案の定 半分以上 没レベル2013年02月10日 21時10分28秒

ワンダーフェスティバル(以下、ワンフェス)というイベントへ行ってきました。
フィギュアとガレージキットの同人作品が出品されるイベントで、殆どの展示品が数量限定で購入できたりもします。
本来であれば版権の絡みで販売できない作品も多いのだけど、会場内でのみ個数限定販売という事で寛容に販売許可が下りるらしい。
会場内でしか購入できない限定品の宝庫という訳だ。

普段なら参加しないイベントなのだけど、生活の一部と化していたのにサービス終了となったニコアプリ「ぷちっと★ロックシューター」にキャラクターが出品されるとの情報を入手して出陣を決意した。
出品者も同じゲームを遊んでいたプレイヤーの1人であり、Twitterなどで繋がっていた事から情報を入手しての参戦だった。

取り置きを頼んでおいたから気楽に行けるはずだったのに、俺がワンフェスへ参加する事を聞きつけたボカロ好きな人から、セガの企業ブースで販売されている商品の代理購入を頼まれたため、そちら側で売り切れの不安を抱える羽目となった。
それというのも前日の日記でも書いている通り、前日になって参戦を決意した事もあって、入場チケットとなるガイドブックを購入していなかったり、幕張メッセで開催されるイベント参加した経験がなかったりと問題が幾つもあった。
その結果、激しい混雑が予想される時間帯での参戦は周囲への迷惑となるし、早朝から行動する気力が足りなかった事もあって、昼過ぎに会場入りするスロースタートを予定した。
そのため、開幕と同時に会場入りする人達で売り切れている危険性が高いと不安がっていた次第だ。

自宅の最寄り駅でSuicaをチャージするついでに千円札の落ちるが出るよう調整して、会場での会計に不便しないよう工夫したり、飲料水を確保しておいたりとコミケへ参戦する気分で電車へ乗り込んだ。
移動時間は片道1時間10分、池袋までは乗り換え順序などを入念にチェックしていて、地下鉄は転職前の通勤で使用していた際の思い出などに掘り起こしていた。
地下鉄を降りて、最後の乗り換えを済ませた後は、久しく見ていなかった水平線などの景色を楽しんで過ごしていた。

そんなこんなで道中は殆ど退屈しなかったのだけど、幕張メッセが近付いてくるに従って緊張感が高まってきた。
会場へ向かうだろう人の流れから一度だけ離脱して、トイレを済ませてから第二陣と思われる列へ紛れ込んで会場へと向かっていく。
右手に写真で見ていた入り口が見えて、案内に従ってガイドブックも購入して、会場入りするだけの段階になってトラブルが発生する。

本来であれば、階段を上がった直後にある入場口から入れば良かったのだけど、前方に見えたコンサートホールから伸びる長蛇の列に吸い寄せられてしまった。
その上にコンサートの係員が有無も言わさずに「最後尾は橋の向こう側です」と誘導してくれたので、ワンフェスの入場列だと思い込んで酷い遠回りをしてしまった。
似たような同人イベントでは長蛇の列も珍しくないわけで、有り得ない事でもないと信じ切った結果の悲劇だった。
ボディーチェックが行われているなどの情報を小耳に挟んだ事で、何かが変だと疑って間違えへ気付いたけれど、歩いた時間と並んでいた時間を合わせれば30分ほど時間を無駄にしていた。

紆余曲折の末に会場入りして、現在位置を把握できないままフラフラとしていたら都合良くセガブースへ辿り着けたので、早速に物販購入者の列に並んで依頼品を購入する。
セガの企業ブースはある意味ではワンフェスと毛色の違う物販を行っていたこともあってか、依頼品に加えて自分の分まで購入する事に成功した。

セガの企業ブースが分かれば、目的のスペースも相対的に位置を割り出せるので、そそくさと挨拶しにいって、目的のフィギュアを購入させてもらった。
てっきり完成した状態で渡されるのかと思ったら、組み上げる前のパーツが袋詰めされて手渡されたので軽く衝撃を受けた。
組み上げる手順が分からなければ聞いてくれと言われたので、追い追いに頑張るつもりだけど、上手に完成させられるのか不安を感じずには居られない。

一通りの予定をこなした後の自由時間、折角に来たのだからとカメラを片手に色々と見せてもらいつつ、時に撮影などさせてもらったのだけど、かなり残念な結果となってしまった。
それというのも、俺が持っているカメラは風景撮影用なので、被写体から1m以上は離れないとピントが合ってくれない。
しかし、距離を取ろうとすれば別のカメラマンが割り込んでくるので撮影できないという堂々巡りとなってしまう。
そんな状況下で四苦八苦しながら撮影してきたけど、見られる写真は全体の1割以下で、殆どがピンぼけしていたりと制作者の方に申し訳ないと思うほどの出来映えだった。

俺は風景を撮影する際にフラッシュを全く使わないし、屋内での撮影を経験していないなどの技術不足もあって、帰宅して写真を眺めていると涙が出てきそうになっていた。
下記に見せられるレベルで収まった写真を紹介しておく。


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