金銭の 話題どうにも 好きでない2019年01月23日 23時05分39秒

父親の金銭に関わる報道へ対する反応が好きでない。
金銭の貸し借りに関する話が出る度に関係者を金の亡者として蔑む発言が目立つのだけど、その対象が明らかな被害者にまで向かうから嫌悪感を覚える。

今回の報道では借用書の交わされない資金援助を受けていたけれど、婚約破棄の際に取り交わした約束では返却不要との事だったのに、後になって借金返済を求められたとの事例だった。
第一に借用書を交わしていない時点で借金と呼ぶ事に無理があり、その資金援助の使い道が息子の留学に関わる保証金との事で、義理の息子になる見込みの相手へ投資したようにしか見えない。
婚約破棄となった段階で返却の申し出を行う流れに納得できるし、逆に言えば時を経てから借金返済と言い出す方がよほど不自然である。

借り手の家庭が週刊誌の注目を集める存在となったので、騒ぎを起こせば何か得するのでないかと邪な事を考えたように見える。
俺から見れば借り手の方が耳障りな虫に集られているとしか見えないのだが、父親は借り手が金の亡者で詐欺紛いの資金援助を求めていたのだと、婚約破棄の理由も金目当ての婚約だと感じたからに違いないと言い出したりと不愉快だった。

何よりも最初の会話が貸し手側への不信感で固まっていたのに、いつの間に借り手側への非難めいた発言へ変わっていて、結局は相手を見下したいだけに思えて呆れるばかりだった。