気懸かりを 背負いながらも イベントへ2009年09月01日 20時45分21秒

今日から 3日間は情報技術者向けのカンファレンスへ参加する予定となっているのだけど、昨日の帰り際に入った電話の件が気になって何とも言えない重圧が感じられて今一つ楽しめていない。
しかも、土日で抜け切らなかった疲労に加えて、会場内が微妙に暑くて軽く脱水症状を引き起こしてくれたので、酷い眠気に襲われて話に集中できない場面が続いたりと散々だった。
水分のことはしっかりと準備をしなかった自分も悪いのだけど、去年に同じイベントへ参加した時に無料で飲料水が配られていたから、今回もあると期待していたのがはずれた結果だったりする。

それに会場も都内の大学キャンパスから横浜と遠く離れてしまって、自宅から片道 2時間も掛かるため、移動だけでも一苦労で暇潰しに持ってきたコミック 3冊をあっさりと読み切ってしまった。
その割に最後のセッションが17時50分から開始されるスケジュールだから、帰宅時刻は残業をしたときと大差のない遅さになる。
この辺の事情を考えると疲れてきてしまうが、やはり実績のある方々の話を聞ける機会なんて早々ないし、実に為となるセッションがあったから損をした気分ではない。
もっとも 4戦 2敗という成績だったのが残念なところだけど、当たりだった方がかなり良かったから総合評価では十分にプラスだったと感じている。

それにしてもこの手のイベントは聴講するセッションによって当たり外れが激しいのはどうにかならないのだろうか。
今日のスケジュールで大きな空き時間があるからと、気紛れで入ってみた予定外のセッションが特に酷くて、自社のシステムを宣伝に終始して、タイトルに掲げていた内容が微塵も語られることなく終わってしまった。
もちろん予定外というか、事前に調べた時に怪しい雰囲気がするからとはずしたセッションだったから期待はしていなかったけれど、あそこまで酷いと聞かなければ良かったと後悔してしまう。
とりあえず受講者向けのアンケートに不満を書き連ねてきたけれど、机がなかったから軽く暗号のような文字になっていたから、気持ちが伝わるかどうか非常に怪しいところだ。


実のところ眠気やハズレを引いてしまった事よりも昼食で苦労させられて、見える建物はどれも首が痛くなる程に高いビルばかりだけあって、松屋のような安い飯屋がなくて暑い日差しの下を探し回ってしまった。
幸いにして心地よい海風が吹いていたから生きて帰ってこられたけれど、コンビニでパンを買ってくるのが精一杯で、何とも味気ないというか物足りない昼食となってしまった。
しかも、これが明日と明後日も続いてしまうので何か対策を取りたいのだが、どうにもならなそうな予感がする。

俺は建造物に対する興味が全くないから実感がないのだけど、横浜は観光地らしくて駅から会場へ向かう途中に観光バスを 3台も目撃した。
その中の 1台に外国人観光客を乗せていて、ちょうどランドマークタワーの前で記念撮影なんてやっていたのだけど、俺は彼らの行動を見て始めて有名な高層ビルであることに気が付いたというレベルだった。
明日に余裕が在れば軽く写真でも撮ってこようと思うけれど、個人的に心の引かれる風景がなかったから忘れるかも知れない。