行き付けの 本屋が消えて 大慌て ― 2008年11月01日 21時48分40秒
今日は昼前から大きな悩み事が発生してしまって、何をするにしても身が入らない感じで何とも重たい連休初日となってしまった。
悩み事というのは自宅から 4kmほど離れた場所にある行き付けの本屋がいきなり閉店してしまって、来週からコミックを何処で購入するかという話だ。
今までは池袋にあるオタクが集まる本屋で店舗特典のある本だけを購入して、それ以外を地元の本屋で購入するという形を取っていた。
今後は全ての新刊を池袋で買う事になるのだけど、自宅まで持ち帰る事を考えると何かと面倒がある。
池袋は仕事帰りに寄るからビジネスバッグに詰め込まねばならず荷造りに手間が掛かるし、買い物をするための鞄でないから量が入らない。
かといって、収まらない本を裸で持ち帰ろうとすれば自転車に積み込む段で傷が付いてしまう。
これでは綺麗な本を買った意味がなくなってしまうから、購入店舗をまとめる以外の対策は必須となる。
それと発注が必要な少し古めのコミックや重複して買ってしまった本の処置は地元の本屋で頼んでいたから、購入以外でも色々と不便をするだろう。
何よりも顔馴染みとなっていた店が消えてしまうのが残念でならない。
変転してしまった本屋は高校時代から利用していて、付き合いは既に10年を軽く超えている。
しかも、店長のお爺さんが気さくな人で世間話も良くしたし、雨宿りに駆け込んだ時に処分予定の置き忘れ傘から状態の良い物をくれたりと世話にもなっている。
閉店はほんの 1週間ほど前にいきなり決まってしまったそうで、俺が行った時は店の片付けをしている最中だった。
聞き慣れたオーナーの声がしたので半分だけ開いたシャッターの中を覗いてみると「あれ、言ってなかったっけ?」という言葉から話が始まった。
話によると、今の店舗をより高額で借りたいという業者が出てきて、家賃の値上げを要求されてしまった事が閉店の大きな理由らしい。
元よりオーナーが若くない事もあって無理をしてまで続けるより、店舗を縮小する方へ選んだそうだ。
今後は図書館などを相手にした営業となるそうで本屋という形ではなくなるそうだ。
オーナーはいつも通りの笑顔で「元々が年寄りの道楽だったからね」と言っていたけれど、何処か寂しげな色が見えていた気がした。
何にしても唐突に行き付けの店が無くなってしまうとはショックだ。
完全に土曜の昼に本屋へ行く習慣が付いていただけに、暫くは違和感と苦労を強いられる事となりそうだ。
ひとまず買い物のためにバッグを探して回る事から始めるか・・・
悩み事というのは自宅から 4kmほど離れた場所にある行き付けの本屋がいきなり閉店してしまって、来週からコミックを何処で購入するかという話だ。
今までは池袋にあるオタクが集まる本屋で店舗特典のある本だけを購入して、それ以外を地元の本屋で購入するという形を取っていた。
今後は全ての新刊を池袋で買う事になるのだけど、自宅まで持ち帰る事を考えると何かと面倒がある。
池袋は仕事帰りに寄るからビジネスバッグに詰め込まねばならず荷造りに手間が掛かるし、買い物をするための鞄でないから量が入らない。
かといって、収まらない本を裸で持ち帰ろうとすれば自転車に積み込む段で傷が付いてしまう。
これでは綺麗な本を買った意味がなくなってしまうから、購入店舗をまとめる以外の対策は必須となる。
それと発注が必要な少し古めのコミックや重複して買ってしまった本の処置は地元の本屋で頼んでいたから、購入以外でも色々と不便をするだろう。
何よりも顔馴染みとなっていた店が消えてしまうのが残念でならない。
変転してしまった本屋は高校時代から利用していて、付き合いは既に10年を軽く超えている。
しかも、店長のお爺さんが気さくな人で世間話も良くしたし、雨宿りに駆け込んだ時に処分予定の置き忘れ傘から状態の良い物をくれたりと世話にもなっている。
閉店はほんの 1週間ほど前にいきなり決まってしまったそうで、俺が行った時は店の片付けをしている最中だった。
聞き慣れたオーナーの声がしたので半分だけ開いたシャッターの中を覗いてみると「あれ、言ってなかったっけ?」という言葉から話が始まった。
話によると、今の店舗をより高額で借りたいという業者が出てきて、家賃の値上げを要求されてしまった事が閉店の大きな理由らしい。
元よりオーナーが若くない事もあって無理をしてまで続けるより、店舗を縮小する方へ選んだそうだ。
今後は図書館などを相手にした営業となるそうで本屋という形ではなくなるそうだ。
オーナーはいつも通りの笑顔で「元々が年寄りの道楽だったからね」と言っていたけれど、何処か寂しげな色が見えていた気がした。
何にしても唐突に行き付けの店が無くなってしまうとはショックだ。
完全に土曜の昼に本屋へ行く習慣が付いていただけに、暫くは違和感と苦労を強いられる事となりそうだ。
ひとまず買い物のためにバッグを探して回る事から始めるか・・・
今日もまた 休まず動き 疲れ気味 ― 2008年11月02日 19時01分42秒
今日は大学の同窓生がプログラミング関係で相談があるとかで、朝10時頃に俺の地元まで来ることになっていた。
そのため休日としては早めの 9時に起床して詳細な到着予定時刻を知らせるメールを待っていたのだが、待てど暮らせど携帯に着信は無かった。
ようやっとメールが届いたの 9時半を過ぎてから、しかも「今から電車へ乗るから到着は11時過ぎ」という内容だった。
約束の相手が寝坊するだろう事は何となく予想していたけれど、ここまで盛大に時間を遅らされると少しガックリと来る。
まして、今日は休日なのに目を擦りながら起床しているだけに追加で 1時間は寝ていられたと思うとショックが大きくなる。
しかも、洗顔をしたりして強制的に目を覚まさせた後だから二度寝をしたら 1時間で起きられる自信は全くないときた。
悔しい思いを抱きながら約束の場所で同窓生と合流、ファミレスで相談事を聞くこととなった。
話の内容は予め聞いていて、遺伝的アルゴリズムという手法について聞きたいとの事だった。
何でも仕事の方で使う可能性があるそうで、遺伝的アルゴリズムを使うべきか否かという段階からの相談だった。
幸いにして、相談してきた同窓生は大学の卒論で遺伝的アルゴリズムを扱っていたので「遺伝的アルゴリズムとは何か?」という話はせずに済んだ。
しかし、大学を卒業してから 4年も経っているから概略こそ覚えているが設計が出来ないという状況だった。
そこで卒論の時にも手助けをしていた俺の所に助けを求めてきたというわけだ。
実際に話を聞いてみたところ遺伝的アルゴリズムを使用した方が良さそうな感じだったので仕方なく寝不足の頭を振るって設計までを手伝ってきた。
脱線も含めて 2時間ほどで終わったから楽だった方だけど、遺伝的アルゴリズムは普通の設計と脳味噌の使い所が違って変に疲れてしまった。
遺伝的アルゴリズムという奴は確固たる論理から正解を導き出すのではなく、最もらしい答えから運任せで最適解を探していく。
コンピュータの癖に偶然を当てにした処理をするから普通とは少しばかり考え方が違ってくるわけだ。
それでも昔取った杵柄という奴が発動して、どうにか無事に同窓生の悩みを解決する事はできた。
その後、父親の頼まれ事やスーツのズボンを修繕へ出したりと細々とした用事を片付けて、15時から電車に乗って池袋へ行ってきた。
片道40分も掛けてコミックを買いへ行くのは多少の抵抗があったのだけど、乗客も少ない時間帯だから大人がコミックを読んでいても白い目で見られる事もないだろうと思って行ってきた。
日が暮れそうだった事もあって池袋の滞在時間は 1時間弱で早々に帰ってきたのだが、さすがに疲れていたようで帰りは電車の中で寝てしまった。
乗った電車が降りる駅止まりだった事もあって爆睡して、駅員に肩を叩かれまで寝ていたほどだ。
何だかんだと言って、やはり疲れが溜まっているな~っと感じた今日この頃でした。
そのため休日としては早めの 9時に起床して詳細な到着予定時刻を知らせるメールを待っていたのだが、待てど暮らせど携帯に着信は無かった。
ようやっとメールが届いたの 9時半を過ぎてから、しかも「今から電車へ乗るから到着は11時過ぎ」という内容だった。
約束の相手が寝坊するだろう事は何となく予想していたけれど、ここまで盛大に時間を遅らされると少しガックリと来る。
まして、今日は休日なのに目を擦りながら起床しているだけに追加で 1時間は寝ていられたと思うとショックが大きくなる。
しかも、洗顔をしたりして強制的に目を覚まさせた後だから二度寝をしたら 1時間で起きられる自信は全くないときた。
悔しい思いを抱きながら約束の場所で同窓生と合流、ファミレスで相談事を聞くこととなった。
話の内容は予め聞いていて、遺伝的アルゴリズムという手法について聞きたいとの事だった。
何でも仕事の方で使う可能性があるそうで、遺伝的アルゴリズムを使うべきか否かという段階からの相談だった。
幸いにして、相談してきた同窓生は大学の卒論で遺伝的アルゴリズムを扱っていたので「遺伝的アルゴリズムとは何か?」という話はせずに済んだ。
しかし、大学を卒業してから 4年も経っているから概略こそ覚えているが設計が出来ないという状況だった。
そこで卒論の時にも手助けをしていた俺の所に助けを求めてきたというわけだ。
実際に話を聞いてみたところ遺伝的アルゴリズムを使用した方が良さそうな感じだったので仕方なく寝不足の頭を振るって設計までを手伝ってきた。
脱線も含めて 2時間ほどで終わったから楽だった方だけど、遺伝的アルゴリズムは普通の設計と脳味噌の使い所が違って変に疲れてしまった。
遺伝的アルゴリズムという奴は確固たる論理から正解を導き出すのではなく、最もらしい答えから運任せで最適解を探していく。
コンピュータの癖に偶然を当てにした処理をするから普通とは少しばかり考え方が違ってくるわけだ。
それでも昔取った杵柄という奴が発動して、どうにか無事に同窓生の悩みを解決する事はできた。
その後、父親の頼まれ事やスーツのズボンを修繕へ出したりと細々とした用事を片付けて、15時から電車に乗って池袋へ行ってきた。
片道40分も掛けてコミックを買いへ行くのは多少の抵抗があったのだけど、乗客も少ない時間帯だから大人がコミックを読んでいても白い目で見られる事もないだろうと思って行ってきた。
日が暮れそうだった事もあって池袋の滞在時間は 1時間弱で早々に帰ってきたのだが、さすがに疲れていたようで帰りは電車の中で寝てしまった。
乗った電車が降りる駅止まりだった事もあって爆睡して、駅員に肩を叩かれまで寝ていたほどだ。
何だかんだと言って、やはり疲れが溜まっているな~っと感じた今日この頃でした。
寒空は 冬を知らせる 便りかな ― 2008年11月03日 21時11分26秒
今日は急激に寒くなって一気に冬の気配が強くなった感じで、体感で見てみても 4度ほど気温が下がったと感じられた。
寒さもさる事ながら外へ出てみると空一面を灰色の重たい雲が覆っていて、視覚的にも寒さをより厳しく感じさせられた。
それこそ冬と言うよりも氷河期の到来を予感させられる風景で、出掛けるのを止めにしようかと本気で考えてしまった。
幸いにして風が殆どなかったから凍えるまでは行かなかったけれど、昨日でも出来た用事を忘れていた事を大きく後悔した。
池袋へ行ったのに商品の予約を忘れてきた事が特に大きくて、気が付いた時は自分の愚かさに魂が抜けるほどの溜め息を吐いてしまった。
しかも、面倒くさいからとネット上から予約で済ませようとしたら既に締め切られていて、店舗でも断られたらどうしようと大慌てだ。
直接に店舗まで行って予約の可否を確かめると、小田割れた時のショックが大きくなってしまうので電話確認を試みた。
開店時間の直後に電話を掛けて、最初に繋がったコールセンターから売り場まで回るところ行き詰まってしまう。
どうやら売り場が混み合っているらしく、仕方がないので折り返し電話を30分後くらいにもらえるようにしてもらった。
折り返しの電話があるまで家で待機しているのも癪だし、予約が可能だったら店舗まで出向くつもりだった。
それと駅の方に何時でもよい買い物があったから電話を待たず、家を出ることにした。
買い物は物の数分で終わり移動時間も含めて30分、返答の内容によってはすぐにでも電車へ乗り込める体勢が整った。
待てど暮らせど携帯電話は鳴らず、しびれを切らして再び電話を掛けてみると、依然として俺の前に 2人ほど折り返し電話を待っている人がいるらしい。
順番待ちなら仕方がないと諦めて、携帯の電波の関係で屋内へ入れないので寒空の下で30分ほど待つと、ようやっと電話が掛かってきた。
この瞬間をどれだけ待ちわびた事かと、潤いに欠ける目の涙を拭いながら電話に出た。
待ち時間こそ長かったけれど、コールセンターから売り場への伝達は素晴らしく問い合わせたい内容を簡潔にまとめて報告してくれた。
しかも、電話からの予約も可能だという追加情報もあって伝票の控えを受け取れない不便はあるけれど片道40分の移動時間を思えば何のことはない。
そばで予約の手続きをさせてもらって、今日の外出は終了となった。
結論からいうと、今日は外へ出る必要が全くなかったのに慌てて飛び回って、無駄に寒空を骨身で感じてきた事になる。
連休の最終日に何をやっているのやらと、話が事ながら呆れてしまう。
午後からはネットゲームで遊びまくって休日らしい時間を過ごしたのだけど、18時頃に強烈な眠気に襲われてリタイアした。
そのまま軽く仮眠を取ろうと床に寝転がった10秒後に置き薬の点検に来たいとか電話が入った。
次の機会を探っていると何時になるか分からないので、渋々と承諾して限界先で「今日は寒いですねぇ」なんて話をしていた。
薬屋さんの予防接種の話が聞こえないのに早くもインフルエンザにかかった人が既に何名か出ているそうだ。
鳥インフルエンザが人へ転移するようになるのが周期的に見て、今年か来年だという噂があるそうで気を付けた方が良いとか言われた。
それと、根菜を食べて基礎体温を上げておくと、体温が36.5以上だと感染しにくいからインフルエンザ対策として良いとのこと。
幸か不幸か、俺の提琴体温は37度を超えているから大丈夫だと思うが少し気にしてみようと思った今日この頃です。
寒さもさる事ながら外へ出てみると空一面を灰色の重たい雲が覆っていて、視覚的にも寒さをより厳しく感じさせられた。
それこそ冬と言うよりも氷河期の到来を予感させられる風景で、出掛けるのを止めにしようかと本気で考えてしまった。
幸いにして風が殆どなかったから凍えるまでは行かなかったけれど、昨日でも出来た用事を忘れていた事を大きく後悔した。
池袋へ行ったのに商品の予約を忘れてきた事が特に大きくて、気が付いた時は自分の愚かさに魂が抜けるほどの溜め息を吐いてしまった。
しかも、面倒くさいからとネット上から予約で済ませようとしたら既に締め切られていて、店舗でも断られたらどうしようと大慌てだ。
直接に店舗まで行って予約の可否を確かめると、小田割れた時のショックが大きくなってしまうので電話確認を試みた。
開店時間の直後に電話を掛けて、最初に繋がったコールセンターから売り場まで回るところ行き詰まってしまう。
どうやら売り場が混み合っているらしく、仕方がないので折り返し電話を30分後くらいにもらえるようにしてもらった。
折り返しの電話があるまで家で待機しているのも癪だし、予約が可能だったら店舗まで出向くつもりだった。
それと駅の方に何時でもよい買い物があったから電話を待たず、家を出ることにした。
買い物は物の数分で終わり移動時間も含めて30分、返答の内容によってはすぐにでも電車へ乗り込める体勢が整った。
待てど暮らせど携帯電話は鳴らず、しびれを切らして再び電話を掛けてみると、依然として俺の前に 2人ほど折り返し電話を待っている人がいるらしい。
順番待ちなら仕方がないと諦めて、携帯の電波の関係で屋内へ入れないので寒空の下で30分ほど待つと、ようやっと電話が掛かってきた。
この瞬間をどれだけ待ちわびた事かと、潤いに欠ける目の涙を拭いながら電話に出た。
待ち時間こそ長かったけれど、コールセンターから売り場への伝達は素晴らしく問い合わせたい内容を簡潔にまとめて報告してくれた。
しかも、電話からの予約も可能だという追加情報もあって伝票の控えを受け取れない不便はあるけれど片道40分の移動時間を思えば何のことはない。
そばで予約の手続きをさせてもらって、今日の外出は終了となった。
結論からいうと、今日は外へ出る必要が全くなかったのに慌てて飛び回って、無駄に寒空を骨身で感じてきた事になる。
連休の最終日に何をやっているのやらと、話が事ながら呆れてしまう。
午後からはネットゲームで遊びまくって休日らしい時間を過ごしたのだけど、18時頃に強烈な眠気に襲われてリタイアした。
そのまま軽く仮眠を取ろうと床に寝転がった10秒後に置き薬の点検に来たいとか電話が入った。
次の機会を探っていると何時になるか分からないので、渋々と承諾して限界先で「今日は寒いですねぇ」なんて話をしていた。
薬屋さんの予防接種の話が聞こえないのに早くもインフルエンザにかかった人が既に何名か出ているそうだ。
鳥インフルエンザが人へ転移するようになるのが周期的に見て、今年か来年だという噂があるそうで気を付けた方が良いとか言われた。
それと、根菜を食べて基礎体温を上げておくと、体温が36.5以上だと感染しにくいからインフルエンザ対策として良いとのこと。
幸か不幸か、俺の提琴体温は37度を超えているから大丈夫だと思うが少し気にしてみようと思った今日この頃です。
三日月が 夜闇に栄える 寒い夜 ― 2008年11月04日 20時10分17秒
今日も寒い一日で喚起のために開けていた窓から入ってくる冷気で指先が凍ってしまうかと思ったほどだ。
とはいえ、暖房を稼働させると温風の直撃を受けるポジションに居るのでエアコンの電源を入れる気にはならず、寒いと感じながら一日を過ごしてしまった。
無理をした代償が風邪などの症状で出なければ良いのだが、コンビニへ立ち寄った時に手足がじんわりと暖められる感触があったから少し不安を感じる。
しかも、帰りに電車でマスクをせずに咳をしている輩も居たし、何とも言えない嫌な予感がする。
こんな日は暖かくして帰りたいところなのだが、会社を出たところで俺を出迎えてくれたのは冷たい風だった。
細い路地にまで入ってくる突風が狙い澄ましたように吹いたから、何やら天の神様に「無事に帰れると思うなよ」と微笑みかけられた気分だった。
そんな嫌な気配を感じたけれど、強風と晴れはセットでやってくる事が多いから嫌なことばかりではなかった。
空は晴れているのではないかと思って見上げてみると、見事な三日月が闇のど真ん中に浮かんでいて綺麗だった。
夜盲症なんて障害を抱える俺の目では富士山の山頂へ行ったとしても星を捉えることは叶わない。
そのため俺の目に映る夜空に彩ってくれる唯一の存在が月だから、少し見えただけでも気分が上向きになる。
これで月明かりの恩恵に預かれれば神の如くに崇拝するところなのだが、星を捉えられない目では月光を頼りに物を見ることはできない。
それでも緊張の糸が張りっぱなしとなる夜闇に、たった一つでも俺の害をなさず見守ってくれる存在が居てくれるのは嬉しい事だ。
それにしても、今日は霞み殆どなく月が見えている所をみると綺麗に晴れている事を意味する。
つまり、放射冷却が進んで冷え込みが厳しくなる可能性を考慮して寝る時も気を着けた方が良いだろう。
この辺の気象情報も与えてくれるとは、月はなんと親切な存在なのだろう。
とはいえ、暖房を稼働させると温風の直撃を受けるポジションに居るのでエアコンの電源を入れる気にはならず、寒いと感じながら一日を過ごしてしまった。
無理をした代償が風邪などの症状で出なければ良いのだが、コンビニへ立ち寄った時に手足がじんわりと暖められる感触があったから少し不安を感じる。
しかも、帰りに電車でマスクをせずに咳をしている輩も居たし、何とも言えない嫌な予感がする。
こんな日は暖かくして帰りたいところなのだが、会社を出たところで俺を出迎えてくれたのは冷たい風だった。
細い路地にまで入ってくる突風が狙い澄ましたように吹いたから、何やら天の神様に「無事に帰れると思うなよ」と微笑みかけられた気分だった。
そんな嫌な気配を感じたけれど、強風と晴れはセットでやってくる事が多いから嫌なことばかりではなかった。
空は晴れているのではないかと思って見上げてみると、見事な三日月が闇のど真ん中に浮かんでいて綺麗だった。
夜盲症なんて障害を抱える俺の目では富士山の山頂へ行ったとしても星を捉えることは叶わない。
そのため俺の目に映る夜空に彩ってくれる唯一の存在が月だから、少し見えただけでも気分が上向きになる。
これで月明かりの恩恵に預かれれば神の如くに崇拝するところなのだが、星を捉えられない目では月光を頼りに物を見ることはできない。
それでも緊張の糸が張りっぱなしとなる夜闇に、たった一つでも俺の害をなさず見守ってくれる存在が居てくれるのは嬉しい事だ。
それにしても、今日は霞み殆どなく月が見えている所をみると綺麗に晴れている事を意味する。
つまり、放射冷却が進んで冷え込みが厳しくなる可能性を考慮して寝る時も気を着けた方が良いだろう。
この辺の気象情報も与えてくれるとは、月はなんと親切な存在なのだろう。
憂鬱な 空を見上げて 思うこと ― 2008年11月06日 19時53分09秒
帰り道が憂鬱で仕方がない。
駅で人混みを掻き分けてホームへ進まなければ行けないのも、電車の中でマナーの悪い乗客を見るのも嫌だ。
駅の構内を移動しているとアップルパイとかの甘ったるい匂いを放つ店の脇を 2回も通過せねばならず、空腹感から憂鬱な気分が何倍にも加速してしまう。
何よりもブログのネタが見つからなくて、途中まで書いた記事が後悔できる代物で無くなって削除したりしていると鬱になってくる。
それに面白い記事を書こうという意識すら薄れつつある自分がどうにも許せなくて、仕事の方が上手くない事も含めて自分が情けなくなってくる。
こういう情緒不安定なモードに入ってしまうパターンは自分の余裕がない時ばかりで、今回も他聞に漏れず不安やら何やらが多くて潰れてしまいそうな気分だ。
体調不良のせいか集中力が殆ど持続せず、プログラミングで馬鹿げたミスを何度もやらかしている事が特に良くない。
ミスだけならまだしも今週に至っては半歩も前に進めていない状況だから、苛立ちは加速するばかりだ。
唯一の取り柄が思うように行かないなんて、それこそ存在意義を否定されたような気分で自己嫌悪に陥ってしまいそうな勢いで落ち込んでしまう。
首やら手首やらの関節もガタガタになっているし、色々と限界という言葉が耳元から離れない状況は本当にうんざりとしてくる。
この辺の鬱憤をまとめて晴らせるような何かがあればよいのだけど、今のところは現実逃避の道具しか手元にない。
いっそのこと、何処かの小説のように異世界へでも行けたらよいのと思ってしまう今日この頃、ふと執筆中の小説擬きがそんなストーリーになっている事に気が付いた。
もしかして、あの物語は俺の願望が大きく影響しているのだろうか。
駅で人混みを掻き分けてホームへ進まなければ行けないのも、電車の中でマナーの悪い乗客を見るのも嫌だ。
駅の構内を移動しているとアップルパイとかの甘ったるい匂いを放つ店の脇を 2回も通過せねばならず、空腹感から憂鬱な気分が何倍にも加速してしまう。
何よりもブログのネタが見つからなくて、途中まで書いた記事が後悔できる代物で無くなって削除したりしていると鬱になってくる。
それに面白い記事を書こうという意識すら薄れつつある自分がどうにも許せなくて、仕事の方が上手くない事も含めて自分が情けなくなってくる。
こういう情緒不安定なモードに入ってしまうパターンは自分の余裕がない時ばかりで、今回も他聞に漏れず不安やら何やらが多くて潰れてしまいそうな気分だ。
体調不良のせいか集中力が殆ど持続せず、プログラミングで馬鹿げたミスを何度もやらかしている事が特に良くない。
ミスだけならまだしも今週に至っては半歩も前に進めていない状況だから、苛立ちは加速するばかりだ。
唯一の取り柄が思うように行かないなんて、それこそ存在意義を否定されたような気分で自己嫌悪に陥ってしまいそうな勢いで落ち込んでしまう。
首やら手首やらの関節もガタガタになっているし、色々と限界という言葉が耳元から離れない状況は本当にうんざりとしてくる。
この辺の鬱憤をまとめて晴らせるような何かがあればよいのだけど、今のところは現実逃避の道具しか手元にない。
いっそのこと、何処かの小説のように異世界へでも行けたらよいのと思ってしまう今日この頃、ふと執筆中の小説擬きがそんなストーリーになっている事に気が付いた。
もしかして、あの物語は俺の願望が大きく影響しているのだろうか。
収納の 技術を振るい お買い物 ― 2008年11月07日 20時03分05秒
今日は金曜なので池袋へ寄り道をしてコミックの買い込みを行う趣味を全開にしてストレスを発散する日だ。
しかし、先週に地元で利用していた本屋がいきなり閉店してしまったため、今週分のコミックは全て池袋で買わなければならない。
本が綺麗なら何処で買ってもよいのだけど、かなりの冊数を購入するためビジネスバックに収まりきるのかという不安が出てくる。
対策の一つとして今日は鞄に入れてある携帯ゲーム機や暇潰し用のコミックを家に置いてきた。
それでも不安があって、購入予定の本を手に取るのと同時にどのような形で鞄に入れるかをイメージながら買い物をしていた。
その甲斐があって購入したコミック 8冊は無事に鞄へ綺麗に収まってくれて、今週の買い物を無事に終える事ができた。
今日の買い物で分かった事のだけど、仕事に使っているビジネスバッグは頑張っても 8冊までしか入らない。
今週な大きな本がなかったから良かったけれど、一回り大きな本が混じってくると 6冊しか入らないかも知れない。
さすがに毎週 6冊とか買っているわけではないけれど、出版日が集中する時期を考える心配になってくる。
やはり鞄の中に入れておける予備の鞄を探しておいたよさそうなのだが、幸か不幸か 8冊という普段の買い物なら十分な量が収納できると証明された事に不安を感じる。
何故かというと現状においては切羽詰まった状況ではないため、明日にでも予備の鞄を探しに行こうという勢いがない。
つまり、このままだとコミックの発売日が重なってしまう時まで対策をとらず、その場で泡を吹くなんて事が起きそうな予感を感じてしまう。
分かっているなら行け、と言われれば最もな言葉なのだけど土日はどうもスイッチが切れてしまって緊急でないと必要な買い物を忘れてしまう傾向がある。
しかも、思い出したとしても日が傾き始めた頃や別件の用事を片付けて帰ってきた直後など出掛ける気力が失せるタイミングなんだ。
良い例が本格的な冬が来る前に新調したいと記事に書いた掛け布団は未だにカタログすら貰ってきていない。
この調子で行けば、今年の冬も古い綿布団で越冬する事となりそうな気配と軽い諦めを感じている今日この頃だ。
しかし、先週に地元で利用していた本屋がいきなり閉店してしまったため、今週分のコミックは全て池袋で買わなければならない。
本が綺麗なら何処で買ってもよいのだけど、かなりの冊数を購入するためビジネスバックに収まりきるのかという不安が出てくる。
対策の一つとして今日は鞄に入れてある携帯ゲーム機や暇潰し用のコミックを家に置いてきた。
それでも不安があって、購入予定の本を手に取るのと同時にどのような形で鞄に入れるかをイメージながら買い物をしていた。
その甲斐があって購入したコミック 8冊は無事に鞄へ綺麗に収まってくれて、今週の買い物を無事に終える事ができた。
今日の買い物で分かった事のだけど、仕事に使っているビジネスバッグは頑張っても 8冊までしか入らない。
今週な大きな本がなかったから良かったけれど、一回り大きな本が混じってくると 6冊しか入らないかも知れない。
さすがに毎週 6冊とか買っているわけではないけれど、出版日が集中する時期を考える心配になってくる。
やはり鞄の中に入れておける予備の鞄を探しておいたよさそうなのだが、幸か不幸か 8冊という普段の買い物なら十分な量が収納できると証明された事に不安を感じる。
何故かというと現状においては切羽詰まった状況ではないため、明日にでも予備の鞄を探しに行こうという勢いがない。
つまり、このままだとコミックの発売日が重なってしまう時まで対策をとらず、その場で泡を吹くなんて事が起きそうな予感を感じてしまう。
分かっているなら行け、と言われれば最もな言葉なのだけど土日はどうもスイッチが切れてしまって緊急でないと必要な買い物を忘れてしまう傾向がある。
しかも、思い出したとしても日が傾き始めた頃や別件の用事を片付けて帰ってきた直後など出掛ける気力が失せるタイミングなんだ。
良い例が本格的な冬が来る前に新調したいと記事に書いた掛け布団は未だにカタログすら貰ってきていない。
この調子で行けば、今年の冬も古い綿布団で越冬する事となりそうな気配と軽い諦めを感じている今日この頃だ。
足早に 冬が来たりて 風邪を引く ― 2008年11月08日 22時58分25秒
今日という日を振り返ってみると兎にも角にも「寒い」という言葉が着いて離れず、日が傾き始めた頃から風邪と思われる症状が出てくる始末だ。
最も酷かった時間は夕方で頭がボ~っとして意識が保てなくて、コミックを読む事さえも満足に出来ない状態になっていた。
今週は睡眠不足を感じる場面も多いから布団へ潜り込んで 1時間ほど仮眠を取ったのだけど、目覚めはあまり良くなくて休日を損した気分だった。
頭がボ~っとした件については風邪だけじゃなくて、前の冬から残っていた石油でストーブを焚いていたから空気が悪かった可能性も考えられる。
本当は古い石油は使いたくないのだけど、使い切ったつもりだったのにタンクの中に少量だけ残っていたのだから仕方がない。
今週に買ってきた新しい石油と混ぜてしまう事も考えたけれど、それでも古い石油が放つ嫌な匂いが消えなかったら苦痛の時間が長引く事になる。
それはさすがに勘弁なので諦めて悪くなった石油のみで焚いたのだけど、調子が良くない体調には堪えたかも知れない。
それにしても今年は暑くなるのも突然だったけれど、寒くなるのも唐突で体調管理が間に合わない。
今日なんて午前中は元気で風邪を引いたような気配はまるっきり感じて居なかったのに、自室に戻っていたらガクッと来て驚いたくらいだ。
恐らくは雨上がりの冷たい風の中を通院の為に自転車で走り回っている間に体の芯まで凍えてしまったのだろう。
元より今週は全般に体調はあまり良くなかったし、どちらかと言うとぶり返した感じなのかも知れない。
ぶり返したと言えば、今日の通院の帰り道に先週で閉店してしまった馴染みの本屋さんがあった場所を見てきた。
行き付けの本屋を潰してまで開店しようとしている憎きテナントは何処なのか気になって見に行ったわけだ。
残念ながら開店準備さえも始まっていなくて新しい店が何なのかも分からなかったけれど、代わりに先週は無かった閉店のお知らせが張り出されていた。
その中に「創業から40年」という一節を見た瞬間に、馴染みの店が潰れてしまったショックを先週よりも何倍も強く感じた。
俺が実際に利用するようになって10年ほどしか経っていないけど、それよりも遙か以前からやっていたと知ると妙な重みを感じる。
どうやら完全な廃業ではなくて移転する事になるようで、新しい住所が書いてあったけれど店長さんの話では本屋らしい形でないらしい。
ともあれ、長く世話になったし顔馴染みでもあるから挨拶がてらに行ってこようかと思う。
最も酷かった時間は夕方で頭がボ~っとして意識が保てなくて、コミックを読む事さえも満足に出来ない状態になっていた。
今週は睡眠不足を感じる場面も多いから布団へ潜り込んで 1時間ほど仮眠を取ったのだけど、目覚めはあまり良くなくて休日を損した気分だった。
頭がボ~っとした件については風邪だけじゃなくて、前の冬から残っていた石油でストーブを焚いていたから空気が悪かった可能性も考えられる。
本当は古い石油は使いたくないのだけど、使い切ったつもりだったのにタンクの中に少量だけ残っていたのだから仕方がない。
今週に買ってきた新しい石油と混ぜてしまう事も考えたけれど、それでも古い石油が放つ嫌な匂いが消えなかったら苦痛の時間が長引く事になる。
それはさすがに勘弁なので諦めて悪くなった石油のみで焚いたのだけど、調子が良くない体調には堪えたかも知れない。
それにしても今年は暑くなるのも突然だったけれど、寒くなるのも唐突で体調管理が間に合わない。
今日なんて午前中は元気で風邪を引いたような気配はまるっきり感じて居なかったのに、自室に戻っていたらガクッと来て驚いたくらいだ。
恐らくは雨上がりの冷たい風の中を通院の為に自転車で走り回っている間に体の芯まで凍えてしまったのだろう。
元より今週は全般に体調はあまり良くなかったし、どちらかと言うとぶり返した感じなのかも知れない。
ぶり返したと言えば、今日の通院の帰り道に先週で閉店してしまった馴染みの本屋さんがあった場所を見てきた。
行き付けの本屋を潰してまで開店しようとしている憎きテナントは何処なのか気になって見に行ったわけだ。
残念ながら開店準備さえも始まっていなくて新しい店が何なのかも分からなかったけれど、代わりに先週は無かった閉店のお知らせが張り出されていた。
その中に「創業から40年」という一節を見た瞬間に、馴染みの店が潰れてしまったショックを先週よりも何倍も強く感じた。
俺が実際に利用するようになって10年ほどしか経っていないけど、それよりも遙か以前からやっていたと知ると妙な重みを感じる。
どうやら完全な廃業ではなくて移転する事になるようで、新しい住所が書いてあったけれど店長さんの話では本屋らしい形でないらしい。
ともあれ、長く世話になったし顔馴染みでもあるから挨拶がてらに行ってこようかと思う。
寒空を 裂いて走って 紙一重 ― 2008年11月09日 21時21分13秒
今日は寒いので自然と引き籠もりモードになってしまって、気が付けば日が傾き始めるような時間になっていた。
そのまま部屋の中で一日を過ごしても良いかと思ったのだけど、少し小腹が空いてきたので近所のコンビニへ行ってこようと思った。
外へ出るための支度をしている途中で読み終わっていない雑誌があるのを思い出して、ついでに立ち読みをしてくる事にした。
そんなことを考えながら外へ出ると、扉の向こうは真冬の気配を感じさせる冷え切った風が流れていて覚悟はしていたにも関わらず驚いてしまった。
こんな寒い空の下に長くいると風邪がぶり返してくる危険性があるから、早々にコンビニへ駆け込んでしまおう、そう思った矢先にフッと頭の中を 1つのイメージが流れていった。
そのイメージは自室のPCの上に放置されたカードサイズの封筒で、ズボンの修繕を依頼した際に渡された引換券が入っている。
受け取りは金曜日以降となっていて、本来なら昨日の内に受け取りに行っているはずだったのを完全に忘れていた。
というわけで、寒空の下に長居は無用と思っていたはずなのに、気が付けば片道 2km程の道程をフルスピードで突っ走っていた。
ちなみにコンビニだけで済んでいれば片道100m程度なので、移動距離にして20倍の延長となった事になる。
フルスピードで走った理由は距離が大して長くない事に加えて、ノンビリとしていたら体の芯まで冷えてしまいそうな予感があったためだ。
全力でペダルを踏み込めば自然と体も温まるし、日が傾く前に自宅へ帰りたいという思いが強くあった。
信号もない通り慣れた川沿いの道を選んだ事もあって、ママチャリなのに頑張って時速25km/hほどの速度で走っていた。
その途中で少年野球のユニホームを纏った一団が車道に大きくはみ出しながら歩いてる姿が見えた。
先ほども述べた通り、ここは川沿いで信号もないとあって自動車もスピードを出して走るから車道へ出ていると非常に危険だったりする。
もちろん彼等を避けようとすれば必然的に俺が車道へ出なければならないわけで、少年よりも俺の方が危険に晒される事になる。
と言うところまで考えが及んでいないから車道にはみ出しているのだと思うが「無知もまた罪」という言葉があるので今回は遠慮せずに行かせてもらった。
もちろん団子になって歩いている少年達に突っ込んでいった訳ではなく、紙一重で交わしていっただけだ。
ちなみに擦れ違った時の俺と少年達の隙間は20cm程度で俺が通過した際に風圧を感じた事と思われる。
少年達を回避してから 1秒後、後ろから「怖い」を連呼している声が聞こえてきた。
もちろん高速の自転車が紙一重で通過していった事に対する避難なのだろうが、こっちは隙間 5cmで通過する自信さえあるから危ないとは全く思わない。
そもそも目の前まで突っ込んでいって急カーブで脅したりしなかっただけでも感謝して然るべき所だと言いたいくらいだ。
とか何とか言いながら無事にフルスピードを保ったままで修繕の終わったズボンを受け取って、これまた全速力で帰宅してきた。
予定外の外出となったけれど、久しぶりに風を切って走ったから気持ちが良かった。
そのまま部屋の中で一日を過ごしても良いかと思ったのだけど、少し小腹が空いてきたので近所のコンビニへ行ってこようと思った。
外へ出るための支度をしている途中で読み終わっていない雑誌があるのを思い出して、ついでに立ち読みをしてくる事にした。
そんなことを考えながら外へ出ると、扉の向こうは真冬の気配を感じさせる冷え切った風が流れていて覚悟はしていたにも関わらず驚いてしまった。
こんな寒い空の下に長くいると風邪がぶり返してくる危険性があるから、早々にコンビニへ駆け込んでしまおう、そう思った矢先にフッと頭の中を 1つのイメージが流れていった。
そのイメージは自室のPCの上に放置されたカードサイズの封筒で、ズボンの修繕を依頼した際に渡された引換券が入っている。
受け取りは金曜日以降となっていて、本来なら昨日の内に受け取りに行っているはずだったのを完全に忘れていた。
というわけで、寒空の下に長居は無用と思っていたはずなのに、気が付けば片道 2km程の道程をフルスピードで突っ走っていた。
ちなみにコンビニだけで済んでいれば片道100m程度なので、移動距離にして20倍の延長となった事になる。
フルスピードで走った理由は距離が大して長くない事に加えて、ノンビリとしていたら体の芯まで冷えてしまいそうな予感があったためだ。
全力でペダルを踏み込めば自然と体も温まるし、日が傾く前に自宅へ帰りたいという思いが強くあった。
信号もない通り慣れた川沿いの道を選んだ事もあって、ママチャリなのに頑張って時速25km/hほどの速度で走っていた。
その途中で少年野球のユニホームを纏った一団が車道に大きくはみ出しながら歩いてる姿が見えた。
先ほども述べた通り、ここは川沿いで信号もないとあって自動車もスピードを出して走るから車道へ出ていると非常に危険だったりする。
もちろん彼等を避けようとすれば必然的に俺が車道へ出なければならないわけで、少年よりも俺の方が危険に晒される事になる。
と言うところまで考えが及んでいないから車道にはみ出しているのだと思うが「無知もまた罪」という言葉があるので今回は遠慮せずに行かせてもらった。
もちろん団子になって歩いている少年達に突っ込んでいった訳ではなく、紙一重で交わしていっただけだ。
ちなみに擦れ違った時の俺と少年達の隙間は20cm程度で俺が通過した際に風圧を感じた事と思われる。
少年達を回避してから 1秒後、後ろから「怖い」を連呼している声が聞こえてきた。
もちろん高速の自転車が紙一重で通過していった事に対する避難なのだろうが、こっちは隙間 5cmで通過する自信さえあるから危ないとは全く思わない。
そもそも目の前まで突っ込んでいって急カーブで脅したりしなかっただけでも感謝して然るべき所だと言いたいくらいだ。
とか何とか言いながら無事にフルスピードを保ったままで修繕の終わったズボンを受け取って、これまた全速力で帰宅してきた。
予定外の外出となったけれど、久しぶりに風を切って走ったから気持ちが良かった。
二階から 床を鳴らして ご挨拶 ― 2008年11月10日 21時03分01秒
日曜日にG社長一家へ新しい家族として子犬が加わったそうで、会社として間借りしている 1階へも天井から鳴き声や足音が聞こえて賑やかだった。
犬種は警察犬なんかで有名なシェパードで生後 3ヶ月くらいだと聞いているので子犬と言え、そこそこに大きいはずだ。
どうやら元気は有り余っているらしくて、頻りに遊んで欲しいと寂しげな鳴き声が聞こえてきていた。
以前から話は聞いていたのだけど、何時から来るのかを教えられていなかったから少し驚いた。
と言っても、俺はまだ直接に見ていないので今一つ実感はなかったりする。
恐らく何かの拍子に 1階へ連れてこられるか、大きくなって外の犬小屋へ移されるまで俺の目に触れる事はないだろう。
犬が嫌いなわけではないのだけど、子供の頃に飼っていた犬を思い出すと良くない方向へ転んでしまう気がするので自重するつもりだ。
実のところ犬を見に行って悪い方へ行かなかったとしても、今度は動物も子供も好きな性分が出てしまって気になってしまう恐れがある。
つまり、どっちにしろ仕事へ支障を来す可能性があるから自分から見に行く事はしないつもりだ。
そんな俺を尻目にT社員は興味津々の様子で、定時を過ぎたら会いに行くような事を言っていた。
T社員は流されやすいのか以前に飼っていたハムスターを再び飼いたくなったとか言い出したりと、既に影響を受けてしまっているから自重は要らないようだ。
問題は明日の朝に彼等がどうなっているかという点で 2人してペット談義に華を咲かせていたりしたら少し辛そうだ。
子犬の名前は暫く様子を見てから決めるつもりだそうで、まだ決まっていないそうだ。
普通は家族として迎え入れる時に名前を付けてやるもんだと思っていたから、飼い犬を「いぬ」と呼んでいるG社長が奇妙に見えた。
とりあえず、言える事は「ポチ」や「タマ」と言った分かりやすい名前になることはなさそうだ。
犬種は警察犬なんかで有名なシェパードで生後 3ヶ月くらいだと聞いているので子犬と言え、そこそこに大きいはずだ。
どうやら元気は有り余っているらしくて、頻りに遊んで欲しいと寂しげな鳴き声が聞こえてきていた。
以前から話は聞いていたのだけど、何時から来るのかを教えられていなかったから少し驚いた。
と言っても、俺はまだ直接に見ていないので今一つ実感はなかったりする。
恐らく何かの拍子に 1階へ連れてこられるか、大きくなって外の犬小屋へ移されるまで俺の目に触れる事はないだろう。
犬が嫌いなわけではないのだけど、子供の頃に飼っていた犬を思い出すと良くない方向へ転んでしまう気がするので自重するつもりだ。
実のところ犬を見に行って悪い方へ行かなかったとしても、今度は動物も子供も好きな性分が出てしまって気になってしまう恐れがある。
つまり、どっちにしろ仕事へ支障を来す可能性があるから自分から見に行く事はしないつもりだ。
そんな俺を尻目にT社員は興味津々の様子で、定時を過ぎたら会いに行くような事を言っていた。
T社員は流されやすいのか以前に飼っていたハムスターを再び飼いたくなったとか言い出したりと、既に影響を受けてしまっているから自重は要らないようだ。
問題は明日の朝に彼等がどうなっているかという点で 2人してペット談義に華を咲かせていたりしたら少し辛そうだ。
子犬の名前は暫く様子を見てから決めるつもりだそうで、まだ決まっていないそうだ。
普通は家族として迎え入れる時に名前を付けてやるもんだと思っていたから、飼い犬を「いぬ」と呼んでいるG社長が奇妙に見えた。
とりあえず、言える事は「ポチ」や「タマ」と言った分かりやすい名前になることはなさそうだ。
贈り物 金額だけが 価値じゃない ― 2008年11月11日 20時50分30秒
今日は非常に嫌な気分でブログの記事を考えている。
幾つかネタになりそうな話があるのだけど「帰り道」という状況のせいで、帰宅後に待っているかも知れない面倒毎を思うと憂鬱になってくる。
帰宅したくなくなる原因は父親にあるというのはすっかりお馴染みの事だとおもうが、今回は特別に嫌悪感が強くて吐き気がするほどだ。
事の始まりは朝の支度をしている最中になった電話にあって、電話の主は母親の友人で命日に合わせて菓子折りを贈ってくれた方だった。
話の内容は「命日に贈った品物への御礼返しなんて気遣いは無用です」との申し出と贈られてきた物への御礼だった。
俺は命日に御霊前として贈られてきた品に対して、御礼の品を贈るような真似はしていない。
そんな馬鹿をやる輩は俺の知る限りで父親しか居ないから、すぐに事情を理解して対応したけれど本当に嫌な気分だった。
父親に問いただしてみると悪びれるどころか御礼として松坂牛を送ったことを誇らしげに語り始めたから呆れてしまう。
先方が送ってきた品は高く見積もっても 4千円くらいの菓子折りなのに対して、父が送ったであろう肉は市場に出せば 1万円を軽く超える。
つまり御礼と言いながら先方の贈り物より遙かに高価な品物を送りつけたことになり、それだけでも既に失礼な話だ。
加えて、今回の頂物はお中元などの送り合う物とは全く異なる意味を持つ品だから基本的に御礼は不要なんだ。
こちらから御礼を返したら、相手の気持ちまで送り返す形とも成りかねない失礼極まりない行為だと思う。
去年も同じようなことがあって、先方を困らせる事になるからやめるように注意したはずなんだ。
それなのに、あの無駄な誇らしげな表情を見る限り理解すらしてくれていない様子だ。
確かに先方の亡き母を思ってくれた気持ちに対する御礼をする事に対して異論はないし、むしろすべきだとは思う。
しかし、その形は物や金という形ではなくて、御礼の電話や手紙といった形で伝える心であるべきではないか。
そう考えて、今朝は注意で手紙や電話での御礼で済ませるように注意した途端に父は渋い顔をし始めた。
その表情を見ていて、我が父は送られてきた品物に込められた気持ちを汲み取った上で御礼を返すなんて考えてないのだと感じた。
だから、本当の気持ちを込めなければならない電話や手紙といった形での御礼を渋るのだと思う。
悲しい事に俺の父親は「物を貰ったら物を返す」という物々交換が基本にあって、気持ちを金額で示す事に自己満足を感じているだけなんだ。
そんな浅はかな贈り物を受け取ってしまったら、先方が困惑してしまう事は当然のことだろう。
我が父親ながら情けない事だ。
幾つかネタになりそうな話があるのだけど「帰り道」という状況のせいで、帰宅後に待っているかも知れない面倒毎を思うと憂鬱になってくる。
帰宅したくなくなる原因は父親にあるというのはすっかりお馴染みの事だとおもうが、今回は特別に嫌悪感が強くて吐き気がするほどだ。
事の始まりは朝の支度をしている最中になった電話にあって、電話の主は母親の友人で命日に合わせて菓子折りを贈ってくれた方だった。
話の内容は「命日に贈った品物への御礼返しなんて気遣いは無用です」との申し出と贈られてきた物への御礼だった。
俺は命日に御霊前として贈られてきた品に対して、御礼の品を贈るような真似はしていない。
そんな馬鹿をやる輩は俺の知る限りで父親しか居ないから、すぐに事情を理解して対応したけれど本当に嫌な気分だった。
父親に問いただしてみると悪びれるどころか御礼として松坂牛を送ったことを誇らしげに語り始めたから呆れてしまう。
先方が送ってきた品は高く見積もっても 4千円くらいの菓子折りなのに対して、父が送ったであろう肉は市場に出せば 1万円を軽く超える。
つまり御礼と言いながら先方の贈り物より遙かに高価な品物を送りつけたことになり、それだけでも既に失礼な話だ。
加えて、今回の頂物はお中元などの送り合う物とは全く異なる意味を持つ品だから基本的に御礼は不要なんだ。
こちらから御礼を返したら、相手の気持ちまで送り返す形とも成りかねない失礼極まりない行為だと思う。
去年も同じようなことがあって、先方を困らせる事になるからやめるように注意したはずなんだ。
それなのに、あの無駄な誇らしげな表情を見る限り理解すらしてくれていない様子だ。
確かに先方の亡き母を思ってくれた気持ちに対する御礼をする事に対して異論はないし、むしろすべきだとは思う。
しかし、その形は物や金という形ではなくて、御礼の電話や手紙といった形で伝える心であるべきではないか。
そう考えて、今朝は注意で手紙や電話での御礼で済ませるように注意した途端に父は渋い顔をし始めた。
その表情を見ていて、我が父は送られてきた品物に込められた気持ちを汲み取った上で御礼を返すなんて考えてないのだと感じた。
だから、本当の気持ちを込めなければならない電話や手紙といった形での御礼を渋るのだと思う。
悲しい事に俺の父親は「物を貰ったら物を返す」という物々交換が基本にあって、気持ちを金額で示す事に自己満足を感じているだけなんだ。
そんな浅はかな贈り物を受け取ってしまったら、先方が困惑してしまう事は当然のことだろう。
我が父親ながら情けない事だ。
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