初診から 検査続きに 空腹で2011年07月29日 20時44分48秒

昨日の血便から貧血と思われる症状で倒れたことにより、方々から病院へ行ってこいと言われているので、会社を午前半休にして診察を受けに行ってきた。
症状から考えても胃腸の検査を受ける事になると分かり切っていたので、内視鏡検査の設備を保有している病院を探してみると、通勤で利用している駅から徒歩で行ける範囲に見付けられた。

初診の当日に胃カメラを飲む事はないだろうと思いながら、念のために朝食を抜いて診察を受けてみると、「準備万端みたいだから胃カメラも行ってみよう」と言われた。
この時点で空腹を堪えて病院へ来た苦労が報われたと喜ぶ反面、既に血液検査とCTスキャンを受けていたので、この上に胃カメラの検査が入ると所持金が足りるか不安になっていた。

胃カメラが辛いという話は良く聞いていたので覚悟していたけれど、カメラが喉へ差し掛かった辺りから既に「なるほど、確かに辛い」と感じていた。
カメラを入れる前に喉への麻酔として、ゼリー状の麻酔薬を1回、液状の麻酔液を2回ほど飲まされるのだけど、痛みこそないけど異物が入り込んでいく感覚が気持ち悪かった。
喉元の違和感は通った後はそれなりに落ち着くのだけど、カメラが胃へ到達すると、胃袋を膨らませるために空気が送り込まれるのだけど、腹の張る感覚が食べ過ぎた時の苦痛がそのもので辛かった。

胃カメラの検査結果は異常なし、残る血便の原因は小腸か大腸という事になるのだが、治りやすさを考えると胃袋で異常が見付かって欲しかったので、俺としては残念な結果となってしまった。

明日は大腸にカメラを入れる検査のため、下剤を飲んで腸内を綺麗にしておく必要があり、食事制限を受けての帰宅となった。
食事の内容はお粥やポタージュスープなど消化に良い物ばかりで、カロリーが必要最低限の栄養とカロリーを得られる程度となっており、明日の検査に向けて昼食から早々に制限を受けることになった。
朝食を抜いている状態からの食事制限は精神的に辛いのだけど、早々に結果を出して治療を受けないと、現場復帰が遅れるので贅沢を言っている余地はなかった。

ドタバタとしている間に時刻は正午を過ぎてしまい、時間的にも体力的に出社は無理だと諦めながら会計へ向かうと、提示された診察料は所持金を5千円も超過していたから焦ってしまった。
仕方がないので銀行へ行かせてくれと会計を止めてもらいつつ、嫌な予感を背負いながらATMへ行ってみると、銀行の預金残高が338円となっていたから泣きそうだった。
給料日前で所持金もない状況では手の打ちようがないので、父親へ電話して現金を持ってきてもらうしかなくて、悲しいやら悔しいやら申し訳ないやらと、様々な感情を抱きながらの帰宅となった。

明日は4時に起きて、便通が透明になるまで下剤を飲めと言われて、何かのイジメじゃないかと苦笑しながら、普段より早めに就寝したかったのだけど、ブログの記事で手間取ってしまっている現状にある。
今日は何をやっても上手く行かない日らしい。