幸運の 使い所に 気を遣う: 【まったり空間】

明日が火曜の休日となっているので休みを取っている人が多いのか、今日は電話が１回も鳴らなかったばかりかメールも殆ど来ていなくて、カレンダーを見間違えたのかと思ってしまうほど静かな一日となっていた。
体調不良も落ち着いてきた事もあって作業へ集中できたのだけど、途中で原因不明な不具合に悩まされたので、進捗は思ったほど伸びなかったけれど、久々に集中できる時間を持てた事から充実した気分を感じている。

集中する時間を得られた幸運を素直に喜んでいられる理由として、今朝の通勤で駅から会社へ向かっている時に、スーツを着込んだ中年男性の運転する自転車がぶつかってきて、弁当箱が壊される不幸があったためだ。
しかも、弁当箱が壊れているかも知れないと不安を感じた時は既に遅くて、振り返ってみても捕まえられる距離に犯人はいなくて、悔しい思いをしながら会社で弁当箱を見てみれば、予想通りに壊れていたので憎さを倍増となった。
そういった不幸があったからこそ幸福のしっぺ返しを心配せずに済んでいて、上機嫌での帰宅となっているわけだ。

幸運に恵まれるのであれば今日ではなく、液晶テレビを購入しに出掛ける予定の明日にして欲しかった。
もちろん欲しかった商品が売り切れているような不幸さえなければ、更なる値下げとか期待するつもりもない、というか欲を出しても良い方向へ働かないのが俺の人生なので贅沢を言うつもりはない。
そう言いながらも液晶テレビも俺の自腹となる財政状況の苦しさを考えると、少しでも安く買えないものかと望んでしまう一面もあって、言動と実体が合致していない事に不安を感じてしまう。
こういう不安定な時は笑いのネタになるような不幸へ見舞われる事が多くて、
ネタの神様が降臨しないことを切に願うばかりだ。