10年の 時を跨いだ 我が資産2009年11月22日 21時47分55秒

今日は特別に出掛ける用事がない、というか昨日の内に済ませてしまったので小食を食べ終えると同時に、同人関係で発生しているプログラミングに着手した。
本当は前回に制作したプログラムの複製を作って、少し手を加えるだけでも良かったのだけど、ベースとなるプログラムは依然として10年掛かりでコツコツと拡張を繰り返してきた代物であるため、気になる点が幾つもある。
気になる点と挙げられる事項の殆どは最新の開発環境へ移行させる事で解決する見込みで、今年の 7月にも古い開発環境からの乗り換え作業を行って、随分と苦労させられた旨を記事にしている。

実は前回に行った開発環境の移行は完璧ではなくて、開発環境が準備している自動変換機能を利用して、古い環境との互換モードへの切り替えただけであって、完全に最新の開発環境へ乗り換えたとは言えなかった。
正確に統計を取ったわけでないけれど、全体の 8割しか移行できていない事が後日になって分かってきて、どうせなら完璧に移行させたいと考えていた。
そんな訳で今回を良い機会として、完全なる移行を目指して作業を始めたのだけど、半日足らずで終わるかと思っていた作業が泡を吹きそうなほど大変な事になってしまった。

結論から言えば、長足を食べ終わった朝 9時から作業を始めて、それから 2時間ほどの休憩を挟んだりしつつ作業を続けて、コンパイルでエラーが検出されないようになったのは日も暮れた19時の事だった。
それこそ会社で仕事をしているのと同じようなペースで仕事をしての 1日掛かり、昨日に考えていた想定の軽く 3番を超える作業量となっていたから驚いた。
もっとも作業を始めて最初のコンパイルで検出されたエラーの数が 4千と信じられない数だったから、その時から背中に冷たい汗が伝っていくのを感じていたから、本音を居れば今日中に終わって良かったとさえ思っている。

しかし、こうやって自分が作り溜めてきたプログラムを見返してみると、我ながら随分と頑張って作ってきた物だと感心してしまう部分が多々ある。
中には今から作れと言われたら「嫌です」と即答するだろう面倒くさい機能を、必死になって組み上げている部分なんかもあって、若かったとはいえ頑張ったものだと感心してしまう。
そうかと思えば、俺が最初に作り始めた頃に存在しなかった機能が実装されていたため、長いコードを書き連ねて完成させたプログラムが数行で片付いてしまったりと、時代の流れを垣間見ながら涙を流す場面もあった。

こうやって改めてプログラムを眺め直して、やはり10年前のプログラムを基板に置いたまま作業を進める事は無理があると強く感じさせられた。
やはり現状にあったプログラムをゼロから作り直さないと、安心する事はできそうになくて、今の時点からスタートを切り直していたら時間が足りないので我慢するとして、機会を見つけてDirectX9への移行をした方が良さそうだ。

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