風邪気味で 怒りの沸点 低めです2012年05月18日 23時36分19秒

今日は午前中こそ平穏に過ぎていったけど、昼食の弁当を受け取りへ行こうかと思い始めた頃になって、何の予兆もなく発生した突然の雷鳴に驚かされた。
急いで弁当を受け取りへ行こうと席を立つも、玄関先へ出た時点で既に降り始めていた。
幸いにして本降りとなる前に戻ってこられたと安堵していたら、そこから更に2段階も雨足が強まったため、本当に危うい所だったと冷や汗が流した。

社長の飼い犬のユウ君は雨に濡れたりすると体臭がきつくなる上に、臆病な性格のために犬小屋へ押し込んだとしても、小屋の中で暴れて怪我をする心配もある。
そのため家の中へ入れたのだけど、少しでも飼い主の近くへ居たいらしくて、生活動線の上で通路を塞ぐように寝そべったりと我が侭放題で苛つかされた。
雷雨が通り過ぎて怖がる場面でなくなり、我が侭を許される特権が剥奪された後も、相変わらずの邪魔な場所へ居座り続けていた。

ユウ君が邪魔なので早々に外へ出してたい所だけど、濡れている場所に平気で寝転がってしまうため、折角に雨除けで室内へ入れた意味がなくなる恐れがあった。
そのため、路面が乾くまで室内へ置いておく事にしたのだけど、午後に得意先の来社という珍しい予定が入っていたから困ってしまう。

来客中にユウ君が大人しくいるなら良いけど、利口に待機している可能性など期待するだけ損だと分かっている。
野外も屋内も置き場所に困るという駄犬の処遇は、2階の寝室へ閉じ込めておくという形で決定して、無事に客先を向かい入れての打ち合わせが始まった。

打ち合わせの方は「電話でも良かったのでは?」と思えるような簡素な内容となっており、何故に足を伸ばしてこられたのかと疑問を感じていた。
2階の寝室へ閉じ込められたユウ君は来客の気配に気付くと、遊び相手が来たとでも勘違いした感じで、部屋からの脱出を試みてドアを引っ掻いたりしていた。
その愚行を止めさせようと叱りに行ったりしたけど、10分と大人しくしていなくて3回目に拳を握り締めて、4回目が有ったら気絶させていたかも知れない勢いでストレスを感じていた。

来客が帰る頃になると、強風も手伝って路面が乾き始めていたので、ユウ君を外へ放りだしたのだけど、地震が発生したせいで再び臆病モードが発動してしまう。
室内へ入りたいらしくて、玄関のドアノブへ足を掛けてガチャガチャとやったり、窓ガラスを叩いたりなんだりと騒がしかった。
ドアや窓の開け方を模索する前に覚える事があるというのに、無駄な事にばかり知恵を付けていく事へ呆れつつ、目に余る愚行に飼い主までも呆れ果てた様子だったので、罰として犬小屋へ投獄するに至る。
しかも、反省という言葉を知らないらしくて、ユウ君は釈放と投獄を3回も繰り返して、最終となる3回目は本気の殺意を込めて叱りつけてきたので、地震や雷の時よりも恐ろしいモノを見たように震えていた。

餌抜きで投獄しておくべきだと思うのだけど、G社長は甘やかして餌を与えてしまったので、来週前の網戸が壊されていそうな予感がしてならない。