運がなく 涙に染みる 冬の風2008年11月30日 21時37分15秒

今日も昼近くまで寝ていて朝食と昼食を兼ねた食事を済ませてから自室へ戻ってPCの前に座る。
そのまま惰性に任せてコミックを読んだりネットゲームをしたりしながら堕落した休日を過ごしていた。
こんな怠惰な時間を過ごしている途中、土日の両方を引き籠もりだけで終わらせるのが勿体なく感じ始めて家を出た15時頃だった。

外へ出てみると目覚めた時にカーテン越しで感じていた暖かな日差しは既に傾き始めていて、眩しいだけで殆ど温もりは感じられなかった。
そんな冬の日の短さを思い知らされながら自転車に乗って駅へ向かって走り出してみると、今度は風の強さと冷たさに驚かされた。
その身に凍みる冷たさは日向の暖かさよりも風の避けられる日陰の方が暖かく感じられるほどだった。

寒い場所に居ると風邪がぶり返してくる可能性があるから一刻も早く駅へ着きたいところだが強風のためにペダルを踏んでも殆どスピードが上がってくれない。
しかも、こういう日に限って徐々に歩道側に寄ってくる下手くそな運転の車がいたりするのだから困ったものだ。
今日の運転手はタイヤが白線を踏んでいても気にする素振りを見せなかったから下手くそというより危険な運転と言った方が良いかも知れない。

そんな道程を経て、息を切らしながら電車へ乗り込んで池袋まで出てきた。
用事は全部で 3つほどあるのだけど、基本的に今日である必要はなく明日の帰りに寄り道で来ても良かった感じだ。
強いて言うなら、最初に予定していた買い物だけは荷物が大きくなるから休日の方が良かったくらいだ。

その買い物というのはとあるコミックの初回限定版で値段も少し張るから買わなくても良いかな~とか思っていた品物だったりする。
金曜の帰り道に見つけた時は箱が大きくて荷物になるから断念したくらいで、今日も見に行って売り切れていたら諦めようと思っていた。
しかし、初回限定版を諦めると言いつつも通常版を金曜に買わなかったのは土日に買いへくるかも知れないと思っていたためだったりする。

まぁ、要するに断念すると言いながらも未練があって、土日までに残っていたら買ってしまおうと思っていた訳だ。
残っていて欲しいオタク心と節約のため売り切れを望む気持ちを半分ずつ抱えながら入店して売り場へ直行してみると、見事に残っていたので苦笑いをしつつ購入した。
そのまま続けて 2つ目の用事である買いそびれたコミックの捜索、いつもの店を探すのは今回で 4回目でやはり入荷されていなかった。

さすがに探すのが面倒くさくなってきたので、池袋にある別のオタク御用達の本屋で購入してしまおうと探しに行ってきた。
その店は包装されず陳列さrていて立ち読み公認となっているため好きでないのだが、平積みの下なら良い状態で残っている事がある。
そんなわけで欲しい本が平積みになっている事を祈りつつ探してみたのだが、残念ながら棚の方に 1冊だけ残っているのを発見できたのみだった。
しかも、見つかった場所は本来のあるべき場所から 1段ほど外れていたし、表紙を見ただけでも傷が 3カ所もある上に読み癖もしっかりと付いていた。
読み癖に至っては最初から最後まで立ち読みしたと分かるほどの立派な癖の付き方をしていて、これはもう古本と呼ぶべき状態だった。
こんな状態の本を買うつもりは毛頭ないので投げてきたが、やはりあの店で本を買うのは止めようと改めて誓いながら店を出てきた。

そんな感じで買い物を終わり、残りは予約なのでサクッと済ませて帰りの電車へ乗り込んだ。
さすがに休日だと余裕で座席に座る事ができてホッとしていたのだけど、隣に座ったおばさんの香水が臭くて、結局は立って帰ってきた。
運が悪いな~っと溜め息を吐きながら、リュックに入れてきた暇潰し用のコミックを取り出したのだが 6巻を読んでいないのに 7巻を持ってきてしまったらしい。
座席はおろか暇潰しまで失って少しばかり泣きたい気分の帰り道、電車を降りると氷のような風が吹いていた。

泣きっ面に蜂、そんな言葉がフッと頭に浮かんだ今日この頃でした。