不愉快な 言葉に被せ 溜め息を2019年01月06日 23時47分01秒

連休の最終日と言えば、父親による不愉快な事この上ない発言の零れる日であり、昼頃から既に胃袋が軋むような痛みを発し始めていた。
もっとも艦これのイベントで受けているストレスもあって、どちらの方が上か下かという話でなくて見事な相乗効果を発揮している印象だった。

艦これの方が苦労して解除したギミックについて、労力の割に効果が薄いと判明して愕然とした上に、現状の難易度で続行する事へ大きな懸念を持ち始めたりと、頭を抱えたくなる事態へ陥っている。
イベント限定で登場するキャラは通常なら複数のドロップ場所が設定されているのに、今回はそれぞれ1カ所ずつに限定されているだけでなく、周回するのに不向きな地点が指定されている。

現在の状況で言えば、5回に1回の割合でクリア条件を満たせそうな状況ながら、ドロップを狙えるほどの戦績を上げていない。
つまり、クリアだけなら可能だけどドロップまで狙えるほど状況が良くない。
今回は何故か装備に対する制限を掛けるという嫌がらせ仕様が追加されて、まともにクリアさせる気がないと言われている気分になっている。
高難易度で挑戦している現状なので、難易度を下げたらクリアとドロップを両立させられるかも知れないけれど、そこまで頑張る理由があるのかと疑念が頭に浮かんで離れない。

そうこうしている間に気の重たい夕食がやってきた。
会話を交えながら30分ほど経過して、このまま父親からの不愉快な発言が来ないまま終わらないかと期待した矢先、少し会話の途切れた瞬間に「やっと終わった」と呟いてきた。
その直後に俺も大きな溜め息を漏らして、不愉快であると目一杯に表現して見せた。
普段から不愉快な発言が延々と繰り返されるのだけど、今回は1回だけで済んだ事から考えると、俺にとって気分の悪い言葉であると気付いてくれたのかも知れない。

もっとも既に連休を取る事へ対して、異様な嫌悪感を覚えるほど身に染み付いているので、今更に治されても俺が心地良く連休を過ごせる日など来ないだろう。
疫病神と呼んで嫌う実姉の影響もあって、俺にとって自宅は帰宅する場所でありながら居心地の良い場所でなくて、父親の不愉快な発言で長居したくない場所ともなっている。
我ながら随分と難儀な人生を歩んでいるものだと、俺こそ頑張って堪えていると褒めてほしい。