夕暮れの 早さに焦り 家を出る2009年11月01日 20時38分45秒

今日は寝起きから失敗して、昼前の11時に起床する格好となってしまった。
その上に遅めの朝食を食べようとリビングへ行こうとしたら、姉貴が台所を占拠していた。
仕方なく台所が空くのを自室で昨夜の就寝前に持ち込んだミカンも頬張りながら空腹を誤魔化しつつ、暇潰しに録画したアニメを見ていた。
そんな状態で時間を過ごすこと 2時間、ようやっと台所が空いた時は既に13時を回っていて、遅めの朝食どころか昼食にしても少し遅れ気味な時間となっていた。

初っぱなから思うようにならない事に苛立ちを感じる気力さえ失せていて、午前中の惰性でダラダラと過ごしていると、急速に部屋の中が暗くなった気がしてカーテンを開けてみると、夕方を通り越して空が闇色に染まりつつあった。
その時点での時刻は16時30分、俺の認識では日暮れまで 1時間近くあるはずだったのに、何時の間にやら日が短くなっていたらしい。
今年は夏らしい暑さもなく、秋が深まっているはずの時期なのに汗ばむ陽気も珍しくない天候のせいで、完全に感覚が狂っていたようだ。
よもや夜盲症を患っている人間にとって重要な日の長さを見誤るとは、どれほど愚かなのかと自分に絶望してしまった。

厄介なことに夕方から買い物へ出掛ける予定をしていたので、行くべき行かざるべきかで酷く悩まされた。
どうするか悩んでいる時間も惜しいほど暗くなった空を目にして、家を飛び出す事は勇気が必要だったし、ここ数日の集中力と注意力の無さを思うと事故を起こしそうな恐怖が重く背中に負ぶさってきた。
何より買い物の内容がコーヒーと仏前の花という急を要する品でなかったから、平日の会社帰りに回しても良いのではないかと思えた。
だけど、その甘えとも取れる発想が気に食わなくて、恐怖やら何やら色々と無視して家を飛び出してきた。

家を出てから 5分、薄暗くなった世界は俺の視界から歩行者を消し去ってくれて、横を通り過ぎていく影を目にして、初めて人が居たことを知るなんて場面に 3度ほど出会っていた。
幸いにして車が少なくて、車道の真ん中を走っていたから事故になる事はなかったけれど、道を見失って歩道よりを走っていたりしたらと思うと背筋を冷たい汗が伝っていく状況だった。
そんな冷たい汗を流しながらもスピードを緩めずに走り続けて、何とか駅前にある行き付けの花屋さんへ辿り着いた時は心の底からホッとした。

僅か30秒の安息の時間が過ぎると、再び闇に包まれた世界を走る恐怖に立ち向かう事となるのだけど、行きと違って帰りは同じ闇夜でも平日に走り慣れているから安心できた。
ただ平日の深夜と違って歩行者も自転車も多いので油断をしていると危ないのだけど、行きに危ないと冷や汗が吹き出す場面を経験した事でスイッチが入ったらしく、帰りは随分と平和に感じられた。

帰りに関して冷や汗が出た場面は、自宅まで100mと近づいた地点で道路の真ん中を歩いている犬と衝突しそうになったけれど、あれは撥ねても俺の責任にならない状況だったから、焦って損をしたかも知れない。
何よりも、俺が急ブレーキと90度ターンをして回避したのに、飼い主は全く意図せず会話を続けている声が聞こえたから、管理責任を放棄していたとみて間違えないだろう。
犬の方も逃げる気配が全くなかったし、軽くぶつけて危険だと教えてあげた方が世のためだったのではないかと、軽く怒りを覚えたのを良く覚えている。

空気まで 凍ったような 穏やかさ2009年11月02日 21時08分28秒

昨日は南風と暖かかな日差しのおかげで夏のような陽気に恵まれていたのに、今日は北風の吹く肌寒さを冷たい雨が更に加速させてくれて、ギャップの激しさも手伝って身震いをする場面さえあった。
天気予報によると北の方で初雪が観測されたとか言っていたし、昨日の暖かさは冬へ向けてダッシュするための助走か何かだったように思えてくる。
俺は基本的に暑いより寒い方が得意な人間ではあるけれど、急激な変化でしっかりと付いていけるほど健康ではないので、早足で駆け寄ってくる冬の気配に戸惑う一日だった。

そんな戸惑いの中にあった今日は珍しくG社長が飼っているシェパード犬のユウ君が無駄吠えも少な目で大人しく、平和な時間が多くて随分と心地よく仕事をすることができた。
これが数日前に無駄吠えをやめないユウ君を角地まで追い詰めた上に、口先を掴んで数分間に渡って睨み続けたり、少しでも無駄吠えをしたら玄関先まで足音を大きく警告に向かったりした効果だと思いたい。
しかし、今日の天候を考えると出掛ける人が少なくて、無駄吠えをする機会が少なかっただけという可能性もあって、今日一日だけでは確信がもてないというのが実状だ。

それでもユウ君の中で俺の存在が恐怖の対象として書き換えられたと思われる変化が見受けられて、睨みつけ続けた数分間の成果は確かに彼の心へ刻まれている。
今日の帰り際なんて俺の姿を見るやいなや犬小屋へ逃げ込んで、目を合わせれば耳をピンと立てながら注目していた。
本音を言えば、警戒すべき存在と認識されて避けられる事を悲しいのだが、怒られている認識さえ持っていない可能性のあるユウ君にとって、恐怖の対象は必要不可欠なのだ。
ひとまず俺が本気で怒ってくる驚異と分かってくれれば、無駄吠えが怒られる行動なのだと理解すると信じて、文字通りの憎まれ役を飼って出ている次第だ。

俺にとってユウ君の無駄吠えは耳へのダメージとなるため、本物の怒りをぶつけてやることもできるし、一日でも早く無駄吠えを治して欲しいと切望している人間でもある。
まして、基本的に動物が恐怖する対象となれる凶暴性を内に飼っている人間で、平日は毎日のように出入りする他人だったりと、これほど嫌われる対象として良い条件が揃った適任者はいないだろう。
それに利口になってくれた後で関係を修復する自身もあるし、今は怖がられる事を喜びにする鬼として君臨する事にしよう。

足がつり 痛みで覚める 文化の日2009年11月03日 21時18分21秒

今日は祝日で休みだけど、周の真ん中に入っている事もあって、平日と同じ時間で起床する予定つもりでいた。
朝を迎えて意識が微睡みの中を漂っている至福の時間に、左足のふくらはぎに強烈な違和感が生じたのを受けて、意識が覚醒へ向かって全力疾走を始めた。
違和感の正体が筋肉がつりそうになっている時の感触であると、理解するタイミングと合わせたように激痛が走って、一気に目が覚めた所まで良かったけれど、そこから先へ動くことができなくなってしまった。

意識がはっきりとするのと同時に、脱力と姿勢の調整で筋肉がつる一歩手前のギリギリまで状態を押し戻したので、痛みを感じた時間はほんの一瞬だけで済んだのだけど、そこから動こうとすると再び激痛が走りそうになる。
とはいえ、動かなくても徐々に状態は悪化していくわけで、一時の激痛に耐えながら根本的な解決策を講じられる姿勢まで移行する必要があるのだけど、先ほどまで微睡みという至福の時間に浸っていたせいか勇気が出てこない。
結果的に悪化の一途を辿って自然発生した激痛に押し切られる格好で、姿勢変更は実行される事となり、朝から冷や汗を滲ませながらの目覚めとなった。

更に悪い事は続いて、激痛に耐えながら処置の行える姿勢に変えたというのに、いつも通りの処置をしても痛みが引いてくれず、息が止まるほどの痛みを数秒間も味わう羽目となった。
何とか激痛の域から脱した後も、長時間にわたって痙攣していた影響から筋肉を痛めてしまったため、立ち上がる事ができない状態に陥ってしまい、布団の上で安静を強いられた。
もちろん早朝に布団の上で安静にしていれば、当然のように眠くなるのが自然の摂理というもので、意識は自然と薄れて11時まで眠ってしまった。

不幸中の幸いは足を痛めて動けない時間にトイレへ行きたくならなかった事なのだけど、実は昨夜の空がまだ色濃い闇に染まっている時刻に、尿意から目を覚まして、トイレに起きるなんて珍しい事が起きていたので心配はしていなかった。
むしろ、半年ぶりになろうかという夜中にトイレへ行くという体験が、足を痛めて動けなくなる事を見越して仕掛けられた伏線だったのでは無いかと疑ってしまうほどのタイミングの良さに感じられた。

朝から散々な目に遭いながら午前中を過ごして、何とか遅めの朝食を作れる程度まで回復する事ができたけれど、今日に予定していた用事を片付けられそうにない雰囲気だった。
出掛けたかった用事というのは古本屋巡りで、約10軒を回る全長50kmのコースを予定していて、午前中から走り始めるつもりでいたのだけど、思い切り出鼻を挫かれる格好となってしまった。
ちなみに探し物はコミック雑誌の増刊ヤングガンガン Vol.1と Vol.2となっていて、殆ど発見するのが不可能な品であるため、どちらかと言えば運動のために自転車を走らせる理由を作ろうとした意味の方が強い。

俺が高校生だった時分ならコミック雑誌のバックナンバーを揃えた古書店がちらほらとあったのだけど、最近は大きなチェーン店が幅を利かせている事もあってレアな店が消えるという悲しい結果を招いている。
そんなわけで殆ど諦めた状態でいたから、足を痛めてまで出掛ける理由は無かったのだけど、折角の天気に家で引き籠もっているのも勿体ないし、暇を持て余す時間ができたので近隣の10kmコースだけ走ってきた。
もちろん目的の品を見つける事はできなかったのだけど、それ以上に選んだコースで、車も自転車も交通マナーが悪くて精神的に大きなダメージを受けて帰ってくる羽目となった。

特にスポーツタイプの自転車を走らせている人が随分と多かったのだけど、左側通行を守っていなかったり、余所見をしながら蛇行したりと見ているだけで背筋が冷たくなる輩が多かった。
中には左側通行を厳守している俺に対して、擦れ違いざまに「バカ」とか意味不明な文句を言ってくる野郎までいる始末で、かなり機嫌が悪かった。
もしも足を痛めていなかったら、ママチャリで追い抜いた上に説教でもしてやっている所だけど、残念ながら爆弾を抱えている状態で無茶をする訳には行かず、苦虫を噛み潰すような思いで堪えていた。

今日の簡易コースを走った限りでも、コミック雑誌のバックナンバーを発掘するのが如何に難しいか思い知らされた。
ネット通販でも古いナンバーは出てこない状態だから仕方がないが、ひとまず自分の知っている古本屋くらいは探してみるつもりだ。

涙さえ 枯れる思いで 向かい合う2009年11月04日 21時59分56秒

昨日の朝に痛めたふくらはぎに加えて、出掛けた際に変な汗の書き方をした影響から体調を崩していたため、痛いやら気分が悪いやらで散々な一日にだった。
特に目の充血が痛みを伴うほどに酷くなっていて、充血を抑える成分の入っている目薬を使っても効果がなくて、目を開けている事さえも辛いという状況が続いた。
しかも、仕事で住所から郵便番号を探し出す機能の実相を試みたのだけど、郵便局が公開している郵便番号一覧の構成が悪くて、思うように行かなくて踏んだり蹴ったりだった。

郵便番号の検索機能は現状で半分くらいは成功するレベルまで完成したけれど、作業を始めた当初の処理効率を考慮した構成から大きく形を変えて、力業でのごり押し処理となってしまった。
正直なところ不本意極まりない仕上がりと言わざる終えない状況なのだが、検索の基となる情報に不備があって使いにくいのだから仕方がない。
しかし、情報量やパターンが多すぎために、自分の使いやすく加工する事も気が遠くなる時間と労力を要求される状況で、今あるデータを力業で処理するしかなかった。

郵便番号一覧の扱いに苦労していただけなら良かったのだけど、途中で何度もシステムの限界値へ触れてしまった事に起因する不具合が発生して、原因を突き止めるまでに四苦八苦させられた。
しかも、システムの限界へ触れないような工夫を施す修正が、作り直しに近いレベルにまで発展してくれて、今日だけで幾つの山を乗り越えたのか数える気にもならない。
おかげで大部分の郵便番号検索をカバーできそうなパターンに手が届いてくれたので、何とか明日の午前中に完成させたいと考えている。

実のところ郵便番号の検索機能はサクッと 1日くで作れるとか安請け合いをしているのに、もう 3日ほど苦しんでいるのに大損という悲しい状況だったりする。
今は言ってしまった物は仕方がないと諦めて涙を飲みながら頑張っている状況だが、安請け合いをしたのが俺でないのが引っ掛かってしまう。

改めて振り返ってみると、今日は体調から仕事の内容まで涙が出るほど散々だった。

焼きたての 香り漂う メロンパン2009年11月05日 20時38分23秒

今日の16時頃、酸欠と思われる頭痛が出始めたのと合わせて、頭の回転も鈍くなっている印象を受けたので、息抜きがてらに外へ出てきた。
向かった先は会社から歩いて 5分弱の所にある商店街で、キシリトールガムとのど飴を購入するだけの軽い外出だった。

商店街へ入ってから買い物をする予定の駄菓子屋っぽい店まで100mほど歩くのだけど、その途中に鎮座しているデパートの正面玄関前は露天の出ていることがあって、ちょっとした楽しみとなっている。
露天の多くは甘味を取り扱っているため、甘い物が苦手とする俺が購入する機会は滅多にないのだけど、デザートの類をよく食べるG社長なんかに教えてあげると高確率で買ってくるので、それはそれで面白かったりする。
しかも、今日は昼過ぎから客先での打ち合わせのために外出しているため、帰社する途中に寄ってくる確率が高めだから、何かG社長好みの露天が出ていればと期待したのだが、今日はメロンパンの専門店が店を開いていた。

メロンパンは往々にして嫌いな人の少ないメニューだと思うけれど、その分だけ特別に好きという人も目立たず、何より菓子パンの類となればおやつとして食べるのに向かないボリュームとなりがちだ。
そんなわけでG社長へ報告するほどでなかったため、少しガッカリとしたのだけど 1個 150円という値段が目に入った事で若干の興味が沸いてきた。
デパートの前で店を開いている場合、少し値段が高めな事が多くて、俺のような貧乏性の人間は美味しそうだと思っても手を伸ばせずに「安い舌はコンビニの安物がお似合いだ」などと涙をしながら素通りするパターンが殆どだ。
それに対してメロンパンはコンビニでも 150円くらいで売られている品だから、貧乏人でも何とか手が出せる値段で、焼きたてのパンが売られているのだから興味がそそられる。

しかし、残念なことが 1つあって、俺はあまりメロンパンが好きではなくて、最後に食べたのが何時なのか思い出せなかったりする。
俺の知っているメロンパンは全般的にパンが堅めで食べづらく、大きさの割に味が単調だから食べ切る前に飽きてしまって、最後の方は何処にメロンの味があるのだと文句を言いたくなる食べ物だ。
そんなわけで値段が手頃でも仕方がないと軽くスルーしたのだけど、買い物を済ませると釣り銭が 200円とメロンパンの使うのに良さそうな金額が戻ってきた事で、少し気が変わってきた。

あまり食べない物だからこそ、焼きたてが手に入る機会に買ってみて、嫌いなのか否かを判定してみるのも悪くない気がしてきた。
ちょうど釣り銭も使えと言わんばかりの金額だったわけだし、何かの縁だと思えて帰り際にサクッと露天のメロンパンを購入して帰ってきた。

食べてみた感想は美味しかった。
焼きたてだからなのか、俺が知っているメロンパンが粗悪品だっただけなのか分からないが、今までに知らないメロンパンの食感と味だった。
パンは実が締まっているのにフワフワとしていて、表面の甲良のようになっている部分は薄地のクッキーか何かのようにサクサクとしていた。
甘みも控えめでしつこくもなくて、軽く 1個を食べ切った後にもう少し 1個くらい食べたいとか思っていたから上々だろう。

会社が選りでもまだ同じ露店が開いていて、食べながら歩きたい衝動に駆られたけれど、さすがにスーツでメロンパンを抱えている姿を想像したら諦める気になれた。
もしも次の機会が在れば購入しようと思う。

難しい 苦悩続きの 課題曲2009年11月06日 21時39分51秒

相変わらずブログのネタが無くて困っているので、久しぶりに PSPゲームソフト「初音ミク -ProjectDIVA-」の話でもしようかと思う。
発売から随分と経っているけれど、今でも毎日 1回は必ずプレイする状態が続いていて、ネットゲームを除けば驚異的なプレイ頻度と言えるのだが、実力が伴わないのでコンプリートまでの道のりは随分と残っている。
現在の目標は全課題曲で難易度HARDの評価STANDERD以上の取得を目指していて、残り 3曲の所まで辿り着いている。
しかし、残り 3曲となってから既に 5日ほど警戒していて、完全に足止めを食らわされた状況で軽く涙目になっている。

とは言っても、挑戦中の課題曲は最高難易度として名高い課題曲「初音ミクの消失」だから、予想していた状況なので驚いたり落ち込んだりという事はない。
それでも挑戦を始めてから 3日間は最高難易度と呼ばれる所以となった連打タイムに入るとすぐに撃沈してしまう状況が続いた。
上手くできない原因は PSPの本体が持ちづらく安定しないなど、ハード的な問題が大きくて、連打をしようとしても本体が逃げてしまって打ち損じる場面が目立っていた。
しかも、連打のタイミングでミスをしてしまうと復旧する事が難しいため、打ち損じ=撃沈という非常にシンプルな方程式が確立されてしまった。

この状況を打開するため、最初に自分の連打スタイルの変更を試みた。
俺の連打は二の腕から手首までを微振動させる感じで、ゲームパッドの裏とボタンのある表を交互に叩くような感じになるのだが、これは連打をしない逆の手でしっかりと固定しておく必要がある。
しかし、薄くて滑りやすい上に軽すぎる PSPでは片手で安定させる事が難しくて、どうしても連打の影響で震える本体が固定しようと頑張る左手から滑ってしまう。
そのため親指だけの連打を身に付けて、持ちにくいハードでも連打ができるようになろうとしたわけだ。

元より連打力に自身があったので多少なり連打数が落ちても、課題曲をクリアするのに十分な連打ができると考えたのだが、やはり根本的に使う筋肉が違うせいもあって思うようにならなかった。
それにどうしても親指が連打に専念すると本体の安定性が落ちてしまって、連度を早くしようとするほどに打ち損じが増えるという本末転倒な結果に終わる有様だ。
試行錯誤を 3日ほど繰り返したところで、連打方式の改善に限界を感じたため、何とか PSPを安定させる方法の模索へと切り替えた。
最初に試したのは床に PSPを置いてプレイする方法だけど、これは親指を垂直にボタンを操作する感覚に慣れず、画面から遠くなって影響で記号が読みとれなかったり、慢性的な腱鞘炎となっている親指への負担が大きくて却下となった。
膝の上に PSPを置いてみたけど、猫背の姿勢を余儀なくされるので首や腰が痛くなって、今一つ集中しきれなくて駄目だった。

相次ぐ試行錯誤の失敗と上達しない苛立ちや疲労感から、机の上に片足を投げ出して、OAチェアのリクライニングを全開にして天井を仰いだ瞬間に何やら妙にフィットする感触があった。
偶然に辿り着いた体制は左足を椅子から降ろしてリラックス、右足は机の上に載せた状態で固定し、その膝の上に PSPを置いてみると不思議なフィットが得られた。
どうやら右膝に置くことで左手は少し距離が必要となって腕を張った状態で PSPを持つことになり、これが良い感じで PSPを固定してくれて、その半面で右手は余裕があって自然と構えることができた。

期待を込めてチャレンジしてみた 1回目、相変わらず連打タイムの序盤で撃沈してしまったけれど、今までと失敗の理由が真逆で廉だが早すぎてリズムに合っていないと減点された末のNGだった。
同じ失敗でも本来の連打力が戻った事が証明された事と、安定した連打ができる体制を見つけられた喜びは大きかった。
今は連打力をリズムに合わせる微調整を繰り返しているのだけど、早すぎるか遅すぎるかの両極端にしかならなくて、中間の連打数にするのが難しくて苦労している。
今のところ完走することはできるようになり始めたけれど、点数が伴わなくて悪戦苦闘している感じだ。

どうにも焦り始めると連打が早くなる傾向があって、平常心を保つために乙ボタンの順番を覚える努力などを重ねている。
できれば、今度の週末でクリアしたいのだけど、次も連打が多い課題曲だから少し指の腱鞘炎が心配になってくる。

一つずつ しらみ潰しに 調べたら2009年11月07日 20時44分50秒

昨夜はPCの調子がおかしくて、ネットゲームのアイコンをクリックしてから、実際にプレイできる状態になるまで 1時間半も掛かってしまった。
その原因として考えられる要因は幾つかあって、最も怪しいと思われたのが緯線から何かと問題を引き起こしているネットゲームの不正行為を防止ツールnProjectだった。
過去に一部のセキュリティ対策ソフトでウィルス判定を受けて、ブロックされてゲームが起動しなくなるなんて不具合を出した前科がある上に、昨日にアップデートが行われていたため、最も怪しい容疑者としてリストアップされた。

それともう一つ、以前にnProjectをブロックしてくれたウィルス対策ソフトも一昨日の夜にバージョンアップを要求されて、面倒くさいと愚痴りながら対応したことも少し気掛かりだった。
ウィルス対策ソフトをバージョンアップした事でnProjectをブロックするようになった可能性に加えて、過去にアップデートが完了した後で勝手にPCのフルスキャンが走り始めて、PCに多大なる負荷を掛けてくれた前科があったので気掛かりだった。

ゲームが起動する直前の状態でフリーズしてしまったディスプレイを見ながら、大きく分けて 2つの原因を思い付いまでは良かったのだけど、そこからPCが復旧して対策を講じられる状態になるまで30分も待たされた。
単純にフリーズしているのであれば、電源ボタンから強制的にシャットダウンして再起動する手段もあったのだが、困った事に HDDがフル回転している上に、高負荷が掛かっているが完全にフリーズしてはいなかった。
何らしかの処理が走っているのであれば、下手に電源ボタンを押してしまうと新調したばかりの HDDにダメージを与える心配もあったし、何より時折に復旧しそうな気配が見え隠れしていたから、長いと感じながらも待ち続けていた。

長い忍耐の時間を過ごした末に、何とかPCが入力を受け付けてくれる状態になって、託すマネージャからパフォーマンスを確認してみると CPUの使用率が 90%を超えていて、メモリの使用率も右肩上がりに上昇を続けていた。
やはり何かの高負荷の処理が走っていると判断して元凶の調査に入ったのだけど、起動中のプロセスをリストアップしようとした所で再び CPUの使用率が上がったらしく、入力が受け付けられなくなってしまった。
そこから10分以上も待たされた末に、何とかPCに負荷を掛けている元凶がウィルス対策ソフトの一部である事が判明して、勝手にフルスキャンを走らせる迷惑行為が行われているのではないかと、確認しようとしたところで 3度目となるフリーズが始まった。

こんな調子で何をするにもフリーズして待たされ、スローペースで調査が進んでいったのだが、困った事に設定を確認する限りでは高負荷が掛かるようなオプションは起動していないはずだった。
しかし、確実に CPUを食い物にしているプログラムはウィルス対策ソフトの一部であり、何がどうなっているのか分からないまま、手探りで状況を把握していく苦痛の時間が続いた。

とりあえず何かソフトを起動しようとしたら負荷が発生する傾向がある事と、一度でも高負荷を経験したプログラムは足かせが外れたように安定し始める所まで分かった。
物は試しと再びネットゲームの機動を試みたのだけど、ユーザー認証やアップデートの確認といった段階が進む事に 1回ずつ高負荷が斯かる場面が発生してくれて、気が遠くなるような待ち時間を経験する羽目となった。

そんな事を繰り返して 1時間半後にネットゲームへログインする事ができたのだけど、気が付けば就寝の準備を始めている時間となっている有様に酷く重たい溜息が口から漏れていた。
しかも、チャットの途中で文字列を変換しようとした瞬間に再びフリーズしてくれて、軽く涙目になりそうだった。

しかし、全く操作できない待ち時間が多くあったおかげで PSPゲームソフト「初音ミク -ProjectDIVA-」を遊ぶ時間が多く取ることができたため、何とか最高難易度と名高い課題曲「初音ミクの消失」で、難易度HARDの評価STANDARDを取得する事に成功したりと嬉しい事もあった。
残念ながら、今でもウィルス対策ソフトが酷い高負荷を掛けてくれる原因は分かっていないのだけど、少しずつ安定し始めているので様子を見るしかなさそうだ。

目の回る 不調の波に 飲まれそう2009年11月08日 21時19分25秒

昨夜は夕食を食べ終わった辺りから体調の異変を感じていて、ブログの記事を投稿した後に入浴する予定だった自室を出る気になれず、適当なゲームを引っ張り出して時間を潰していた。
そのまま時間が過ぎてしまって、気が付けば日付が変わるまで30分足らずとなっていて、軽く友達に挨拶をする程度の気持ちでネットゲームへログインした。
本来はすぐにログアウトする予定だったのだけど、ちょうど経験値が多めとなっているレアミッションへ出掛ける所だったと誘われたので付いていったが、皆の準備が終わるのを待っている間も体調が悪化していった。

椅子に座っているのに世界が反時計回りに捻れていくような感覚に襲われて、自分が目を回している事を自覚したけれど、それほど重傷に感じなかったので20分ほどで終わるミッションにだけ参加してきた。
最初はゲームを始めてしまえば集中して不快感を忘れると思っていたのだが、見積もりが甘かったらしくて捻れていく世界に引きずり回される感覚によるダメージは着実に体力を奪っていってくれた。
結果的に20分ほどのミッションを完走した時点で、乗り物酔いに似た倦怠感が重たくて、と若干の吐き気を感じる状態となっていた。

そんな状態で就寝前に軽く入浴をして、昼間の汗を流してから布団へ潜り込んで迎えた今日の朝は、どっしりと重たい疲労感に押し潰されそうな気分だった。
幸いにして世界が捻れるような目の回る感覚は消えていたけれど、体調が悪さが精神にまで影響を及ぼしている状態で、今日が休日で良かったと思いながら布団から這い出した。
朝食はすっかり休日の定番となったコーンフレークを牛乳と蜂蜜で、と思ったのだけど蜂蜜が固まっていたので、紅茶用の砂糖を代用に振りかけたメニューで簡単に済ませた。

その後、ズボンと両手に持てるだけのミカンを抱えて自室へ戻ったのだが、この時点で既に外出する気が全くない状態となっていた。
とりあえず録画したアニメを消化したり、特に頭を使う必要のないアドベンチャーゲームをやりながら時間を過ごしていた。
ふと気が付くと目の前に積んであったはずのミカンが無くなっていて、トイレへ行くついでに再びポケットと両手に持てるだけにミカンを持ってきた。
再び気もなくディスプレイを眺め続けていて、不意に気が付くと昼食を食べていないのに時刻が15時を過ぎている事に驚いた。
確かにミカンを20個ほど食べているけれど、殆どが水分だから空腹を覚えないのは妙なのだが、別に無理をして食事をしなければならない理由もないので、特に考えなかった。

結局のところ日曜の休日を自室のディスプレイの前で浪費してしまって、軽い後悔と共に夕食を迎えたのだけど、珍しく食欲が殆どなくて箸を持つ手が重たくて仕方がなかった。
食事が喉を通らない程の重傷でなかったけれど、好物のサンマが食卓に並んでいたのに、口の中は少し乾いている状態だった。
インフルエンザに掛かって40度を超える高熱を出していた時でさえも、食欲が衰える事のなかった事が自慢だっただけに、妙な不安を感じてしまう。
本当にミカンを食べ過ぎただけなら良いのだけど、昨夜の世界が捻れるような目の回し方をしていた事も気になるし、大した自覚症状が出ない病気を抱えてしまったのではないかと不安を感じてしまう。

ひとまず様子見だけど、数日も続くようなら血を採ってもらう程度の検査を受けた方が良いかも知れないと考えている。

体調の 優れぬ朝に 追い打ちを2009年11月09日 19時33分45秒

昨日に心配していた体調不良の件は思っていたほど悪化しなくて、腹が少し緩くなった程度で済んでくれた。
平常通りの日常であれば大した問題もなく生活できるだろうと安心しながら家を出たのだが、通勤のために乗った電車が池袋へ到着すると、連絡通路に人が溢れている異常事態が目の前に広がっていたから愕然としてしまった。
速やかに情報を収集して回ったところ、運転再開の見込みが立っていないとか絶望的なフレーズが簡単に拾えてしまう状況で、止む終えず振替輸送を利用して出勤する羽目となった。

乗り込んだ地下鉄は元より乗車率が高いのにも関わらず、振替輸送で乗り込んでくる乗客まで追加されたたため、当然のように鮨詰め状態となって人混みが苦手な事も手伝って酷いダメージだった。
それでも網棚を利用できる位置を取ることができて、体制も安定させられたからマシな方だったが、やはり体調不良がストレスを養分にして芽吹いたらしく、わずか 3駅を移動しただけで目眩がするしまつだ。
それでも電車を降りて 1分足らずの時間で耳鳴り以外の症状が収まってくれたから良かったけれど、精神的なダメージは甘く見積もれるほど軽くはなかった。

最初の地下鉄から更に乗り換えた先は乗客が少なくて平和だったけれど、やはり気圧が不安定なためか耳の調子が回復してくれなくて辛かった。
更に最寄り駅へ到着して、日の下へ出た時に気温と気圧の差によると思われるダメージが出て、数秒に渡って思考が鈍ったり視界が霞んだりと言った症状が見られた。
特に思考の衰えが酷くて、コンクリートで柱が人に見えたり、距離感が狂ったりして、数秒だけ異世界へ迷い込んでいたような状態だった。

朝からそんな調子だったため、色々と不安を感じながら出勤したのだが、会社へ到着してからは随分と安定してくれて、予定していた作業を順調にこなすことができた。
今日はG社長の飼い犬であるユウ君の無駄吠えも 3回ほどしかなかったし、朝が散々だった分だけマシになったのかも知れない。

そうそう、昨日に食べすぎだと指摘を頂いたミカンだが、無事に残り 4個となってくれたから、無理をして食べる必要はもう無さそうだ。

AVG 恐ろしすぎて 使えない2009年11月10日 20時42分33秒

先日にウィルス対策ソフトのバージョンアップが適用されてから怪しげな動作を繰り返していて、酷かった時は30分に渡り CPUを占有してタスクマネージャさえも表示されず、フリーズと間違えそうな状況を作り出してくれた。
単純に CPUが占有されているだけなら良いのだが、困った事に HDDのアクセスランプが電源ランプのように光り続けるなんて状態に突入してしまうため、下手にリセットボタンも押せなくて、随分と苛つかされてきた。
それでも長年に使い続けてきたウィルス対策ソフトなので、親しみもあって「その内に安定するだろう」と我慢をしてきたのだが、高負荷が掛かるようになって 3日目となった昨夜に堪忍袋の緒が切れた。

昨日まで使っていたウィルス対策ソフトの名前は AVGといって、家庭内のような非営利目的なら無料で利用できる事に加えて、PCへの負荷が軽いとの評判を耳にして導入してから10年くらい使い続けてきた。
ウィルス検知能力が低いと言われていたりするけれど、基本的にウィルスへ感染するようなネット生活をしていない事もあって、必要最低限の対策として導入したに過ぎず、性能よりも動作の軽さを重視した選択で使い続けてきた。
それにも関わらず、ここ数日を振り返ってみれば、まるでウィルスのようにPCへ高負荷を掛けてくれて、ただでさえ短いゲーム時間を悔い潰してくれる有様に、怒りを感じずにいられるほどの愛着は持ち合わせていない。

何よりも新しく買い換えたばかりの HDDを焼き切ろうとしているようなディスクアクセスを、延々と繰り返し続ける所行を毎日に見せつけられたら我慢なんてしていられるはずがない。
そもそも動作が軽いことで選んだはずのウィルス対策ソフトが HDDを壊しそうな動きを始めたら、それこそ質の悪い詐欺に引っ掛かってしまった気分にさえなって、何の躊躇もなくアンインストールを決行していた。
それに続けて、G社長が紹介してくれたウィルス対策ソフトを導入してしまったので、もう 2度と AVGを使うこと無いだろう。

ちなみに HDDへアタックを始めた AVGの動作を調べてみると、関係するプロセスが 8つも起動していて、高負荷を掛けていた avgchsv.exeとかいうプログラムは 2つも同時に走っていた。
恐らくはメールや常駐シールドといったセキュリティ対策毎にプロセスが立っているのだと思うが、同じプログラムが多重起動している辺りを見ていると、何やら不振な物を感じてしまう。
俺と同じように AVGを使っていて異様な負荷を感じたなら、その内に安定するとか甘いことを考えない方が良いかも知れない。