一度でも 禁を破ると 止まらない2012年05月23日 22時00分32秒

耳の状態は応急処置が聞いている様子で、昨日に比べたら痛みから鋭さが失われて、鈍く響くような鈍痛へ変わっていた。
楽になった事と言っても鎮痛剤を使ったわけでもなくて、炎症を抑える軟膏を塗ったり、患部を無闇に刺激しないよう振れたくなる衝動を堪えていただけだ。

それだけの応急処置でも効果が見られている辺りを考えると、その前にどれほど雑な扱いをしていたのかと呆れてしまう。
思い返してみれば、耳の奥が痒いと言って綿棒で引っ掻き回していたり、入浴時に入った水を抜かずに放置したりと、思い当たる節が幾つも出てきて情けなくなってきた。

耳掃除は俺の耳が常に状態が悪い事から、下手に触ると外耳炎を誘発してしまう事から基本的に禁止とされている。
よほどの事がない限りは耳掻きをしないように心掛けていたはずだけど、ここ数日は耳の奥が疼いて元より欠落している集中力を乱してくれて、やけくそ気味に綿棒を使ってしまった。
一度でも禁を破ってしまうと事ある毎に綿棒へ手が伸びてしまい、現状へと繋がったのだと推測される。
何よりも耳の中へ綿棒を入れる度に、大きなゴミが取れるという状況を楽しんでいた節があるので自業自得と言わざる終えない。

今日は午前中に定期メンテナンスという重要な仕事があり、集中力の欠如からミスをしないかと心配したけど、手順に慣れてきた事もあって無事に乗り越えられた。
しかし、このメンテナンス作業で集中力を使い切ったらしく、午後は耳から響いてくる鈍痛や不快感に邪魔されて、仕事が殆ど手に着かないまま時間ばかりが過ぎてしまった。
こんな事を繰り返していたら、後日に地獄を見る羽目となり兼ねないので、今日こそ早めに帰宅して体を休める努力をしようと思う。