肩書きに 見合わぬ態度 はよ消えろ2011年07月05日 20時41分45秒

昨日から震災復興大臣が被災地の県知事との会談したのだが、完全な上から目線で脅迫じみた発言を繰り返したり、自らを客人として出迎えなかったとして知事を叱責したりと、地上げ屋のような態度の悪さが話題となっている。
報道が番組を付けていれば必ず耳にするほどの問題となっており、被災者のみならず殆どの国民が怒りを感じた様子が良く現れていて、1秒でも早く更迭すべきとの意見が盛んに聞かれる事態となっている。

問題の震災復興大臣は自衛隊出身で上下関係に固執する性質らしいが、首相や大臣を含めて全ての政治家は身分が上がる訳でもなく、政策決定の場に国民の医師を届ける伝書鳩のような立場でしかない。
自衛隊や企業といった集団は組織運用を円滑に進めるために、知識や経験に貢献度を含めた査定により、階級や役職にいった身分が与えられる事は珍しくない。
しかし、日本国民という単位で考える場合に、全国民へ対して平等な査定を行う術はないし、政治家や自衛隊が他の国民以上に日本社会へ貢献している根拠もなく、むしろ税金で養われている身分と言えなくもない。

自衛隊出身で上下関係が頭から離れないのかも知れないが、階級や役職はその集団の中でのみ有効な肩書きである事も理解せず、大仰な態度で政治家をやっている事に対しては呆れる他にない。
ましてや、被災地に赴くことは震災復興大臣として当然の責務であり、客人というよりも話を聞かせてもらうために出向いた立場であり、頭を下げながら出迎えるべきは大臣の方だ。
政治家としての資質について語るよりも遙か以前に、人間としての不出来さに呆れるばかりで、民主党は首相も含めて真っ当な人間が1人として居ないように思えて、何か色々と悲しい気分になってきた。