメージを蓄積させながら踏ん張っていた。

開発を開始した当初に与えられた猶予は設計という初期段階で殆ど悔い潰してしまい、連日連夜の残業ラッシュの中で魂を擦り減らしながら奮闘していた。
そんな苦労してサービスインへ漕ぎ着けたモバイル版だったけど、コンプガチャの問題や依頼主の都合も絡まって雲行きが怪しくなってきている。
苦労して汲み上げた我が子なのに、こう早々とサービス停止なんて話題が出てくると悲しいけれど、移り変わりの早い市場なので致し方ないと飲み込むしかない。

今回のシステム開発で依頼主が気に入ってくれたようで、次なる開発案件を回してもらえそうな話も出始めている。
ひとまず仕事としては成功していると言えるのだろうけど、やはり苦労して組み上げたシステムが止まってしまうのは寂しいものだ。