どうしても 心が晴れず 手が止まる2009年09月11日 21時14分38秒

今日は体調の起伏が激しくて朝から昼過ぎまでかざっぽい症状に悩まされ続けて、昼休みになると食後の眠気と体調の悪化が重なってグロッキー状態へ突入してしまった。
何とか30分程度の仮眠の後に仕事へ復帰したけれど、軽く眠ったにも関わらず回復した気配は全く見られないどころか悪化していてフラフラとしながら作業をしていた。
そんな状態ではまともな作業ができるはずもなくて、思い通りにならない自分自身へ酷い苛立ちを感じながら作業を進めていたので、外で無駄吠えをしているG社長の飼い犬ユウ君に何度となく殺意を抱く場面があった。

そんな苦しい時間が 3時間近く続いて日が暮れ始めた頃にようやっと体調が快方へ向かってくれたのだけど、そこへ至るまでに体力を使い果たしたらしく調子が出てきたと勢いづいた直後に手が鈍り始めてしまった。
最低限度の作業を終わらせるために少しだけ残業をしてきたけれど、決して満足できるようなレベルではなくて、土日を返上して作業するか悩んだが今晩だけで体調が良くなる見込みは殆どないため諦めた。
とにかく先月から延々と続いている体調不良を何とかしなければ、日を追う毎に首が締まっていくプレッシャーから逃れることができず、さらに状況を悪くしていく可能性が高いと考慮しての決断だけど、正直なところ納得し切れていない。

休日に体を休めんだとしても乱れてしまった生活リズムを戻すための時間として短すぎて、更なる悪化を食い止めるのが精々となりそうな気配が漂っていることが不安で仕方がない。
実際問題として先週末は休養に当てたにも関わらず、この体たらくだから不安を感じるなと言う方が無理だと言いたくなる状況だ。
しかも、帰りの電車は人身事故の影響で遅延した上に何度も停車を繰り返していて乗り心地が悪いのに、隣に立っている年寄りが混雑した車内での新聞の読み方を心得ていないクズという悪条件が重なって苛々としている。
こんな些細なことで気を荒立てていたら体が保たないと分かっているつもりだけど、やはり邪魔で仕方がない上に何やら年寄りを敬えとか言い出しそうな態度だから感情を抑えきれない。

体調を戻すことが難しいにしても、この程度の感情をコントロールする余裕くらいは持てるようにしておきたいと思うのだけど、やはりG社長の飼い犬が繰り返している無駄吠えが収まらない限り 2日と待たずに苛立ち始めてしまうだろう。
最近はエアコンを必要としない日が多くなってきた関係で窓を開けているから鳴き声がダイレクトに部屋へ響いてくるから、調子の悪い耳では耐えきれずに相当なダメージとなっている。
一応はG社長のお母さんが注意をしに行ってくれているが叱り方が悪いのに加えて、一頻り怒った後に遊んでしまっているから大した効果が出ていないのが現状だ。
恐らくは俺が出ていくようになれば長い時間を掛けずとも無駄吠えをやめさせられる自信があるけど、恐怖による刷り込みであるため他人の犬に屋って良い処置でないので我慢しているのだが、これもストレス源の 1つと考えて間違えないだろう。

最近は会社を出る時に睨みつけている影響で、今日なんて玄関を開けたのが俺だと分かった瞬間に 2m近い距離を取って警戒した上に、こちらが歩き出すと同時に小屋へ逃げ込む有様だった。
現時点で俺を驚異の対象として認識しているから、それこそ玄関前で睨みつけていれば怒られているの認識を持たせるくらいは可能なはずだ。
もっとも本当にシェパード犬かと疑ってしまうほど気が弱いことが無駄吠えの最大の原因だから簡単に直りはしないだろう。
それこそ道路を歩く見知らん人への恐怖を忘れるほどのインパクトを与えてやりでもしなければ無理なわけで、それはすなわちトラウマを植え付けるのと同義となる故に、今のところは必死に堪えているわけだ。

何とも面倒なことだ。

ほのぼのと 過ごした余暇の 心地よさ2009年09月12日 21時15分14秒

昨夜は日が暮れてから急激に気温が下がっていた上に、日中に風邪らしい症状で悩まされていた事もあって、帰宅直後から窓を閉め切って保温に努めていた。
それでも肌寒さからタンスで眠っているはずの膝掛けを引っ張り出すか否か思案する場面もあったりと、日中が汗の滲むような陽気から想像したくない程のギャップを感じていた。
それでいて就寢時間になるとPCの廃熱に室温の上昇の影響もあってか布団へ潜り込むと少し汗ばんできたから、寝ている間に布団を蹴り飛ばしてしまって朝方に凍えて目を覚ますような事態を心配しながら目を閉じていた。

夜が明けた今朝、やはり寒さのために目を覚ましたのだが、そもそも掛け布団一式を抱き枕のように抱えている状態で眠っていたので、治りかけていた風邪がぶり返すほど派手に冷えていなかった。
それでも大事をとって体が温まるまで布団の中に入ってようと思ったら二度寝をしてしまって、再び意識が浮上してきたのは 2時間後で、寝疲れた倦怠感と共に目を覚ます事となった。
それでも朝食を食べたりしていたら久しぶりにスッキリと視界も晴れてきたし、休養を目的とした朝としては十分な効果が期待できる悪くない朝となっていた。

昼食は例によってToda氏と近所の食事処へ出掛ける予定となっていたので、朝食はコーンフレークに蜂蜜を加えた牛乳を流し込んだだけの簡易メニューにしておいた。
先週に試しで買ってみたコーンフレークだけど、休日の軽食としては優秀ですっかり気に入ってしまっている。
食物繊維を多く含んでいるためか、今週は風邪気味だったのに腹の調子だけは狂っていなかった事も含めて、健康を考えるのなら即席麺なんかで済ませるより体に良さそうだ。
問題があるとすれば食べやすさの割に主成分が食物繊維という事もあって満腹感を得られるまでのタイムラグが大きくて、何度もおかわりをしたくなってしまう事だろうか。
現状で言えば 1箱200gを 4食で食べ切ってしまうペースで減っており、先週の週末の昼か食べ始めて既に残り 1食分となってしまっている。

というわけで、今日はToda氏との昼食を食べた後の帰り道でスーパーへ寄り道をしてコーンフレークを買ってくる事にした。
そんな予定を昼食の席で話している時、以前にToda氏と一緒に見てきた建設中の店舗がスーパーになってオープンしたのを思い出した。
父親の話によると他店舗が潰れてしまったために仕方なく使っていたスーパーよりも安かったとの報告も入っていた事もあって、一人暮らしをしているToda氏を誘って見に行ってみる事にした。

値段を覚えるほど頻繁に買い物をしているわけでもないので、最初にいつもの店へ立ち寄って幾つかの商品の値段を記憶していく事にした。
ひとまず麦茶、ココーンフレーム、それと蒸しケーキの値段を記憶して見に行ってきたのだけど、面白いように俺が買っている商品だけ置いていないとか楽しい事が起きてくれた。
麦茶は別メーカーのしかなかったし、蒸しケーキは店中を見て回ったけれど置いてなかった。
そして、本日の買い物で主役となるコーンフレークは俺が買おうと思っていたブランドが並んでいるのに、買おうと思っていた商品だけが綺麗に抜けていた。
陳列スペースが綺麗に埋まっている所を見ると取り扱っていない雰囲気が漂っていて、何とも言えない敗北感を味わう羽目となってしまった。

新しいスーパーの評価は特売品の値下げ幅が良いけれど全般的な価格は大差がなそうで、問題点としては取り扱いに偏りがあって俺が欲しい商品が狙い澄ました方に抜けている事だろう。
特に麦茶とか毎日のように飲んでいる商品は味を変えるつもりがないだけ、致命的と言いたくなるほど問題視していて期待していったのにガッカリだった。
その代わりに総菜コーナー、特に揚げ物は今までの店よりも良い油を使っていそうで美味しそうに見えたから、今度にToda氏の自宅で飲み会を開く際は新しい店を利用してみようという話になった。


そんなこんなで軽く運の無さを発揮してしまって脱力感を味わったりと疲れる場面は合ったけれど、体調の方は良好だと感じられたから、様子見を兼ねて PSPゲームソフト「初音ミク -Project DIVA-」を遊んでみた。
ここ数日は親指の腱鞘炎というハンデもあって成績が良くなったのだけど、調子が上がってきたらしく通算 3度目となるパーフェクトを決める事に成功した。
こうやって結果が出てくれると嬉しい限りで、休養が上手く行っている事にホッと胸を撫で下ろしている。

冷や汗を 滲ませ急ぐ トイレへと2009年09月13日 20時43分50秒

今日は起床時の気温が26度と前日の冷たい雨の影響を残していたのだが、PCの前でのんびりと過ごしていると室温はグングンと上昇していって 1時間もすると29度にも達していた。
この温度計を見た瞬間は足下に肌寒さを感じていたので、表示されている数字が信じられなかったのだけど、言われてみれば下半身こそ冷たさがあるのに胸元にしっとりと汗が滲んでいた。
昼夜の気温差もされる事ながら、体感までも大きな差が出ていたから不吉な予感を感じたのだが、朝食を食べたり何だと体を動かしている内に不安がただの取り越し苦労だったと思えてきた。

恐らく下半身に冷えを覚えた原因は血の巡りが悪かったためであり、朝食の準備をしている間に血行が良くなって調子が上がってきたのだと推定される。
考えてみれば、先月の中旬から忙しさに飲まれて通勤以外に体を動かす時間が殆どないのだから、色々と体が鈍っていたとしても何ら不思議はないというか当然の結果だろう。
もう少し生活リズムが戻ってくれれば、朝に少し素振りをしたりする時間を作る事も可能なのだが、今はストレッチで血行を促す程度の時間を作るのが精一杯だ。

そんな日常に土曜から尿意を催す頻度が急上昇していて、酷い時は 1時間に 3回もトイレへ行きたくなるとか異様なことになっていた。
自室でゲームをしている時は大して気にしなかったのだけど、家を出てしまうとトイレを借りられる店が少ないので、額に冷や汗を滲ませながら大急ぎでチャックを下ろすなんて場面が何度もあった。
コンビニのトイレを借りられたら苦労はしないのだけど、近所のコンビニは何処も店員へ断ってからでないと使えない場所にトイレがある上に、店舗によって説明を聞いても何処にあるのか分からない事があるから、急を要する時は怖くて行けなかったりする。

特に「もう少しでトイレだ」と思った瞬間から始まるレッドゾーンで意表を突かれた時の苦痛を思うと、確実にトイレの場所が分かる場所を目指したくなる。
昨日に覗いてきた新しいスーパーでも標識があったからトイレの場所はすぐ分かったのだが、ここを曲がればトイレだろうと思ったら長い廊下が続いていて、思わず「遠い、トイレが遠い」と叫んでしまった。
ちなみに俺の叫びが終わった所に後から続いていたToda氏の「うおっ」という驚きの声が聞こえてきたから、廊下の長さへの驚きは我慢の限界を迎えつつあったためだけではないはずだ。

こういった異様に尿意が頻発するパターンは以前にも経験した事があるのだけど、今回は体内の水分がなくならないかと心配するほどの回数と量で少し怖さを感じた。
これが長い体調不良から脱する時に良く見られる兆候だから、それだけ大量の毒素が体内へ蓄積していたのだと言い聞かせながら、普段よりも多めの水分補給を心掛けていたのだが飲んだ分だけ出るといった調子だった。
以前にインフルエンザへ感染して復活する直前に同じような症状が出たことがあるのだが、その時も今回の方が酷いというのはどういう事だろうか。
確かにストレスやら何やら大きいとは思うけど、よもや本格的な病と同じだけのダメージを負っていたとでも言うのだろうか。

とりあえず、体調が復調する気配が感じられて良かったと思える状況になった事に心底ホッとしている。

今もなお 始まりさえも 見えてこず2009年09月14日 21時16分48秒

某システムのクラス化の話は明日か明後日に提出する予定となっていたのだけど、困った事に今日もまだ開発環境の構築が上手く行かず、スタートラインへ立つことさえもできていないという最悪な状況だ。
それでもエラーを非表示にするとか開発環境として理解に苦しむ設定を解除したりと、幾つも仕掛けられていたトラップを見つけながら少しずつ全身を続けてきていた。
しかし、今日になって環境への依然性の高い問題へぶつかってしまって、お手上げ状態となってしまったため、サーバ環境に詳しいG社長へと助けを求めた。


G社長によると先方が使用している Linux環境がとにかく新しい機能を試したくして仕方がない人が愛用する種類であり、個人用ならまだしも業務用としてはどうかと首を傾げてしまう代物だそうだ。
残念ながら Linux環境は基底となる部分が同じであってもバージョンや種類によって差が大きいため、既に動いているサーバ環境に移植するのは難しいとのことで、先方に合わせて新しくサーバを作るところからやり直す事となってしまった。
残念ながら、俺は最初からサーバをインストールした経験に乏しかったし、そもそも社内のネットワークがどうなっているのかも殆ど知らないので、G社長へ丸投げする格好となってしまった。

それだけでも心苦しいというのに、先方が用意してくれた構築手順書を片手に操作をしていたにも関わらず、上手く環境が動いてくれなかった。
色々と試行錯誤をしてもらったけれど、やはり触ったことのない Linux環境は一筋縄で行ってくれないらしく、結局のところ新しい環境を作る所からスタートしたにも関わらず手詰まりとなってしまった。
ここまで来ると先方にハードディスクのイメージを取らせてもらって、開発環境を丸ごとに移植するような手段を取るほかにないとの結論へ達してしまった。

つまり、予定通りにクラス化の原案を提出する事を完全に諦めてしまう格好となるのだけど、今回の依頼主は別件が長引いてしまっている事情を良く知ってくれているので何とか許してもらえそうな気がする。
何とも情けない話ではあるが、こうも色々な案件が詰まっている状況下ではどうしようもなくて、前もって作業を進めていなかった自分へ大きな怒りを感じると共に情けなくて涙が出てしまいそうだ。

まだ月曜だというのに酷く足取りが重たくて、波乱の週明けとなりそうな気配がぷんぷんと臭ってくる嫌な夜となってしまった。

儚くも 記憶に触れる 迷い道2009年09月15日 06時25分34秒

最近は夢を視た感触があっても記憶が細切れで意味を成していなかったのだけど、今朝は久しぶりに文章へ起こせそうなだった。

夏を感じさせる眩しい日差しが降り注ぐ日の正午、俺の自宅前に止まっている小綺麗な黒い車に乗り込むと、運転席にG社長が座っていてT社員が助手席でシートベルトを締めていた。
その光景を目にして会社のメンバーでドライブへ出掛けるという設定であると状況に納得しながら後部座席へ乗り込むと、シートベルトを探す暇さえも与えられず車が発進する。
G社長の運転は不安定で少し心配になったけれど、車の中から眺める地元の景色はいつもと違って見えて、なかなかに楽しめた。

我が家から 2kmほど川沿いの道を走った所まで来ると、何やら前の座席に座るG社長とT社員が何か気になる地名を見付けたとかで、急にハンドルを切ると橋を渡り始めた。
彼等が興味を持った方向が道路が蛇行している上に道幅が狭いので、運転が上手くないG社長には厳しいだろうと止めようと思ったのだけど、激しく車内が揺れたため下を噛まないようにするのが精一杯だった。
嫌な予感がした直後、G社長の方向音痴が発動させて数秒前に見掛けた地点へ辿り着くことができなかったばかりか、地元民である俺ですら知らない景色の路地へ迷い込むこととなる。

迷い込んだ場所が何処なのかと記憶を巡らしていると、舗装されていない大きな駐車場へ入り込んでしまって、出口が分からないとか変な状況に陥ってしまった。
先ほどまで走っていた地点から考えて、このような拾い駐車場は存在し得ないはずだと首を傾げつつ、車を降りてみると不思議と見覚えのあるような気がした。
更なる情報を求めて先へ進んでみると、頭上に高架橋が見える小さなダムのような空間が目の前に広がった。
辺りを見渡してみると薬物汚染を思わせる青い水が流れ落ちる人口の滝と、数々のゴミの山が見えて、ひとまず一般的にダムと呼ばれる存在ではないと思ったのだけど、後から来たG社長がそこが話が地元の水瓶であるとの説明の書かれた看板を発見してくれたからゾッとした。

ひとまず場所が分かったからとG社長とT社員は早々に車へ戻ったのだけど、俺は妙に懐かしい感じがしたから飲めそうにない水で満たされたダムを眺めていた。
そんな俺の周りをはしゃぎ声を上げながら走り回る子供がいて、その親と思われる女性が頻りに「あれからちょうど20年だね」とか「奇跡の出会い」なんて言葉を繰り返していた。
言葉こそ耳に届いていたけれど、それが俺に向けれた言葉であることが理解できなかったのだが、彼女の言葉を反芻してみると記憶がフラッシュバックしてきた。

蘇ってきた記憶は小学校へ入逆した直後、目の前にあるダムが完成したばかりの頃に遠足か何かで見に行った時の映像だった。
その記憶で名前さえも思い出せない少女と再開を約束するような場面があったのだけど、その約束相手と足下を走り回る子供が良く似ていた。
もしやと思って真後ろに立っている先ほどまで話し掛けてきていた女性の方へ向き直ったのだけど、一瞬前まで確かに存在する気配があった女性も賑やかだった子供も消えてしまっていた

唐突に消えてしまった一家の姿を探してみるが、広い視界の何処にも見付ける事ができなくて、狐に化かされたような不思議な感触を抱きながら車へ戻った。
再び走り始めた車は先ほどまでの迷走からあっさりと抜け出して、本来のあるべき道へと戻る事ができて、G社長とT社員は地図のおかげだと喜んでいたけれど、俺は何やら別の原因があるような気がしてならなかった。


ってな感じのファンタジー要素がある夢でした。
なんか前座が長すぎて今一つイメージが伝わらない気がするのだが、どんなもんだろ?

天然の ガリ勉ちゃんを 見ていたら2009年09月15日 20時11分00秒

今日は長いこと悪戦苦闘を強いられていた某システムの実行環境作りが一段落したので、ここ最近としては少し早めに帰宅することができた。
帰宅時間が早いことも嬉しいが、それ以上に仕事の悩みを思い出したりして絶望感を感じると言った嫌な場面のない晴れ晴れしい気持ちと軽い足取りが何とも言えず爽快だ。
その反面で帰宅を急ぐ人々の波が随分と大きくて、歩きにくかったり臭かったりで早めの喜んでばかりも居られず、今は少し損をしたような気分で電車に揺られている。

そんな帰りの電車で教科書と辞書を広げながら、必死にノートの上でペンを走らせている高校生と思われる少女を見かけた。
もちろん電車の中に机があるわけもないので膝の上に載せた鞄を台にして、背を丸めながら試験中を思わせる勢いで何かを書き込んでいる様を見ていて「ああいうのをガリ勉と呼ぶのかな」と感心してしまった
俺の人生の中で勉強のできる人はそれなりにいたけれど、ガリ勉と呼べるほど勉強熱心な人物が居なかっただけに、何か有名人を見つけたかのような小さな感動を覚えてしまった。

問題の少女がメガネを掛けていたりや手入れの悪い髪の毛を三つ編みにしていると、わざと狙っているのかと疑いたくなるほど、見事なガリ勉スタイルでそれこそ漫画の中から飛び出してきたかのようだった。
年頃の女の子とは思えないほど、色々な部分で女性を捨てている雰囲気があって、口を開けば「勉強以外に取り柄がない」とかイイダしそうな雰囲気を漂わせていたのが何とも言えなかった。
しかし、傍目から見ている分には天然記念物を見ているような気分で見ていられるけど、自分のクラスに彼女がいたとしたら不快感を感じるかも知れないというのが冷静に見た時の正直な感想だ。

別に虐めたくなるという意味ではないのだが、何やら彼女の周りだけ異様なまでに忙しない雰囲気が漂っていて、一緒にいるだけで疲れてしまいそうな気配がして仕方がない。
恐らくは自覚などしていないと思うけど、周囲の時間を不用意に早めている感じで、そのギャップが不快感や疲労感を生じさせるのだと思う。
もちろん同じ時間を過ごせとは言わないけれど、もう少し忙しなく頑張っている雰囲気を抑え込めるようになると周囲からの印象も良くなると思う。
今のままだと「私は頑張っている。すごいんだ」と主張して回っているようなイメージを持たれる可能性があって、そうなると努力が足りないと自責の念を抱いた悪ガキが悪戯をし始めるという事態へ発展しそうな気がする。

よく虐められる方にも問題があるなんて言葉を聞いていたけど、本人が無自覚に他者へえ与えている雰囲気なんかが原因だとするなら、少し納得してしまいそうな気分だった。
もっとも被害者側にも努力する余地が有ったと言うだけで、虐めは100%の割合で加害者が悪い事は間違えない。

フラフラと 甘味を求め コンビニへ2009年09月16日 20時39分53秒

今日は天気予報で全国的に気温が上昇すると言われていて、電車やコンビニでも冷房が掛かっていたのだが、普段なら冬場でも汗を滲ませる事さえある暑がりの俺が寒いと感じるなんて異常事態に見舞われていた。
そんなわけで朝の出勤時間からして既に嫌な予感を感じていたから驚きこそしなかったけど、予想通り会社へ着いてから一気に体調が悪化してくれて、目眩がしたり寒気がしたりと散々だった。
中でも強烈な眠気と寒さが辛くて、冬場でも上着を着たままでいる事なんて滅多になのに、今日は昼食を食べた事で体温が上がっている時でさえも脱がずに過ごしていた。

更に昼食を食べてから 1時間ほどが経過した頃、消化が始まって満腹感を最も強く感じるはずの時間帯に、どういうわけか空腹感を覚えるなんて事態まで発生してくれた。
しかも、普通の空腹なら20分も放置していれば薄れていくのだけど、今日の空腹感は何時まで待っても収まることを知らなくて、耐えきれず17時になってコンビニへ買い物に出掛ける事にしたのだけど、そこで再び自分に驚かされる事となる。
何に驚いたのかというと、食べたい物を選んでいる途中で目に付く商品がどれもエクレアやシュークリームと言った苦手なはずの甘味ばかりで、自分の中に居る別人が欲しているのではないかと疑ってしまった。

以前に仕事で修羅場を迎えそうな時に糖分が足りなくなるからシュークリームなどの甘味を購入したことはあるけれど、欲したわけではなくて必要だから買ったに過ぎない。
それこそ自分から甘い物が欲しくなるなんて、大学へ入学した時分から遡ってみても記憶に見当たらず、強いていうならチーズケーキが食べたくなった事があるが、金を出してまで買おうと考えるほどの執着は持てなかった。
色々な不思議を感じながら財布との相談した末に、ジャムパンを購入して会社へ戻ったのだけど、もしかしたら最後にジャムパンを食べたのは中学の給食が最後ではないかと首を傾げていた。

会出掛ける時は首を持ち上げる程度の興味しか示していなかったG社長の飼い犬のユウ君だったけど、ビニール袋の中に食べ物が入っている事を覚えているらしく、尻尾を大きく振りながら臨戦態勢で出迎えてくれた。
もちろん無駄吠えを繰り返している彼へのお土産など用意していないし、何より俺にとって命を繋ぐ大切な食料を分け与えるつもりなど全くなかった。
むしろ飛び掛かってくる気が満々の興奮っぷりに軽く怒りを感じたため、歩み寄る途中の一歩で思い切り地面を踏み鳴らして威嚇してやると、面白いように大人しくなってくれた。
やはり俺に対して逆らってはいけない人物という認識がしっかりと染み着いているらしい効果が見えたので、少しだけ気分が良かったのだけど相変わらず未練がましい視線をビニール袋へ向けていたのが気になる。

そんなこんながあってジャムパンのカロリーを使い果たす直前で、どうにか本日分の作業を終える事ができた。
その帰り際に玄関を開けると、例によってユウ君が中へ入れて欲しそうに待ち構えていたのを見て、ちょっとした思い付きで「ガルルルル」と犬の鳴き声をまねてみたら、肩を竦ませたような縮こまり方を見せたかと思うと、逃げるように小屋の中へと入っていった。
確かに飛び掛かって来られたらスーツが汚れるので困るけど、小屋に逃げ込むほど怯えなくても良いのにと、少しだけ寂しい気がした。

頼むから 余計な事を 言わないで2009年09月17日 20時52分32秒

つい先日に何気なくつけていたテレビ番組が俺もよく知っている漫画家に密着取材をしたというドキュメンタリーが放送されていた。
その日より数日前から何度も宣伝をしていて、ちょっと見てみたいと思っていたから偶然で放送時間にチャンネルを合わせていた奇跡に軽く感動のような感情を抱いていた。
そんな期待のまなざしを向けていた矢先、冒頭部で宣伝と同じ内容が繰り返されて本編が始まろうとしたところで、現在連載中の作品に対する紹介に「最終章を突き進む」という文言で含まれていて、一気にテンションが下がってしまった。

問題の作品の連載が始まってから10年、俺は最初からずっと読み続けていたから何となく終わりそうな気配を感じていたが、まだ気持ちの良い完結を迎えられるほど完全燃焼をしていないので、もう少し頑張って欲しいと願っていた。
それなのにテレビから堂々と最終章なんて言葉が聞こえてきて、疑う余地もなく終わりが近いと告げられてしまったのだから気が抜けてしまったわけだ。
何より好きな作品が終わってしまう事実が寂しくて、見てみたいと思っていた泰仙が見られない悔しさといった色々な感情が渦巻いてきた。
そんな中で最も強く出てきた感情は余計な情報を与えてくれたテレビに対する怒りで、見てみたいとか思っていたはずなのに問題の一説が語られた瞬間にチャンネルを変えてしまっていた。

どんな物語にも必ず終わりがあるのは仕方のない事だけど、できる限り時分好みの終幕を迎えて欲しいと願うくらいの権利は読者が持っていてよいはずだ。
今回の件について、作者の過去作から考えても最終回が近いと予想していたので、事実として受け入れがたい訳はないけれど予期しないタイミングで知らされたことに怒りを覚えてしまう。
こういう風に望んでもいない情報が一方的に垂れ流されてくるマスメディアの特性は時にメリットと成り得るけれど、俺としてはデメリットと感じる場面の方が多くて、どうにも好きにはなれない。

やはりテレビなんかに期待した自分が悪いのだと諦めていたつもりだったけど、今週分の連載を読んでいると「ああ、この流れで最終回を迎えるのか」と考えてしまって、何とも言えない寂しい気分だった。
好きな作品であったからこそ自分のペースで最終回まで走っていきたかったと思う今日この頃だ。

昨夜から 不安に駆られ 潰れそう2009年09月18日 22時42分39秒

昨夜の帰宅後に仕事絡みの電話を受けるなんて緊急事態が発生してしまったため、今日は朝からドタバタと忙しくて午前中を心臓が潰れてしまいそうなプレッシャーの中で過ごしていた。
しかも、更新作業中にバックアップを取ろうとした時にコピーとカットを間違えてしまい、フォルダに付加されたアクセス権限が消えてしまって一部の機能が使用不能となる不具合が発生させてしまったから大変だった。
その不具合が発生した時に問題の機能を作成したG社長が別件の打ち合わせで外出していて電話も繋がらなかったため、何が原因なのかも分からなくて完全に頭を抱えてしまっていた。

実のところフォルダのアクセス権原画関係しているとの推測へは至っていたのだけど、通常の操作では正常に権限の変更が適用されないらしくて、修正したのに直らないから別の理由なのだと思い込んで迷走してしまった。
ここでアクセス権限の設定が正常に反映されているのかチェックしていればよかったのだけど、残り 2時間まで迫っているタイムリミットと先方が最終テストを行っている可能性を考えると焦ってしまって、冷静な判断ができなくなっていた。
ましてや、ここ数日は体調にまで影を落とすほど心理的の追い込まれていた上に、昨日の深夜に先方から痛い指摘が来ているとの連絡を受けた時にトドメを刺された感じで、今朝は出勤体制へ入れただけでも感心してしまう状態だった。

幸いにしてG社長が帰社してからアクセス権限の問題に気が付いてくれたから事なきを得たのだけど、大きなトラブルが解消された所で朝一番に連絡を取ろうとして失敗していた事実を思い出した。
問い合わせの内容が今日のプレゼンテーションに関わる場所であったため、絶対に連絡を取る必要があっただけに、一難が去った直後に冷や汗を滲ませる事態に見舞われる格好となった。
どうやら仕事にまで運気の無さが影響したらしく受話器を取る度にタイミングが悪くて、全く連絡が取れる気配がしてこなかった。
仕方がないので先方からの折り返しを頼んだのだけど、タイムリミットの20分前になっても電話が掛かってこなくて、冷や汗を額に滲ませながら祈る気持ちで電話を掛けたらようやっと繋がった。
ようやっと繋がった電話で聞いたところ、どうやら電話待ちをしている途中に 1分だけ電話が塞がっている時に折り返しの電話を入っていた事実が判明して、これ以上にない間の悪さに唖然としてしまった。

そんなわけでタイムアップの直前まで修正作業をしていたため、十分にテストができないままプレゼンテーションへ参加するため会社を出てきたから、何かトラブルが発生しそうな予感がして仕方がなかった。
しかし、実際にプレゼンテーションが始まってみると先ほどの慌ただしさから打って変わって、驚くほど順調に事が運んでくれてホッとするよりも拍子抜けしていた印象が強かった。
しかも、最終的な締め切りも 2週間ほど延長されたりと嬉しい事もあったし、頑張った甲斐があったと胸を撫で下ろしている反面で、こういう幸福が後に待っていた分だけ準備段階で苦労が重なったのではないかと妄想してしまった。

久々に 仲間が集う 秋葉原2009年09月19日 21時32分45秒

今回を利用して大学時代の同窓生を集めて京都方面への旅を企画していたのだけど、残念ながら参加人数が過半数を切ってしまったので中止することになってしまった。
日程調査の結果を見てみると初日なら余裕があるとの回答が多かったので旅行の中止を決定した日、つまり 1週間前から大急ぎで臨時の飲み会を企画してみたところ、何とか 8人の参加者が集った。
というわけで、今日は秋葉原での飲み会を開いて久々に見る顔と楽しい時間をを過ごしてきた。

今回はToda氏が強く要望してきた事を受けて、飲み会の会場に秋葉原を選択したので集合時間より 3時間ほど早く現地入りして、最近に調子が悪くなっているハードディスクを新調しようと少し店を見て回ってきた。
とは言っても、会社で使っているサーバ用24時間稼働に耐えられる高品質モデルを購入することやディスク容量も 500GB程度と決めていたので、実質的に何軒かを回って値段を比較するだけの状態で秋葉原入りをしていた。
サーバ用途となると、高品質だけに他の小電力タイプなどに比べて値段が 2倍近い上を行っていたけれど、それでも 500GBで 1万円を切っていたので、大した抵抗もなく購入することができた。

最近の価格帯を知っているG社長は「自宅用にサーバ用途の高品質を買わなくてもよいのに・・・」と苦笑していたけれど、俺が最後にハードディスクを購入した時は 500GBが 2万円を越えていたから、いきなり「安くなって 5千円を切りました」と言われても、安すぎて不安になってしまう。
何より 5年ほど前から頻繁にハードディスクが壊れたという話が聞こえてくるから、少しでも信頼性のある品を選びたいという心理が強くかった。
ましてや、高い方だと言っても自分の記憶にある値段から比べたら半値を更に下回るのだから、それならデータが丸ごと吹き飛んだ時の事を考えて可能な限り高級品を選びたいと思った。

秋葉原へ着いてからToda氏に付き合いつつ、ザッと 3店舗ほどを見て回ってみたら、表示価格が最も安かった店は品切れとなっていて悔しい思いをした。
ところが、その次に安かった店でタイムセールスが行われていて、表示カカから更に6%引きなんて素晴らしいイベントが発生していて、最終的に最安値で購入することができた。
嬉しいと感じる反面で今日の幸運のしっぺ返しが明日からスタートさせる予定のハードディスクの交換作業に影を落としやしないかと不安になってしまう。
もしかしたら残りの連休を全て食い潰すような大きなトラブルが起きるのではないかと、想像し始めると何処までも落ち込んでしまいそうだったけど、今日は幸いにして飲み会で騒いできたので気分が良くて、気が滅入るほど考え込まずに済んでいる。

その飲み会の方は珍しいこともあるものだと首を捻ってしまうほど飲み食いのペースが振るわなくて、普段なら 3時間でも足りないくらいなのに 2時間が過ぎた辺りで 2次会の話が出始めていた。
今までになかった事だから正直なところ驚いたけど、盛り上がりに欠けていたわけでもないので、大して気にせず帰ってきた。
俺としては飲み会の席でブログに使えるようなネタを回収できなかったのが悲しいけれど、代わりとなる買い物の話があったから良しとしよう。

久々に馴染みの仲間を集めてみると、やはり大学時代が最も楽しく毎日を過ごせていたのだと再認識させられると同時に、このメンバーで旅行へ行けなかった事が残念で仕方がなかった。
この不景気の中でも忙しくできるというのは良いことかも知れないが、来年こそ皆でワイワイと夜中まで騒いでみたいと強く感じた。