忌まわしき 記憶の渦に 囚われて2010年11月30日 21時06分16秒

日曜日の夜に疫病神と口論をしていた影響が色濃く残っていて、ネタを考えようとしても3秒後には腹立たしい記憶が思考を埋め尽くされて、愚痴だけで記事が終わってしまいそうな勢いだ。
日曜に負ったダメージは精神面だけに留まらず、寒い室内で強制的に夜更かしをさせられた影響で風邪を引いてしまい、咳や強烈な眠気に苛まれながら仕事をしていたため、記事のネタを探せるほどの余裕がなかった。
それに疫病神と呼んで嫌っている実姉が繰り出した馬鹿げた発言は、印象に残っているだけでも5つほど紹介していないネタがあって、その辺を取り上げれば楽だという発想を必死に振り払っている。

そうは言ってもネタを絞り出そうと記憶の箱へ手を伸ばせば、何処を見ても疫病神への怒りしか出てこない状況で、頭の中が怒りで埋め尽くされた暴騰の状況へ戻ってしまっている。
しかも、疫病神の忌まわしい記憶が全てを覆い尽くしている状況へ対するストレスは、記事が書けない原因も奴にあるとする新たな怒りが燃え上がり、悪循環の中に放り込まれた状況を生生み出している。
去年の年末に大掃除を邪魔されて、ワックスが乾いていない床へ足跡を付けて回られた時も、同じような状況へ陥ってしまった記憶があるのだが、今回はまだ破壊衝動を起こすまでに至っていないだけマシだろうか。

冷静さが残っている故に理性を保とうと四苦八苦するわけで、どちらが良いと一概に言い切れるほど単純な話ではない気もする。
理性があるからこその苦しみなんて知りたくもなかったと溜め息を吐きつつ、早くも始まっているクリスマス気分の電飾を眺めていると、華やかな景色と自分の心情とのギャップに涙が出てきそうだ。
サンタクロースにリクエストを出せる機会があったなら、迷わずに「プレゼントは要らないから疫病神を持って行ってほしい」と土下座をして頼むだろう。
もっとも俺の所へ来るサンタクロースは「クリスマスプレゼントのリクエストは何だい?」と聞いておいて、こちらが答えた後に「アンケートへのご協力に感謝します」といって立ち去るに違いない。