水没の 恐怖を無くす 工事かな2011年07月16日 19時54分39秒

去年の今くらいの時期に局地的な大雨が降った時、泥が詰まった事が原因で自宅近くの排水路から水が溢れ出して、道路が冠水するなんて事件が発生した事がある。
そんな状態とも知らなかった上に、日が暮れて夜盲症が発動していた影響もあって状況を把握しきれず、妙に大きな水溜まりという程度の認識で水没地帯へ突入にしてしまった。
自転車に乗っていながら膝まで水に浸かる予想だにしない深さと、底無し沼に落ちたかのような背筋も凍るような経験は、今でも記憶を探れば生々しい感触まで蘇ってくるほど印象深く覚えている。

その時の記事がこれらしい。
http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2010/07/06/

約1年ぶりに道路が水没した経験を思い出した経緯は、今日から水没の原因となった排水路の改良工事が始まっていて、出掛ける際に道路が人一人が通れる程度に制限されていたためだ。
道路が冠水する騒ぎが発生してから1年も経過しており、工事が始まるのが遅いと思われるかも知れないけど、排水路の掃除は早い段階で行われていて、今回は再発防止を目的とした改修となる。

排水路へ詰まった泥の出所は住宅区を増やすため、半分だけ削り取られた林の跡地と考えられて、水の流れが悪くなるまで数年を要した推測から、応急処置から改修工事へ移行するまで時間が掛かったわけだ。
過去を遡ってみても道路が冠水したなんて記憶は殆どなくて、小学生の頃に1度だけ台風の翌日に大きな水溜まりが出来ていて、足首まで水に浸かるという経験をした覚えがある程度だ。
再発までの時間が掛かると予想される事から、定期的に排水路の掃除をするという対策のみで済ませて、工事を行わない可能性もあったのだから、改修が始まっただけでも褒めるべきだろうか。
これでもう暗闇の中で自転車が水没していく恐怖を味わう事もなくなりそうだ。