気が付けば 考えないで 探してた2009年09月06日 20時59分24秒

金曜の朝から右手に腱鞘炎と思しき鈍痛が出始めたのだが、親指に痛みが集中するという珍しい格好の症状が現れたため対処に困ってしまった。
取りあえず、悪化を防ぐためにサポーターを巻いてやると携帯のキーボードでブログの記事を入力する程度の作業なら痛みを感じなくなったので、そのまま様子を見続ける事にした。
土曜の朝には殆ど痛みを感じなくなっていて、日常生活で痛みを感じる事がなかったのですっかり腱鞘炎が出ていることを忘れて、長々とコントローラを握り続けたら親指に違和感が出始めたかと思った直後から痛み出してきた。

再発した腱鞘炎の痛みは前回よりも数段上を行っていて、鈍痛と呼ばれるレベルながらも下手に酷使し続ければ動かせないほどに悪化する危険性を十分に感じさせた。
そのため親指を封印して人差し指と中指で代用を試みてみたものの、普通に攻撃ボタンを押すだけなら何とかなるけれど、回復アイテムの使用といった変則的に発生する操作は遅れがちとなってしまった。
随分と苦労させられたけれど痛めたのが方向操作を行う左手でなかったのが責めても救いだと思いながら、少しでも治りが早くなるように湿布を貼ってから寝てみたのだが、今日は朝から親指に痛みがあってガッカリだった。

試しに PSPゲームソフト「初音ミク -Porject DIVA-」をプレイしてみるも 1曲の半分くらいで痛みが出始めた上に、所々でボタンを押し損ねるという有り様だった。
というわけで、今日はゲームもできない休日となってしまったため、以前から暖めていた Flashゲームの制作作業を進めることにしたのだけど、初っ端から詰まってしまって軽く涙目になってしまった。
しかも、今回もまた俺のプログラミングが悪かったのではなくて、開発環境が抱えるバグのような現象だったから事を理解した直後に苦悩し続けた 2時間が何だったのかと脱力してしまって立ち直れなかった。
どうやら 8月からプログラミング関係の厄日が延々と続いているようで、気晴らしのつもりで始めた捜索活動でも挫折感を味わう羽目になろうとは正しく本末転倒だ。

しかし、キーボード入力を検知するというゲームに於ける基本事項で煮詰まってしまった時は才能がないのかと本気で自信を無くしてしまいそうだった。
今の時点でも最初に見付けた疑問点をしっかりと整理していれば 2時間も苦悩せずとも実行環境の問題だと気が付けていたはずだから、現状の能力低下を否定する事はできないと思っている。
このところ訳の分からない現象に悩まされ続けて、理解不能な不具合が出ると逃げるように検索サイトを漁りにいく癖が付いてしまって、自分で考察しなくなっている事が原因かも知れない。

確かにネット上に転がっている情報を拾い集めることで、多くの問題は解決する事ができるけれど、小さな問題は割愛されている事が多いから自分で考えることを放棄して良いはずがない。
初めて使用する言語で知識ベースが足りないとか事情があるのならまだしも、ある程度まで使いこなしているActionScriptで逃げに走るとは我ながら情けない。
今日の経験は踏み台にして、少し自分のプログラミングのスタイルを見直そうと思う今日この頃、何だから何処かの研修へ行って帰ってきたかのような反省だらけの休日が終わっていく。