メリットの 考え方が ズレている2011年01月19日 21時09分52秒

就職するも試用期間の終了と共に解雇された新卒者が、被害者としてインタビューを受けている映像に対する文句を書いたけど、今日も若者に対して甘すぎる報道を見てしまい、少し苛々としながら出勤する羽目となった。
今回は海外留学の経験が就職に際してメリットと成らないばかりか、年々に前倒しされる就職活動に出遅れてしまうとして、デメリットと感じる学生が増えて留学生が減っているという話題だった。
例によって、海外留学が就職活動のメリットと企業側が感じ始めた原因は、留学経験を持ちながら全く英語が話せない阿呆が大量にいたりと、学生として海外へ行きながら遊び呆けていた先人達の悪影響だろう。

故に海外留学が就職の役に立たないという状況は、現在の新卒者ではなくて過去の不出来な卒業生の影響とも言えるので、海外留学に魅力を感じない事は致し方ない。
しかし、海外留学は就職活動で有利になるとか浮ついた考えで参加すべきではなく、1つのステータスとして留学する連中は何も得ないまま帰国するはずで、結局は経験を活かせない不出来な先輩の仲間入りするだけだろう。
最終的に何かを得たり、認められたりする人間は目的を持って取り組んだ連中だけであって、肩書きだけで雇ってもらおうとする奴等が見向きもされないなんて当然だ。
俺の目から見ると、海外留学と就職活動を結びつける発想そのものがナンセンスに思える。

就職難は確かに大変なのだろうけど、景気以前に就労を希望する人間としての自覚や意識を問題視すべきだと思う。