目を覚まし 澄んだ思考に 安堵する2011年01月10日 20時02分20秒

夜が更けるにつれて、体の奥底から病魔が這い上がってくる感じがしたので、久々にログインしてきた仲間の存在に後ろ髪を引かれながらも、昨夜も体調を気遣って早めに就寝する事になる。
夜が明けて今朝、目覚めと同時に漏れた溜め息は安堵の色に染まっており、3連休の最終日にして頭の中を濁らせていた暗雲が晴れたと喜んでいた。
しかし、起きようとした瞬間に寝汗で湿った体へ冷気が容赦なく突き刺さり、氷水へ放り込まれたような寒さに布団の中へ逆戻りしてしまった。

布団から出ようとする度に突き刺さる冷気の刃との闘争は、朝の冷え込みから呼び覚まされた尿意によって均衡が崩され、小さく悲鳴を上げながら布団から飛び出す形で幕を下ろした。
トイレを済ませる頃になって寝汗の冷たさに慣れるも、放っておけば再び風邪を引いてしまいそうだったし、昨夜は体調不良で入浴をキャンセルしていたので、着替えの前に朝風呂で汗を流すことにした。
僅か1日しか間を空けていないにも関わらず、湯船の中は布団のように心地よくて居眠りをしたくなったが、そんな気分を邪魔するように24時間風呂の装置から怪音を出し始めた。

初めて見る症状に戸惑いながら、ここ最近に忘れていた内部清掃を行ってみても症状の改善されず、病み上がりの体調で水回りの機械整備を行う羽目となり、つくづく運気のない人生だと呆れ返っていた。
試行錯誤を30分ほど繰り返した末に、何とか修理する事ができてホッとすると同時に、湯冷めをしていないか心配したけれど、直前まで湯船で十分に暖まっておいた事が良かったらしい。

それでも大事を取って自室へ戻ると部屋を暖かくして体を休ませ、少しずつ小説の執筆にも着手し始めた。
体調不良から脱した感はあるものの、病み上がりで体力的に万全でないこともあって、集中力が途切れる場面が多々あったけれど、何とか夕方までに公開できる程度まで書きためる事ができた。
今回の連載で第1章が終わりとなることもあって、それなりに気合いを入れて取り掛かったのけど、全体的に駆け足気味で意気込みの割に仕上がりが悪くて、落胆しながら投稿ボタンを押していた。

何にしても連休を丸ごと食い潰した体調不良も過ぎ去ったし、小説の連載も再開できたし、明日から平日4日間をどうにか頑張っていきそうな気がしてきた。

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