開発で 仕様は常に 変わるけど・・・2011年02月22日 20時35分59秒

システムを開発している中で、仕様変更が1度も発生しないままで終了するパターンは殆どなくて、何らしかの形で機能が追加になるのは常となっている。
その辺の事情も含めて見積もりを取っているので、仕様に変更が出ること事態は仕方がないと受け入れるのだけど、仕様変更が発生した経緯によっては怒りを感じてしまう事もある。

よくある仕様変更としては「前回は要らないと言ったけど、やはり必要になった」という具合に始める場合で、このパターンの場合は開発者も拡張案の1つとして捕らえて、設計の段階で猶予しておくので大きな問題とはならない。
上記の類似パターンとしては「開発費を掛けずに完成させてほしいので、現時点では要らない」と言っていた機能なのに、いつの間にか必須項目へ昇格しているパターンがある。
時間や費用に拘束されている中での追加となるので辛くなるけど、先方に連絡不行き届きが原因である場合に限って、開発期限の延長を飲み込ませる材料となるので、悪い事ばかりでもなく何とか受け入れられる。

腹立たしいと感じる代表例は「これを参考にしてほしい」という感じで要望を出すタイプのクライアントで、参考として提示されたシステムにない機能を要求してくるパターンだ。
その中でも「ちゃんと参考サイトを見てもらわないと困る」と怒り出すクライアントは最悪で、参考サイトの持つ機能を丁寧に説明した上で納得してもらわねばならず、手間による時間の浪費に精神力まで削られるから質が悪い。
上記のパターンは仕様変更を言い出すタイミングも大概に悪くて、システムが完成した直後の最終確認をお願いしたら、返信で「何か違う」とか言い出す事があって、今更に何を言っているのかと頭を抱える羽目となる。

今日に相手をしていたクライアントが適当な参考サイトを提示するタイプで、完成したと思った時点から10項目ほど追加されて、午後から取り掛かる予定だった作業が手付かずに終わってしまい、途中で発狂してそうになっていた。
しかも、送られてきたメールの中に「参考サイトをちゃんと見てもらわないと困る」なんて1文があって、思わず「お前がな!」と叫びたくなってしまった。

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