可愛気を 感じていれば 牙を剥く2011年07月01日 20時59分18秒

ここ最近の猛暑はG社長の飼い犬であるユウ君にも辛いらしくて、無駄吠えに使う体力もないのか回数が激減しているし、自主的に鳴き止むまでの時間も短くなっているし、鳴く子も黙るような暑さといったところか。
俺は暑さへの耐性があるので室温35度までなら堪えられるし、節電の呼び掛けで設定温度が高めの冷房でも快適に過ごせており、今日くらいの暑さなら静かに仕事をできるという意味で歓迎さえしてしまう。

騒音源となっていて窓開けの障害となっているユウ君は、暑さの厳しい時間帯だけ冷房の掛かった室内へ避難させているけど、暑さで体力を削られているらしくて、無闇に歩き回ったりせずに部屋の隅で大人しく寝転がっていた。
こんな風に普段から落ち着いているなら可愛気も出てくると思っていた矢先、今日の18時過ぎに暑さが和らいだ頃だからと外へ出して、G社長の母親がユウ君へ餌を与えた時に、早く食べろと急かされた事が気に食わなかったらしく、飼い主へ吠え掛かるという大馬鹿をやらかした。
幸いにして怪我はなかったらしいけれど、大人しくしていれば可愛いとか思った矢先の出来事だけに、怒りを通り越して哀れみさえ感じるほどに落胆していた。

落胆と言えば雷鳴と共に大粒の雨が30分ほど降り続いて、気温が下がってくれるかと期待したのに、その後に風が吹かなかった影響で湿度の方が強調されてしまい、思ったほど帰り道が涼しくない現状も残念なところだ。
元より強風地帯に属する地元まで戻ってくると、随分と様子が違っていたので安堵しているけれど、雨上がりとは違った雰囲気の湿度が混じっている事が少し気掛かりではある。
昨日も雷鳴が急き立てられながらの帰り道となっていたし、今日も同じパターンに陥ってしまいそうな気がしてならない。